【小説(?)】仲良くしていたグループがサイコパスのグループでした⁉
1,(プロローグ)サイコパス診断やってみた
私、莉緒。中二。私の学校は、持ち上がり制で、クラスが変わる事が無く、皆が皆幼馴染みたいなクラスだ。
そして私には、仲のいい子たちがいる。名前は瑠璃、奈央、愛菜。私はこのグループをまとめている。
~休み時間~
「ねぇ、今日何した~?」
と瑠璃が質問した。奈央は
「なんもしてない~。」
と笑って言った。愛菜は
「なにもしてない~。」
といった。私は
「今日何したっけ?」
と忘れていた。瑠璃は
「なんで質問になってんの~?」
と笑いながら言った。そして話題が終わり、私が言った。
「サイコパス診断しない?」
三人の反応はそれぞれだった。瑠璃は考え込んでいるようで、奈央は楽しそうと目を輝かせていて、愛菜は何も考えてないようだった。けど最後には
「いいよ!」
とみんな言ってくれた。
「自動販売機で飲み物を買おうと思ったあなた。
自動販売機に並ぶペットボトルにはどれもラベルがついていません。
いろいろな色の飲み物が並んでいますが、味のわからないものばかり。
さあ、あなたはどんな色の飲み物を買いますか?
あまり考え込まず、パッと思いついた色を覚えてください。
どんな色の飲み物にするか決まりましたか?
この心理テストはFBIでも実施されている診断テストです。
この診断であなたの「人を疑う心」がわかります。」
と私は言った。みんなの答えは
「「「透明」」」
だった。あわわわわわわ。もしかしてヤバい?
私は困った。どのサイコパス診断をしても、みんなの回答はサイコパスだった。私がそのことを伝えると、みんなは
「わ~!みんな一緒だ~!」
といった。その日から私はサイコパスを演じることにした。仲間外れにされるのは嫌だし、鬼ごっこの時にやったりしない?捕まってないけど捕まったっていうこと。
「莉緒は何色にしたの?」
と愛菜は能天気に聞いてきた。
「私?えっと私はね~、私も透明!」
と私は言った。三人は笑って
「ウソ~!みんな一緒じゃ~ん!」
といった。バレてないよね?
2,馬鹿にしないで!
あれから、一週間が経った。興味本位でサイコパス診断をやったのに、まさか、こんなことになるなんて。このグループでいる時は生きた心地がしない。かと言って、教室を見渡せば、既にグループが出来てい、とても「入れて」なんて言える雰囲気じゃない。それに、
「あら?サイコパスグルじゃない。」
とクラスの女王、芽衣。
何故私たちがサイコパス(私は違うけど!)って事がばれているか。
それは、芽衣がサイコパス診断をした翌日に、サイコパス診断をやろうと言ったからだ。それで、バレておしまいっていう。その日から、芽衣は私たちのグループを目の敵にしている。だから、私がいれてなんて言っても、入れてくれないだろう。
人と違うければ、差別される。これは、当然の事だ。って、何故か納得してしまう自分がいるというのが不服なのは、おかしいことなのか。
「何?芽衣。」
と私は言った。だって私は、このグループのリーダーなんだもの、しっかりしなくちゃ。
「何じゃないわよ!なんで、あんたは平気─────────────────いえ。莉緒。あんた達ってホントに犯罪者集団の匂いがするわ。」
と芽衣。昔はこんなこと、言う子じゃなかったのに。
小学五年生くらいまでは、私と芽衣は仲が良かった。親友だった。でも、六年生になって、所属するグループが変わると、話すこともなくなっていった。
「そんなこと芽衣に言われる筋合いはないからっ!」
私、自分がリーダーだからって、気を張っていたけど。生きた心地が無いとも言ったけど。でもね。でも、これだけは言える。
「サイコパスだとかそうじゃないとかで決めつけんな!自分が好きだと思えばそれでいい!でも、勝手に悪口とかいうな・・・・・・。ばぁぁか!」
