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糖尿発覚~「合併症」とおまけつきの巻
私には糖尿病以外に「合併症」と合わせておまけがついてきた。
糖尿病でよく言われる様な神経障害や網膜症、糖尿病腎症といったものは見つからなかったのですが、糖尿が引き金で罹ったものがあります。
【腸腰筋膿瘍&腎膿瘍】
あまり聞きなれないものですが、腰椎と大腿骨を結んでいる筋肉が「腸腰筋(ちょうようきん)」といい、この筋肉と周辺臓器の隙間に膿が出来るものだそう。
私の場合は腎臓の表面も膿に浸っていた様で、合わせて腎膿瘍も併発。
謎の微熱続きと左股関節の強烈な痛みは、この2つの膿瘍から起きていたものと後で知りました。
治療法は、ドレーン(管)で膿を外に出す以外に1日4回の抗生剤の点滴でした。
原因① 歯周病
ぐらついてる歯🦷があったのも事実で、股関節が痛み始めた頃に歯茎がめちゃくちゃ腫れたのを記憶しています。
そもそも歯茎の質がいい方ではないのですが、高血糖が歯周病を加速させた模様。
入院中に歯科に罹り、原因箇所の抜歯をしました。
原因② 栄養不足
明らかに食べられなくなった時期があったので納得!
意識が戻って翌日あたりから首筋近くに固定されていた点滴を外し「食事」から栄養を摂る事になりました。
救急の担当医師から「治りたかったら、しっかり食べる様に!」といわれたのを鮮明に覚えています。
回復食故に味がほぼせず、初めの食事は全く喉を通らなかった。
完食出来る様になったのは、確か3食めあたりからだったと思います。
今、自分が出来る事は「食べて、身体に栄養を与えること」と考え、わずかに感じる塩味を見つけながら、退院まで残さず食べました。
おかげで今では薄味でも全く問題なく食べられます✨
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腸腰筋膿瘍は色々調べてみるとあまり症例もなく、合わせて高齢者が罹った学術ばかりでした。
まぁ・・・弱ってた。
いや、自ら身体を痛めつけていたなと、自分の愚かさに反省と「これから」を強く考える様になりました。
さて、これらの合併症でも大打撃なのに、合わせ「おまけ」があるんです!
その名も「床ずれちゃん」
左股関節が痛み出した時期から庇う様に右側を下にして横たわっておりました。
したらば右側の床に当たる部分、鼠径部の先端というのだろうか、500円玉サイズの床ずれが出来ていたのです😳
床ずれの存在を知ったのは、意識も戻った後、割と早い段階で少しずつ起き上がるというリハビリを始めた頃でした。
身体を拭き、着替えの際に床ずれチェックとケアが成されるのですが、初めて担当してくれる看護師さん(時間帯で変わる)に毎度「気づいてなかったの?」と聞かれる始末。
凝視したのは一般病棟に移ってシャワーを浴びれる様になってからですが、左にドレーン右には床ずれと、寝返りするのもままならない状態。
意識が戻ってICUからHCUへ移るまで5日程度でしたが、睡眠薬を使うのもアリの選択でしたが、これ以上薬を使うのが嫌で、あれこれ寝る体勢を考えたのでした。