本当の成長

こんにちは!ユカリです。
この4月でいまのヨガスタジオに通い始めて、ちょうど2年が経ちました✨
だいたい週3回ほどのペースで続けています。

去年の8月には「RYT200」という
世界で一番メジャーなヨガ資格を取りました。

生活の中にヨガを取り入れてから

・なにがどう変化したのか
・どんなことを学んだのか

これからこの内容の記事を書いていこうと思っています💡

今日は第一回の記事なので、
私の過去の話や伝えたいことなども含め、ざざっと書いています。
まだまだ学びの途中ですが、
いまの私が経験、体感したことをお伝えします😽
新しい発見になったり、ヨガに興味を持っていただけたら嬉しいです😊

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1.見た目

分かりやすいのは見た目の変化です。
筋肉量が増え、全体的に引き締まりました。
帰省したとき母に

お尻の形がよくなった!
のぺっとしてたのに!何したの!😲

と驚かれるほど 笑
あと、元々O脚でしたがそれも改善されました。

2.姿勢

ヨガをしているときだけでなく、
普段の生活の中でも体の使い方を意識するようになりました。

立つ、座る、歩く、といった無意識にしていた動作でも
体幹、インナーマッスルを意識的に使うようになり、
姿勢や歩き方も少しづつですが、よくなった思います。
単純に筋肉がついたからよくなったのもあると思います。

3.柔軟性

ヨガをしているときは、自分の体全体を一つのもの意識して
深く呼吸をして体を動かし、気持ちよく伸び上がります。
リラックスして気持ちがいいですし、柔軟性ももちろん高まりました。

4.成長

ご存知の通り、ヨガの基本的なポーズは決まっています。
なので同じポースを練習することが多いです。

初めてレッスンを受けたときは全くできなかったポーズも
繰り返すことでできるようになりました。
それは単純に嬉しいですし、楽しいです😊
最初はひどい筋肉痛にもなっていましたが、それも少なくなってきました。

同じポーズでも感覚はその時によって変わります。
少しの意識の違いで使う筋肉を変えたり、
その日の状態をみたりと繊細になりました。
感覚に集中しながら練習していると、その時々で新しい発見があります。

大人になっても自分が「成長している」「変化している」と感じます😊

まとめ

もうまとめです。笑
ヨガで得られたことを書き出すのは難しいですね😅

ヨガは柔軟性と筋力、両方使います。
実感として言えるのは「体を使いやすくなった」ということです。

痩せる、筋肉つける、柔軟性を高める。
もちろんその効果は得られますが、
だからヨガをする、というのは少し違います。

ヨガをする目的

心の移り変わりを見る時間
体に意識を向けて感じる時間
静かに呼吸する時間

それを自分に与えてあげるため。
だからヨガを続けています。

こないだ先生がクラスで言ってました
「ヨガは幸せになるためにする」

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そもそもヨーガとは?

ヨガは、インド、サンスクリット語で正式には「ヨーガ」といいます。
直訳はできませんが、統合、結合、(繋ぐ)を意味するものとされています。

私たちが言う一般的な「ヨガ」とは「アーサナ」というポーズをとるエクササイズのことをいいますが、
元来の「ヨーガ」とはインダス文明まで遡る、インドの歴史と哲学へも繋がる膨大な教えです。

詳しく知りたい方はwikiをご参考に。
きちんと学ぶにはヨーガ哲学の先生に従事することをおすすめします。

ヨガの恩恵

そんな壮大なものの恩恵がどうこう言えませんが、
いま私が感じていることをお伝えします。

そもそも私たちは、意識的に呼吸をしたり、心臓を動かしたり、傷を治したりしていません。
「時間」の流れとともに、自動で、勝手になされることです。
植物が「時間」をかけなければ、実らないのと同じく
「時間」が止まっていれば、なにも起こりません。
それは死んでいるということです。

私たちに与えられたものすべてが「時間」を軸にしていて、
「時間」があるからすべてを受け取ることができます。
生きている限り、いいことでも悪いことでも、その恩恵を受けます。

その「時間」を使って、自分の本拠地であるこの体に意識を向けることは
最高の贅沢だと思います。
意識と体が強くコネクトすることができれば、
どこでどんな経験をしていても、ゆらぐことはありません。

自分は自分であるということ

ここでちょっと小話です。
数年前に海外旅行に行ったときのこと。
物価の安い地域で、少し豪華なホテルに泊まりました。
プール付きで、ブッフェ式の豪華な朝食、広い客室。

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観光地へ向かう前、広々としたロビーで大きな鏡に映る自分の姿に気付きました。
そこには、「いつもの」自分が立っていました。

毎日起きて、同じ場所に通って、家に帰って寝る。
そんないつもとなにも変わない自分。
遠い場所へ来て、特別な時間を過ごしても、私は私のままです。
贅沢なことをして、すごい自分になったつもりだったのでしょうか。
自分は自分なんだ。ということを知りました。