私はぜぇ、ぜぇ、と息をついた。
「莉緒。あんた、とんでもなく口、悪くなったね。」
と芽衣は言った。
「それが何よ?そもそも嫌いなんだったら関わんなっ!」
私は荒立つ声を抑えた。芽衣は
「あっそ。どうなっても知らないから。」
と言って辺りを見渡した。
「みんなぁ!莉緒ってぇ、おかしいよねぇ?」
と芽衣は言った。芽衣の必殺!無言の圧!これに逆らったらシカト決定という意味だ。
「そそそ、そうだねぇ。」
と空気を読んだクラスの人。芽衣は
「だって。莉緒、あんたたちのグループが永遠に破滅することを願っているわ。」
と言った。永遠に破滅って変なの。
3,リーダー変更⁉
「「「ごめんなさいっ!」」」
と私以外の三人は突然、私達のグループの中で言った。
「え?どうしたの?」
と私はいまいち状況がつかめないまま、言った。奈央が言った。
「私、見ちゃったの。莉緒が、芽衣に絡まれているところ。」
⁉
「来てなかったから、聞いてないと思ってた。」
と私はゆっくりと息を吐いて言った。
「ごめんね。盗み聞きするつもりはなかったんだけど、聞こえちゃったもんで。そこで、話があるの。」
と奈央は言って、
「私がリーダーになる。」
と続けた。突然だった。
「なんで?」
そう私が聞いてしまうのも、当然の事だった。
「私がリーダーの方が、このグループが盛り上がるでしょ?」
自分勝手すぎる意見に、私は苦笑してしまった。自己中心的。それは、サイコパスの特徴でもあった。それが、私が芽衣に絡まれたのと、何か関係あるかな?
「ねぇ、二人は、同意見なの?」
と私は聞いた。
「「そうよ。」」
と瑠璃と愛菜。
「いままで、私がリーダーとしてしっかり、皆を守って来たのに?」
と私は嘘と言ってくれ!と、願った。
「それがダメなの!莉緒が一人で全部、抱え込んじゃうからダメなの!莉緒、相談してよ・・・・・・。」
そういう愛菜は今にも泣きだしそうだった。
「私の、こういう所が、ダメ・・・・・・?」
と私は聞き返した。瑠璃は
「一人で抱え込まないでって事。私達は、莉緒のリーダーの一面に助けられてる。でもっ!それでもだよ?私たちはリーダーメンバー以前にクラスメイトなんだよ?相談してよっ!」
とまくしたてた。私はその強い口調に気圧された。クラスメイト。。。友達じゃ、無いんだ。
「あのね、莉緒。私は別にリーダーになりたいわけじゃないのよ。なぁに、時々ある、リーダーの集まりとやらに参加させてもらうだけ。」
と奈央は笑って言った。リーダーの集まり。それは、このクラスのグループ7,8組のリーダーが集まり、話すことを表す。月一に合って、私も参加していた。何故過去形式なのか。それは、サイコパスとバレてからは、収集をしている芽衣が誘わなくなったのだ。
「今は、やってないよ。」
と私は言った。
「嘘だ。」
と奈央はキッと私を睨んだ。私は
「嘘じゃない嘘じゃない。誘われなくなったんだよ。」
といった。奈央は
「サイコパスって理由だけで?」
と聞いてきた。私は少し悩んだが、うなずいた。
「そう・・・・・・。普通の人間って、頭固いよね。」
と奈央は笑った。
「そだねええええええええ!」
と瑠璃が激しく同調した。サイコパスって、共感が出来ないっていうけど、この子に関してはめっちゃ共感するからねぇ。
「莉緒、来なさい。」
と芽衣がやってきた。その途端、グループの雰囲気がピリピリし始めた。私は
「行って来る。」
といったが、奈央が
「待って。リーダーの集まりの収集?私が今日からリーダーなんだけど?」
と言って芽衣に突っかかった。芽衣は
「違うわよ。莉緒個人に話があるだけで、あんた達には関係ないわ。」
と言って無理矢理私を女子トイレに引っ張って行った。
4,私個人の話?
