ちびっこだったわたしは たくさんきずついて あいしてほしいとすら おもうことができなかった だきしめられたきおくも いっしょになにかをしたきおくも どんなにおもいかえしても ない たいむましーんにのって そんなちびっこのわたしを おとなになったわたしが おもうぞんぶんだきしめて もうだいじょうぶ さみしかったね っていってあげたい ずっといっしょだよ どこにもいかないよ っていってあげたい ちびっこのわたしは そのあと じぶんをだいじにいきられるかな じぶんをあいせ
かごからでるため かぎをあけたよ なかなかがんじょうなかぎで がんばっても なかなかあかなかった なんとか あいたきがするけど からだにひもがついていて まだじゆうにはとべないみたい もうすこししたら ひもをきって とびたつよ わたしはわたしをあいし わたしのそらをとんでいく
だいじにだいじに かかえていた いとしいひとへのおもいを すこしずつ おもいでのはこに つめかえている いつでもとりだせるよう だいじにしまっていく わたしのあいのこっぷが あふれるまで いとしいひとのしあわせと わたしのいとしいひとへのおもいが いっしょだったらよかったけど もうそれを きくこともできない めのまえにいるのにね いとしいひとのすがたをしたひとが
じぶんのなかの あいじょうのこっぷを いとしいひとに みたしてもらおうとしてた じぶんのこっぷは じぶんでみたさなきゃ こぼれたあいを いとしいひとに わたせないのにね たりないたりない もっともっと たりないのは わたしのあいなのにね わたしはわたしをあいし わたしへのあいが こっぷいっぱいに あふれたら いとしいひとに わたしたい
わたしはわたしをあいして わたしのじんせいをいきていく いとしいひとの すがたをみながら いとしいひとと ぎこちないえがおではなしながら かなしさと さびしさを ちいさくしていく いっそあえないほうが よかったとおもったり あえるからこそ あきらめがつくとおもったり ときぐすりが はやくききますように
いちごがすきないとしいひとと いちごがりにいったひに このひとはだれなの?っておもったよ なんかちがう いとしいひとのみためをした だれなのって つぎからつぎへと くるしいじじつがつきつけられても つないだてをはなせなかった いまなら しゅうちゃくだったとわかる ほしくてあいされたくて じぶんのためにはなせなかった いまは いとしいひとのしあわせを いのることができる わたしは わたしをあいし わたしのしあわせをいきていく
たった99にちのこいだから おでかけのおもいでは あまりないけれど おでかけさきでは てをつなげたね ひみつのこいは はじめてじゃないけど ひみつのこいが ひさしぶりすぎて むいていないことをわすれてた いとしいひとが ちがうかおで めのまえにいるげんじつが にがてだったのを いとしさがあふれてから きづいたよ
ひさしぶりに いとしいひとに ぎゅー されたのに とおくかんじた なにかいいたいことないかきくと みたこともないかなしいかおで おしまいをつげられた おたがいに けいやくはしていないけど ちがうあいてとくらしている そんななかで いとしいひとのおあいてが うたがいはじめていると すぐにはこころがうけつけなくて わかれぎわに だいすきっていってもらったの ふつかたったら じぶんでもびっくりするほどないて やっとかなしむことができたよ もう かのじょにやきもちやいたり
ありがとう しあわせだった せつなさやくるしささえ いとおしくおもえるほど てをのばせばふれられるのに もうふれることはできない ふたりでよびあったなまえも もうわたしのこころからだせない ありがとう いとしいひと いとしいひとが たいせつにされ あいされますように