食い違いがアンジャッシュ

ある日の夜勤…

ばば：
「じぇんこ稼げる仕事っこあるか？」

井上：
「どうしたの？いきなり！？」

ばば：
「まず、まずよ。おれもあんたらみたく頑張ってじぇんこ稼がねばなって思って」

井上：
「んですか。なんだかわからないけどまずなんの仕事してみます？」

ばば：
「んーおれしゃ考えているのはカボチャ高く売れねかな〜と思って・・・」

井上：
「カボチャ、良いんですね。なんぼで売ります？」

ばば：
「1000円だな。おっきいの」

ひと通り話した後に、なんとなく・・・

井上：
「株はどうですか？株」

ばば：
「蕪？そいたば昔やった。蕪」

井上：
「えっ！？本当に？んで、どうでした？」

ばば：
「まずまずだったな。俺は蕪はうまいのよ〜」

井上：
「すごい、初耳です。どの株が得意なんですか？」

ばば：
「そいだば、でけぇかぶだ」

井上：
「でけぇかぶ？」

ばば：
「んだよ。おっきいかぶだったい、うめぇぞ〜」

井上：
「ん？うめぇぞ・・・・？まさか」

井上：
「それって畑の蕪か！？」

ばば：
「んだ！他にあらったか！？」

爆笑だったのはいうまでもない。食い違いがアンジャッシュ