「芽衣、何の話なの?」
と私はめんどくさそうに言った。こうすることで、芽衣が呆れて帰ったらいいなと思って。
「今すぐに解散しなさい。」
といった。は?主語ないし。まぁ、グループをって事だろうけども。
「なんであんたにそんなこと言われないといけないの?そんなに嫌いなんだったら関わんないで。」
と私は言って女子トイレから出ようとした。
「×月◇日、二時半ごろ、捨てられたホールにてお待ちしているわ。」
と芽衣は言った。リーダーの集まりの話だ。
「一年が終わるまで、リーダーが変わるのは許さないわよ。」
と芽衣は言った。⁉
「決定の儀の時に話していたわよね。」
私は急いで女子トイレを後にした。
「どうしよう、奈央!」
と私は女子トイレでの出来事を話した。奈央は考え込んだが、すぐに、
「莉緒が傷つかないなら、今のまんまでもいいんだけどねぇ。。。」
といった。頭の回転が速いのも、サイコパスの特徴だったっけ。ダメだな、サイコパス診断をしてから私、彼女たちをサイコパスと結びつけちゃう。
「大丈夫!私は大丈夫だから、気にしないで!」
と私は別に平気だった。
「平気で嘘を吐くのもサイコパスの特徴だよ。」
と私の中の私が言った。わかってる。でも、彼女たちが傷つくのは私も嫌だ。馬鹿にされるのは嫌だ。この会議で、白黒つけるんだ!
5,ドキドキ♡会議
いやなんでハート⁉確かにドキドキしてるけど!意味が違う!
「あ~ら、来たのねぇ。」
と嫌味っぽく芽衣が言った。私はキッと芽衣を睨んだ。そこへ、クラスで一番人気のある、名前忘れた男子が来た。仕方ないじゃん、最近自分のグループの人たちの事を考えるので手一杯だったんだから。
「蓮人く~ん♡おはよ~♡」
あっ、ハートつけていて正解かも。多分芽衣、名前忘れた男子こと蓮人さんの事好きだな。蓮人って誰だよって話なんだけど。
「芽衣ちゃん、おはよ。」
と蓮人が言った後、私の方を向いた。フゴッ⁉驚き過ぎて変な擬音が出た。
「莉緒ちゃんもおはよう。」
横で必死にハートを蓮人さんに飛ばしている芽衣を無視して、蓮人さんが笑顔で言った。私は
「あっ、、、」
と声が出なかった。なんだろう、胸がキュッと締め付けられた感じがした。なんだろう。蓮人さんの笑顔に私は、どこか違和感を覚えた。なんだか、怖がってる・・・・・・みたいな感じがする。蓮人さんはパッと芽衣を見て、
「じゃ、中に入ろう。」
といった。芽衣は蓮人さんに見惚れていたが、すぐに鍵を握り、ドアを開けた。そして、ドアを開け、
「蓮人く~ん♡お入りになって~♡」
と言った。蓮人さんが入った。私も入ろうとしたが、芽衣が、
「私が先に入るから。あんたは、入らなくてもいいのよ?」
と不気味に笑った。蓮人さんと私に対する当たりの差が大きすぎて鳥肌が立った。
ぜひそうさせていただきたいところだけど!今回の会議で、白黒つけるって決めたから!私は、逃げない。
「いや、入る!」
と私はキリッといった。芽衣は
「・・・・・・。やっぱり、来ないでちょうだい。」
といった。っ⁉な、んで。ヘナヘナと足の力が抜けていくのが分かった。芽衣は、
「体調不良らしいって言っておくわ。」
と言って捨てられたホールに入っていった。私は、ただただ呆然と立ち尽くしていた。
6,仲間だから
