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なぜグラベルにエアロが必要?? (Part 1)

今回はグラベルと空力の関係について書いていきます

グラベルレースについて詳しくない人からしたら、グラベルにエアロなんて関係あるの?って思うかもしれません。

(特にロードレースやってる人)

もうそんなん当たり前やんって人はPart2へ↓

アンバウンド優勝者のラクラン・モートンはエアロヘルメットを使用して走った


実は、むしろめちゃくちゃエアロは大事な要素なんです。
なぜかと言うと↓

1.少人数パックになりやすい
2.平坦が永遠と続く
3.高速化するグラベルレース
4.周りに何も無い

一つ一つ自分なりに解説してみます
僕なりに考えたこと + 文章下手 なので読みにくいかもです🙇
今回は一番メジャーであるアンバウンドグラベルをベースに考えていきます



1.少人数パックになりやすい

少人数で走るグラベルライダーたち

グラベルは路面が悪いため路面を選んで走る必要があります。ロードレースのように大人数で密集して走ると身動きが取れないため、路面のギャップに対応できません。

そして、グラベルを高速で走った場合、砂埃が舞い上がります。そのため大人数で走ると視界は悪くなり、呼吸がしにくいです。

また、比較的距離が長いためどんどん脱落していき、同じペースの人たちでかたまります。(150km超えなんてザラです。ましてや500km超えも😨)

もう一つはエイドステーションでバラバラになる可能性があるからです。しっかりエイドステーションでの補給を考えて準備している人は出るまでが速いです。

思いついた限りはこんな感じです。

集団が小さければ小さいほど受ける空気抵抗は増え、自分が引く時間も長くなります。

2.平坦が永遠と続く

地平線まで続くフラットダート

場所にもよりますが、グラベルは基本的に真っ直ぐで平坦な道が続きます。
ヒルクライムのような急な坂は少ないです。
(といってもほんとにレースによってちがいます)

例としてアンバウンドの獲得標高を確認すると、
・距離203マイル(327km)で獲得標高3612m
獲得標高だけ見たらけっこうな量ですが、距離を考えたらかなり登りは少ないです。
(緩やかな登りが複数続く感じ)

登るっちゃ登るんですが、キャノンデールが行った実験によると、勾配5%程度までは重量より空力が重要になってくるんです。(パワーウェイトレシオによって変わる)

路面もスムーズで平坦が続くなので、エアロバーを使う選手も多いです。(プロカテゴリーは✕)

実際今年もアンバウンドではエアロバーを使う人が多かった


3.高速化するグラベルレース

トビアス・コンスタッド(PAS racing)

グラベルレースは年々高速化しています。
今年度のアンバウンドグラベルでは平均速度は35km/hでした。

機材も進化していき、競技として参加する選手も増えています。
速度が上がれば、もちろん空力が重要になります。
これはロードレースでも言えることなのでここらへんにしときます。

4.周りに何も無い

見ての通り建物なんてものは何一つ無い

グラベル、つまり未舗装路
もちろん未舗装路は街中にはない
そのため必然的に走るフィールドは広大な自然となるので周りに建物はどこにもなく、気候的に木もあまり生えてこない

だから風の影響をもろに受けてしまう
それ故向かい風での空気抵抗削減は大事なんです。
しかも最初に書いた通り、比較的少人数になりやすいため余計風を受けてしまいます。



今回はこんな感じでグラベルレースにおいて空力が大事な理由を4つあげました。
ちょっと何言ってるか分かんない感じになってしまいましたが、許してください笑
(後半適当だなって今聞こえてきた気がする)

Part 2では具体的な空力へのアプローチを書いていきます。
実用的な内容になると思うのでぜひ読んでみてください

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