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はじめて母親になった日
今日は私が始めてお母さんになった日です。
この日から明確に人生が変わったと思える日があるとするなら、まさに30数年前の今日でしょう。
生まれて初めて経験する、自分の中に言葉にできない感情が溢れてびっくりした日。
社会人になって間もないまだまだ若いお母さんで。
赤ちゃんを抱っこして歩いていると、なぜかしょっちゅう10代に間違われ、なんなら弟の面倒を見ているのえらいわねえ、なんて言われたくらい見た目も心も幼かったあの頃。
ネットもなく、友達はほとんどがまだ大学生。
子育てを頼れるはずの母は、電話するとなぜかそんなこともできないのか、と叱責されて、肝心なアドバイスをもらえない(笑)
なので、何か不安なことがあると、市の保健所などに電話をして、保育園に預けるようになってからは、保母さんに子育ての相談をして。
自分は経験がなさすぎて親にはなれないから、この子に必要なサポートを万全にする人になろうと決めて。
いやいや期におもちゃを投げつけられた時はどうしていいかわからず、隣にしゃがんで一緒に壁におもちゃを投げつけて泣きながら笑ったりして(苦笑)
↓その時のことを書いたエッセイ
何もわからなくて、育児書が教師で、周りに文字通り助けられていた日々。
それが20代の前半だったこと、わたし偉いな!
世間はバブルーー!って盛り上がっていた時代なのに、私,当時はお金がなくて節約のために布オムツを使っていたので、毎日オムツの洗濯とかに明け暮れていた(笑)
なので長男は息子というよりは戦友な気持ち(なんかごめんよ長男)
ちなみにびっくりするくらい赤ちゃんらしいキャラだった次男は楽な気持ちで育てられたし、一番親っぽい感覚になれる。
娘はとてもしっかりしているので、向こうの方がお母さんっぽいという。
子育ては親育てだと思うけれど、いつも周りと子どもに教わることばかりで。
ただ、唯一の救いになったのは勉強。
短大で心理学を学んでいて。
心理学、教育心理学、ユング心理学などを習ったのだけれど、その中の「母親心理学」は、めちゃくちゃ役立った。
その教授に読むべき!と勧められたのが,トップの写真の
「わたしは赤ちゃん」
産院で母親学校があるけれど、そのテキストにしたらいい!と思う。
これで赤ちゃんの気持ちが理解できて、助かった。
母親心理学では、アメリカさんの怖い人体実験的な研究結果をたくさん見せてもらった。
例えば、一度も母親が目を合わせず育てた子供がどうなったのか、とか、スキンシップは脳の発達に良いので、とか。
赤ちゃんを前にして、そういう「知識」が入っていたので、どう育てていけば良いのかの指針になってくれた。
母親心理学と「わたしは赤ちゃん」は、お父さんとお母さんになる前に,どこかで習えるようになれば良いのにと思います。
そして長男くん、誕生日おめでとう!!