私は、一人悲しく歩いていた。捨てられたホールに入る予定だったが、断られてしまっては仕方がない。久しぶりだな、一人で帰るの。
雨が、ポツポツと降って来た。
「ハハッ、ハハハハハ。ズレている人には、これがお似合いってことか。」
と私は言ってポツポツと降る雨に手を当てた。傘も持ってきてないし、どうしよう。こういう時、濡れて帰るのが当たり前なのかな?私がそんなことを考えていると、ザーザーとまた、雨が強くなった。
「このまま雨に飲まれたいな。」
そう思った。あれ?人影だぁ。私はもう、考えるのを辞めた。
「莉緒っ!」
幻覚かな?走馬灯って言うんだっけ。愛菜の姿だった。おかしくない?瑠璃と、奈央も死ぬ前に見たいから。私は必死に瑠璃と奈央の姿を思い出そうとしたが、脳が働かなかった。
「莉緒っ!」
その呼びかけにも応じず、私は意識が無くなっていくのを感じた。
「あれ、、、ここは?」
と私は目を覚ました。目を覚ますと、病院だった。私はゆっくりと身体を起こした。
「ヘクシュッ。」
ブルブル。寒かった。
そう言えば私、雨に打たれてたんだったっけ。愛菜が
「よかった~。目、覚ましたんだ。」
とホッとしたように言った。私は首を傾げた。愛菜が
「莉緒にGPSつけといてよかった~。」
とサラッと怖いことを言った。私は愛菜をみ、
「その話、詳しく教えてくれないかな・・・・・・、場合によっては殴るから。」
と不気味に笑った。この子、嘘吐くの苦手だからサイコパスじゃないんだと思うけどね。。。
「アハハッ、それは・・・・・・。」
””ボカッ””
「ごめんなさ~い。」
と涙目になった愛菜。
前言撤回!この子サイコパスだ!何?監視する為って。怖すぎでしょ!
「でもなんで、私の事、迎えに来たの?」
と私は聞いた。
「だって、とも・・・・・・あっ、違うわ。」
と愛菜は言った。私は不安になった。
「友達じゃなかったら、、、友達じゃなかったら、私は愛菜のなんなのよ!」
と私は言った。愛菜は突然怒鳴られてびっくりして黙ってしまったが、すぐに口を開いた。
「仲間。」
え?
「だから、仲間って言ってるじゃん!何回も言わせないでよ、恥ずかしい。」
と俯いて愛菜は言った。私は
「ごめん、怒鳴っちゃって。他の二人も、そういう意見で?」
と言って入口を見た。
「バレちゃってた~?」
と二人がゾロゾロと病室に入って来た。
「そりゃあバレるよ~、あんなに思いっきり覗き見してたら。」
と瑠璃が笑った。奈央が
「ごめん!全部、私のせいなんだ!」
と言って責任を背負って行った。
サイコパスって責任押し付けがちみたいな感じあるけど、奈央ってなんでも背負い込むからなぁ。私よりも重い荷物抱えてるんじゃない?意外と私達もお荷物だったりして。なーんてね。
「じゃ、帰ろっか。」
と奈央が言った。私は
「待って待って!病院代、誰が払うの?」
と止めた。奈央が手を上げた。
・・・・・・うん、やっぱり私等お荷物だ。
「いや~、それがさぁ。。。」
と言って瑠璃が話し始めた。
へ~、そうなんだ。ここ、瑠璃の親の病院なんだ。
点滴とかも打ってないし、病室もちょうど使ってない・・・・・・心霊現象の起きる部屋だから代金要らないらしい。
いや、心霊現象の起きるへやっ⁉色々と嫌なんだけど、、、
「調査も終わったし。」
調査っ⁉奈央って一体何者?
