「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」感想
小川一水(おがわいっすい)氏作の百合SF小説「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」をようやく読みました。以前からツイッターTLの信頼できる百合厨の皆様が時々話題に挙げるので超気になっていたんですよね。
私は全然まったく小説を読まないわけではないのですが、SFというジャンルには全然まったく馴染みがありません。先日ようやく「虐殺器官」「ハーモニー」を読んだくらいなので本当にズブの素人です。というのも固有名詞やその役割を覚えるのが大変苦手で、それらを緻密に積み重ねて世界が構築さ