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【出雲神話を巡る】サンライズ出雲レポート

2023年5月20日から24日まで「出雲神話」を巡る旅 にでました。
20日は朝から東京の出雲を巡り、夜は「サンライズ出雲」に乗って東京駅から島根県出雲市駅まで行きました。

ホームでサンライズ出雲を待つ

2023年5月20日、21時50分に東京駅を発車しました。

列車はこんな感じ。
二色に分かれていて、寝台車は2階建て。
クリーム色のあたりが1階、マジェンダ色のあたりが2階。
早速お部屋へゴー!
私は2階のお部屋でした(*^_^*)

サンライズ出雲に乗る時、気をつけなくてはいけない点が2つほどあります。

1つ目は、中に売店はなく、お水やお茶や缶コーヒーなどの自販機しかないこと。

これが実際にあった自販機。水も小さいペットボトルのみでした。

なので、遅い夕食や翌日の朝ご飯やビールなどのアルコールやなんらかの飲み物、おやつなどは乗る前に買っておかなくてはいけません。

朝ごはんを前もってコンビニで買っておきました(*^_^*)

もう一つはシャワーカード問題です。

列車内にシャワーがあるのですが、シャワーカードを購入する必要がありまして。
列車に積んでいる水の量に限りがあるため、このシャワーカードの枚数も限りがあります。

なので乗車時は,自分の部屋のある車両ではなく、シャワーカード販売機が置かれた場所に一番近い「11号車」の乗り場から入り、まずはカードを買うのです。

シャワーカード販売機。
ちなみに6分間用で330円。ひとり一枚のみです。

ちなみに発車50分前の21時にホームに並びに行ったのですが。
すでに11号車の入り口には、10人以上の方が並んでいました。

25分頃にホームに列車が到着する頃には長蛇の列に!

皆様乗り込むとそのままシャワーカードを購入していました。
一人ずつしか通路には入れないため、列車に乗り込むにも時間がかかります。

シャワーカードで6分お湯が出るのです。
時間が足りないかもと、お湯を何度も止めて浴びたのですが。
ラストは2分近くあまり、最後に無駄にお湯だけ浴びました(笑)

自販機の前で写真を撮っている私が鏡に映って見切れていますが(笑)
脱衣室はこんな感じ。
シャワールームはこんな感じ。奥にあるのがお湯を止めたり出したりするボタン。
ドライヤーもついているので安心してね(*^_^*)

狭さは仕方ないとして、まあまあ快適でした。
ただ、微妙に揺れるので、つかまり棒的なものがあってよかったです(笑)

籠の上にもつかまり棒があるのが見えますか?
シャワー室にもしっかりありました。
何度も電車が揺れるたびおっとって感じでつかまりました(笑)

そして、車窓のことなのですが。

乗り込んだ時間は夜なので、勢いよく進む町の灯りと横浜や熱海などで停車するたびにカーテンを降ろしてそっとホームをウキウキと見ていましたが。

窓が天井まであったので、夜空を見ようと寝転ぶと、そのまま眠ってしまいました😭
そのため、熱海(神奈川)から吹田(大阪)までの景色、ひとつも見ていないです(涙)

真夜中の車窓を撮影するはずが、
夜明けの大阪駅😢

この日は朝は4時半起きで新千歳空港まで列車で揺られ、飛行機に乗り、丸一日神社や古墳など巡っていましたから、疲れたようです。

気を取り直しまして。
サンライズの名の通り、朝は窓から夜明けが見える列車です。
あらかじめ当日の日の出の時間を調べておきました。
日のでは場所によって時間が違うもので、夜明けの時間にどこを走っているのかあたりをつけて,その場所の日の出の時間を調べる念の入りよう。

結果、セットしたタイマーより1時間早く起きました。
うむ。よしとしよう。

シャワーを浴びて準備を整え、食堂車まで出向いて夜明けを待ちました。


夜明け前の食堂車

私の部屋は夜明けの反対側でして。
なので食堂車に行ったのですが。
食堂車にはすでに数人の女性がいました。

普通の日の普通の朝日なのに。
とても綺麗で、列車が動くので景色が流れていく中で、キラキラと輝いていました。
日が登り始めたのは明石からでした。

夜明け前の神戸市長田区
明石の夜明け

夜が明けると景色がはっきり見えてきました。
結構あちこちで撮り鉄さんが、サンライズ出雲を撮影しているのを見かけました。
ガッツリ窓から外を見ていたので、誰かのフイルムの中に収まってしまったかも(笑)

兵庫県赤穂郡で見かけた撮り鉄さん
(撮り鉄さんにちょいちょい撮られました。

朝靄のたつの市の風景
こちらから、撮り鉄さんのことも撮りました(笑)
鳥取の名峰大山

鳥取の名峰大山(だいせん)が見えてくると、車掌さんがアナウンスをしてくれたので、部屋からは見えなかったので再び食堂車に行きました。

夜中はアナウンスを控えますとアナウンスのあと、一切何もなかったのですが、朝になると通り過ぎる名所や停車した場所の観光名所の案内をしてくれました。

もうすぐ終点のアナウンスが流れると、とても寂しくなりました。
12時間乗り続けるうちに、すでに自宅にいるような居心地の良さを感じ、美しい景色にじっと目を凝らし、ただただ楽しかった列車の旅。

ああ、名残惜しい。
だがしかし。
これから希望溢れる出雲神話を巡る旅が本格スタートなのです。

切符さん、バイバイ。
4月20日朝の10時過ぎにあなたを手渡された時の感動、忘れないよ。
駅員さんグッジョブ!!
降りたーーー!
出雲の地を初めて踏んでる!!!
しまねっこかわいい。
北海道にもこんなゆるキャラ欲しい。
小樽の「運がっぱ(河童)」くらいしか思いつかない。

出雲市に到着し,いよいよ出雲神話を巡る旅が本格スタートするのです😆

それにしても列車の旅は良いですね。
また乗ります!

みんなも機会があればぜひ!

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