「さ~ね~。何者でもいいんじゃない?」
超能力者⁉私の心読んでる⁉
「いや?莉緒の顔に出てるだけ。」
えっ?じゃあ、私の嘘も・・・・・・。でも私、サイコパスかもしれないって思えて来た。だから。嘘じゃないって思いたい。彼女たちに嘘を吐いたって、思いたくない!好きだから。大事な、仲間だから。
こんな嘘吐きにも、仲間って、、、嬉しいことを言ってくれた彼女達を裏切ったって思いたくない。
7,向き合う
私が雨に打たれてから数日後、また収集がかかった。私は追い返される前にと思い、蓮人さん?に、
「私が帰ったとしたらそれは芽衣のせいだから、そこんとこ覚えといて。」
と公言しといた。それを聞いていた芽衣が、
「何言ってるの、莉緒~。ちょっとこの子~、嘘吐きだから~、気にしなくていいよ~、蓮人く~ん♡」
と口をはさんだが、私は事前に蓮人さん?を脅していたから、
「いや、コイツの言ってることを信じる。」
と言ってくれた。何気に酷いことしてるなって言われるだろうけど芽衣の方が酷いからね。
~捨てられたホール~
ワイワイガヤガヤ~。
「あのっ!」
と私が思い切って発言すると、一気にホールが静かになった。
「なぁに?常賀さん。」
そうだよ私の苗字は常賀だよ・・・・・・じゃなくて、
「聞いて欲しいことがあります!」
と私は言った。その後、言葉が出なくなった。呂律と、頭が上手くまわらない・・・・・・。
でも!頑張る。頑張らなきゃ、私が頑張らなきゃ。三人はもっと、大変だったから。
「この前私が帰ったのは、芽衣が、追い返してきたからです。」
と私は発言した。芽衣が
「な~にを言っているのかしら?ごめんねぇ、この子、昔から頭悪いくて嘘つきだから~。」
といった。嘘吐きは否定できないけど!でも。。。私は
「嘘じゃない!証拠もあります!」
と言って動画を見せた。
「あんた達ってホントに犯罪者集団の匂いがするわ。」
「今すぐに解散しなさい。」
~決定的な証拠~
芽衣)「私が先に入るから。あんたは、入らなくてもいいのよ?」
莉緒)「入る!」
芽衣)「・・・・・・。やっぱり、来ないでちょうだい。」
芽衣)「体調不良らしいって言っておくわ。」
「ナニコレ、ひどすぎるよ。」
と一人がぽつりと言った。芽衣は
「こっ、こんなの合成よ!」
といったが、その声は届かず。
そしてその一人がこぼした途端、芽衣に対する不満が殺到した。
「ホントは威張ってて好きじゃなかった。」
「マウント取りすぎwww」
「こうやって自分に返ってくること知んないのwww」
「赤ちゃんの脳みそしてるねwww」
「お前の方がサイコパスだろwww」
耳を塞ぎたくなるほどの悪口。私は
「そんなに悪口言ってるのもサイコパスじゃないの。」
と冷静に言った。
「は?庇ってやってんのにその態度かよ。」
・・・・・・何なのこのクラス。全員裁判起こして有罪にしてやりたい。そうだ、今度奈央に裁判起こしてもらおうかな。
「えっ、先生⁉」
先生がやってきていた。先生は驚いたようだったが、すぐに
「親に連絡する。」
と言って親に連絡し始めた。皆、ソワソワとし始めた。
8,それからと言うもの
皆、仲のいいクラスになった。
と言っても、芽衣と他のクラスメイトの距離はこの世で一番遠いと言っても過言ではないが。
だから私は話しかけてあげる。
「おはよ、芽衣!」
芽衣は
「なによ、馬鹿にしてるの?同情ならいらないわよ。見下しに来たんだよね、どうぞご自由に~。」
といった。芽衣は蓮人?さんに嫌われてから自我が無くなったようにお洒落に気を遣わなくなった。それもあって、距離が遠いんだろう。
「そんなことしないよ。可哀想だから絡んであげるだけ。昔の仲って奴?」
と私は言った。芽衣は
「・・・・・・同情じゃないの!」
といった。私は
「二度とあんなことしないって言うなら、仲間に入れてもいいよ?」
といった。芽衣は一瞬黙ったが、
「まぁ?そこまでして入って欲しいって言うなら?はいらない事もないとも言い切れないわよ。」
といった。私は
「うん、入って欲しい。」
と素直に言った。芽衣は
「っ⁉わかったわ。入ってあげる。その代わり、お洒落には厳しくいくわよ!」
といった。良かった、これでこそ芽衣だよ。
9,エピローグ(?)
あなたの近くにもサイコパスがいるかもしれない。
けど、悪い人とは限らないかもよ?
だって、彼女達は良い子だったから・・・・・・。
まっ、誰だって自分を基準にして考えちゃうからね、事故中ってところは皆一緒だから、サイコパスの一面を持たない人なんていないのかも。
逆に持たない人は全体的にサイコパスなのかもしれない。それか、裏で悪口や悪いことをしてるのかもしんない。
とにかくっ、気を付けて~!
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