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【季節のもの】柿、収穫終わる。

庭の柿の木。
今年はおおよそ
100個くらい実ったと思われ。
過去最大に
友人知人達にお配りできました。
喜んでいただけそうな方々にだけ、お声掛けして、
お休みの日に柿もぎのお手伝いから来ていただいたり、
多めに収穫した分を
常連のご近所さんへお届けしたり。

渋柿、熟熟系の柿が得意ではなかった私。
去年模索した成果もあって、
お配りする方々へ、どうやって加工して食べるかを
お知らせできるようになったのも大進歩!

干し柿、スライスして干し野菜みたいに天日干しする、追熟させてジュレみたいにそのまま食べる、追熟したのをレンチンで水分飛ばしていき、ペースト状にしてお菓子(スイートポテトやパウンドケーキの甘味として)に加工するなど。
自然の濃厚な甘さが素晴らしい柿なんだなって感じてます。

元は、祖母が叔母達と共に、縁側で食べてた柿の種をぺいっと外に放って勝手に生えてきたようなものらしいです。記憶力のよい叔母が話しているから、確かな話。

それを母が受け継ぎ、毎年楽しく、父と声を掛け合いながらせっせと収穫しては、故郷の叔母達に即日梱包して送ってあげていました。叔母達も大喜び。

でも年月は経って、その叔母達も来世へ旅立ち、うちの家族ではこの柿の木との付き合いをどうしたら良いか、季節の悩みにもなっていた近年。一番柿好きだった母の不在が大きくて、潔癖症気味な父は「落ちた柿の掃除が大変で嫌だから、実がならないように初夏の剪定で園芸屋さんに枝を落としてもらう!!!」と言い張っては、何年かは残念な実りの無い秋を迎えたりもしていました。

ところが今年。
まぁ、剪定の時期に私がちょうど臨月だったことも幸い?してか、「秋に楽しみにしている友達家族もいるから、お願いだから枝を残して欲しい」と父にお願いしたのが聞き入られたんですよね。臨月マジック!?

おかげで、私は友人知人達に柿もぎのお誘いができたし、収穫の和気藹々とした楽しい時間を過ごせたし、その柿を加工していく楽しみも得られたし。おそらく関わってくださった皆さんにwin-winだったと思うんです。

柿もぎしながら、父は高枝切り鋏を操りつつ、なんだかんだ楽しそうでした。きっと母もその姿を見てホッとしてくれてるだろうなと思います。

10月1か月かけて楽しんだ柿もぎ。今日全て取り切りました。本当に清々しいまでに、無駄なく。父、満足気でした。

あとは私が
おやつやお酒のアテになりそうなスライス干し柿を天日干し生産していって、好きそうな人にこちょこちょお裾分けしていったら、師走になることでしょう。

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