外側(お金、名声、環境など)を変えても、内側(自己評価、人の目への反応など)が変わらなければ、感覚は変わりません。

レッスンを受けている人々

ヨーガは、運動しよう!どっちがすごいか競い合おう!
といったスポーツではなく、
自分が自分を知るためのツールです。

しかし、スタジオでレッスンを受けているとき

「できる人って思われたい」
「みんなやってるから、私もできなきゃ恥ずかしい!」
「あの人より私のができてる!ふふん!」
「できなきゃだめ、だって先生がそのポーズをしてって言ってるから!」

こーんな声を自分にかけている人が多いと思います。
意識は他人に向いていて、自分に無理をさせてしまっています。
それどころか、頑張りすぎてることに気づいてない場合もあります。

実は、かつての私はそうでした。
「なんでこんなことしなきゃいけないの!」
と、心の中で先生を恨んだりしてました笑
それを自分にさせてるのは自分自身ということも分かっていませんでした。

呼吸の浅さと見渡す視線。不自然な体。
端からみれば、その人の心がどこにあるのかよく見えます。

ポーズができる自分になることでは重要ではありません。
今の自分の体に集中することが重要です。
できない自分がだめではないんです。
むしろその時は「できない自分でいる」ことが重要です。
それが目的です。

これはクラスでの出来事ですが、普段の生活でも同じことが言えます。

日常生活でも

体裁や立場を気にして、言いたいこと言えない。
本当はしんどいし辛いけど、認められたいから無理しても頑張る。
会社、家族、友達などの人間関係の中で、どれだけ自分の体と心に繊細な感覚をもって、自分を見れているでしょうか。
心の声、無視し続けていませんか?

ポーズを通して、自分に許可する練習を細かくすることができます。
もちろん自分を追い込むこともできます。
すべて、その人の判断に委ねられます。

今日も私はレッスンを休む選択をしました。
毎回決まった曜日、時間のレッスンを受けますが、
生理のときや、体に痛みがあるとき、なんとなく気分じゃないとき、
休む選択をすることを許可しています。

毎週3回絶対いかなきゃ!!
ってなった時点で、それはもうヨガでありません。

心のメッセージ

あなたはとても素敵だし、いつもがんばっててすごいです。
あなたは素晴らしい人です。信じてください。
あなたはいつも正しいことをしています。
あなたはとても魅力的で、どんなことをしてても可愛いです。
わたしはあなたが大好きです。

この言葉は、あなた自身の中にいつもあることばです。
それに反したことをするときに、人は嫌な気分になります。
あなた自身が自分を否定するからです。

あなたの体に心に集中して聞いてあげてください。
本当は、なにがいい?本当は、どうがいい?
その答えがどんなにしょーもなくてもいいんです。
実際やらなくても大丈夫。何を言っているか聞いてほしいです。
その意識でいると、だんだん自分の本当の声が聞こえてきます。

ループから抜け出したきっかけ

かつての私は、自分の心の声を無視し続けていました。

はじめて就職した会社が厳しく、
毎日15時間働き、半年で8キロ太り、脳は常に疲れていました。
なにもせずにトイレで涙が溢れ、トイレを出たら1秒で止められました。
上司の暴言で、自分には価値がない、消えたいと思ってました。

そんなとき、母から言われました。

アドバイスやサポートはできるけど、助けてはあげられない。
自分を助けられるのは、自分だけ。
自分を助けてあげなさい。


その時は
「無理ー!」って思いました、ってか言いました笑
自分の夢と体裁、いままで守ってきたものを崩したくなかったです。

でも少し経ってから、退職することを決めました。

伝えたいこと

いまの環境、状況を変えることは難しいですよね。
でも、少しの勇気、少しの承認、
ちょっとずつ、ちょっとずつ。
進んでなくてもいいんです。
自分ができる最大限、自分を甘やかす。

いつでも「できること」を求められてきました。
テストでいい点をとる。いい学校に入る。いい会社に入る。
大会で記録を出す。強いクラブに勝つ。
人に親切にする。親孝行する。だれかの役に立つ。

踏ん張らないと、頑張らないと、こういう人でいないと。
そうやって、自分を閉じ込めているのは自分自身です。

だれもあなたが自由になることを止めません。
本当の意味で止めることができるのはあなただけです。

少しでいいから、いま、ほっとできることを選択しましょう。
自分で自分に優しくすることを決めましょう。

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改めて、ヨガをすること

自分を理解すること。自分が自分になるということ。
私にとって、そのことに触れられるのがヨガです。
ヨガというツールを通して、自分をみます。
こんな教科書みたいに、うまくはできていないけど笑
とにかく、ヨガの時間が私にはとても大切です。

最後に

よく「人を変えようとせずに、自分が変わった方が楽」と聞きます。
でも、それを言っていいのは、自分に対してだけです。
他人から言われると、自分を変えようとしている他人がいるからです。

でも、教えを受け取るという選択をすることはできます。

この記事の感じ方は人それぞれですし、
何か受け取るのか、受け取らないのかすべては読者に委ねられています。

この地が不動なように、時間の流れが操作できないように、
あなた以外のもの、ことは、あなたには変えられません。
あなたが変えられる唯一のものは「あなた自身」だけです。

唯一無二のあなたを、最大限に、優しくしてあげましょう。


ユカリ


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