【自分と向き合う編】自分で選んだ服を着ていいのでしょうか?その3
3秒もまともに自分を見つめられない人間が、どうしてセルフイメージだなんだと言い出したのか。
それは冒頭であった、仕事に対する新たなる野望を実現するために、
どうしても外見は必要な案件だと気づいたからだった。
そして、わたしが最も気にしていた、
「水商売の女」
という、わたしに対する占い結果についても、考えてみた。
何故そういう鑑定だったのか。
ここからは占いの話になるのだが、
わたしの生年月日は1986年6月8日。
星座はふたご座で四柱推命の月柱は傷官である。
簡単に解説すると、(本当にざっくりした説明で申し訳ないが、本当はどちらの占術ももっと奥が深い)
ふたご座=言語、コミュニケーションの星
傷官=ロマンチストで愛情重視。おしゃべり好きで華やか。
ということなのだが、
その気になれば、
出会って3秒で人の懐に飛び込めるのがわたしの特技であり。
わたしの最大の強みである、コミュニケーション能力の高さと傷官の部分に於いて、「水商売が向いている」との意味で鑑定されたのではないか。
水商売と言っているが、あの方々のコミュニケーション能力の高さと人の心理に食い込むスキルは本当にプロフェッショナルで素晴らしいということは、今や周知の事実かと思う。
だが、それは、お堅い母には衝撃の結果だったに違いない。
要するに、わたしの長所を短所と勘違いされて教育されてきた可能性が出てきたのだ。
そうなってくると、自分としても、あとは第3者の占い師さんに背中を押してもらえさえすれば、解決する。
で、実際に解決したわけである。
要するに、この話をまとめると、
ファッションとかメイクをしたい女性がいて、
それはしていいものなのか?と第3者に問いかけ、
良いといわれたし、やってみてもいいかと安心し、納得した。
だけの話なのだが、
何故、この話を書こうと思ったかというと、私にとって収穫があったからだ。
1つ目は、初対面の人に20代と必ず勘違いされるようになった。ちなみにいままでは40代だと勘違いされていたので、かなり大きな収穫である。
2つ目は、他の人はどう思って、メイクやファッションをしているのだろう、と興味がわいてきたことだ。
これはちょうど時期もよかった。
この本が本屋に平積みされていたときは運命を感じたものだ。
わたしの欲しい情報だ!と。
「気に入らないことはハイヒールで踏み潰せばいい」
「胸がたれぱんだ」
など衝撃的な言葉の数々は非常に突き刺さった。
共感力が高く、実行が早い=影響されやすいわたしは、
すぐに、髪の毛を青に染めてもらい(パット見はほぼ黒いところが小心者のわたしらしい)、胸の方も、すぐに同じブランドの矯正下着を買いに走った。
わたしも、会社で気に入らないことがあったときは、「そんな態度で来たって、わたしの髪の毛は青いんだからね!」と心の中でささやかな抵抗を行えるようになった。