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人生リスタートできた!自己破産体験記
「毎月の返済が苦しすぎるけど、自己破産だけは避けたい」
「自己破産なんて、世間に顔向けできなくなるんじゃないか」
そんな不安を抱えながらも
借金をどうすることもできずに、悩んでいませんか?
どうにもならない状況に、耐えていませんか?
「自己破産」に、間違ったイメージを持っているからかもしれません。
自己破産って、世間的には
“人生の終わり”
みたいに言われることが、多いですよね。
でも実際は、借金から解放されて人生をリスタートできる制度なんです。
これを正しく理解するだけで、心がスッと軽くなるかもしれません。
じゃあ、どうすれば自己破産の不安を乗り越えられるのか?
そのためには、
・自己破産って、実際どういう流れなのか
・どれくらいお金がかかるのか
・そして、手続き後にどんな生活が待っているのか
これを知ることが、大事なんです。
知識があれば、変な思い込みや不安に振り回されなくなりますからね。
でも正直、リアルな自己破産の話って、なかなか聞けないですよね?
ネットに載っている情報は、薄っぺらいものばかり。
具体的な話はほとんど見つからないし、身近な人には相談しづらい…
そんな人が多いと思います。
だからこそ、私の実体験を全部お話しすることにしました。
30代で600万円の借金を抱え、自己破産を経験した私だからこそ話せることがあります。
この記事では、以下のような内容を詳しくお伝えします。
自己破産を決断するまでに感じた不安と、どうやってその迷いを乗り越えたのか
手続きの具体的な流れや費用、どれくらいの期間がかかったのか
自己破産後の生活が実際にどう変わったのか
借金のプレッシャーから解放されるために、今できる具体的な一歩
この記事は、かなりプライバシーに踏み込んだ赤裸々な内容になっています。
そのため有料にさせてもらいましたが、これまでの私の経験を、詰め込んでいます。
もしこの記事を読んで、少しでも気持ちが楽になったり、新しい一歩を踏み出す勇気を持てたら、それだけで嬉しいです。
ぜひ、自分の人生を取り戻すためのヒントにしてくださいね!
それでは、本題に入ります。
借金のきっかけは、投資詐欺
2016年。
無料の異業種交流会で知り合った人から、ある会社の投資を紹介されました。
その会社に投資することで、毎月分配金がもらえるというのです。
カードローンで借金をして投資をする
↓
毎月もらえる分配金で返済をまかなう
↓
それでも分配金が手元に残る
↓
資産が増えていく
という説明でした。
その頃の私は、お金がほしくてほしくて、楽して稼ぐことに執着していました。
「これで人生を変えられるかもしれない」と思い、7社から500万円を借りて投資しました。
結果…最初の2ヶ月だけは約束通り、分配金が支払われました。
でも、それ以降は一切支払いがストップしました。
その会社は「いつか必ず会社を立て直して、お支払いします」の一点張り。
「いつか」なんて、永遠に来ないんですけどね。
いわゆる、「ポンジスキーム」の詐欺に見事に引っかかりました。
詳細は、こちらの記事にまとめています。
毎月10万円以上の返済額だけが残りました。
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会社員の給料だけでは、生活費で精一杯。
返済どころではありません。
私は、すぐに返済を投げ出してしまいました。
借金を放置したままの4年間
返済をやめると、
貸金業者から毎日のように電話がかかってきたり、
一括請求などの封書が届いたりするようになりました。
私が借金していたのは、闇金ではなく、大手銀行などのちゃんとした会社のカードローン。
そして、アイ○ルやア○ムの消費者金融。
ドラマでよく見るような、脅しや、家まで来てドアを叩いて取り立ててくる…
なんてことは、起こりませんでした。
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そしてそのうち、裁判所から訴状の通知も届くようになりました。
怖くて、すべて無視していました。
それでも、日常生活そのものにはあまり影響が出ませんでした。
なぜか強制執行等もなく、そのまま変わらない生活ができていたのです…。
でも、借金を抱えたままでは、人生が前に進みません。
新しいことに挑戦しようにも不安がつきまとい、ただ年を重ねるだけの毎日が続きました。
未来に対する希望も持てず、どんどん自己嫌悪に陥っていきました。
自己破産を決意するまでの道のり
初めての弁護士相談
2017年、知り合いの弁護士に相談をしました。
地元の個人事務所をかまえた弁護士です。
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債務整理には、
任意整理
個人再生
そして自己破産があります。
その時弁護士には「この借金の金額なら、自己破産だろうねぇ」と言われました。
でも、私はすぐに手続きを進めることができませんでした。
「自己破産には、最低でも20万円の費用が必要」という話をされたのです。
当時の私は貯金がほとんどなかった。
すぐに弁護士に自己破産のお願いをすることが、できませんでした。
そこで、「法テラス」という弁護士費用を分割で支払える制度を調べました。
法テラスの利用条件は、世帯人数や住んでいる地域によって異なります。
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私は恋人と暮らしていたため、2人暮らしで収入基準が251,000円。
2人の収入で251,000円は超えていたため、法テラスは利用できませんでした。
借金で苦しい状況にあるのに、お金がないと手続きすら進められない。
という現実に、自己嫌悪で精神的に追い詰められました…。
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でも、お金の貯め方もわからない。
ただ時だけが過ぎていきました。
コロナ禍で自己破産を決断
そんな中で迎えた、2020年。
コロナ禍の影響をモロに受け、仕事がなくなりました。
そして私は、そのおかげで(?)国からの給付金をもらうことができました。
約100万円。
思いもよらない形で、ようやくまとまったお金を手にすることができました。
これで、破産手続きを進められます。
でも、実際に行動に移すには勇気が必要でした。
「借金を4年間放置してきた」
という現実に、向き合うことがなかなかできず…
そこから、さらに2年が経過してしまいました。
年齢も30代半ばに差し掛かり、
「今後結婚とかするなら、このままでは本当にダメだ」
と、やっと意を決しました。
未払いの利息もあり、借金は600万円近くまで膨れ上がっていました。
前回一度相談した弁護士ではなく、同じ詐欺被害に遭った知人から紹介された弁護士に相談して、自己破産の手続きを始めました。
それも、地元の個人事務所をかまえた弁護士でした。
自己破産手続きの流れ
自己破産の手続きは、以下のように進みました。
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