きっと、ぎゅっと

例えば、意味もなく泣き出したくなる
…そんな寂しい夜に。
何も言わず
ぎゅっと抱きしめてくれる人さえいたら
私たちはもっと気軽に
もっと落ち着いて生きれたのかも、
なんてことを考えたりして。

それくらいに、ひとって壊れやすい
同様に守ってくれる人さえ
隣でわかってくれる人さえいてくれたら
どこまでだって強く生きていける。

かつての私を
家族より友達より近い距離で
ずっと認めててくれたあの人のように
私も誰かにとっての
あの人になれたらいいのにね

そっと、ぎゅっと
それだけでも
なんとか、かんとか
生き抜いて行けるような気がする。