ネガの塊だった私が、ポジティブな言葉に変える言葉遊びで身につけたこと
「訓練でポジティブな言葉と意識に変えていく」
というタイトルで以前(2009-06-01)ブログに書いたものですが。
役に立てることかもしれないので、ちよっと手直ししてこちらにも書きます(*^_^*)
私はよく「悩みなさそうだよね」とか、「ポジティブシンキングだけで生きているでしょ」などと言われますが、以前は違いました。
実はかなりネガティブで、自分がこの世界に生きていること自体がしんどいと思っていました。
ああ、またやってしまった。
私は本当に役立たずでダメな人間だ。
死ぬような強い気持ちもないけれど、今ここに存在していたくない。
ただたた空気みたいに透明になりたい。
生まれてきたから仕方なく生きているけれど、生きていることに罪悪感みたいなものがあって。
生い立ちというか、母親に生まれたことを否定されてきたことから生じていた感情だったのですが。
それを認識して克服できたのはずっと後の話。
でも、どこかで、できれば未来に希望を抱いている明るい人になりたいとも思っていました。
スピ系やら心理学の本を読み、それら(ネガティブ思考)は訓練で変えられると知りました。
言葉を直すことで、考え方もポジティブになれる。
根っからネガティブなんだと思っていたけれど、そうじゃないかもしれない。
本当は、根っからじゃなくて、ポジティブな思考が主流になるように、自分の頭の中を直していけるのかもしれない、と。
まずコトダマを学んだので、言葉を直すことからはじめました。
一日中は無理でも1時間、3時間とある程度の時間を決めて、その間、一切否定形を言わないワークをよくやりました。
どこかにそんなワークは存在しているかもしれませんが、自己流で、ただ思い浮かんだ言葉や口にした言葉を、一旦止まって観察してポジティブな言葉に言い直すというものです。
「それはムリ!(すぐそう言っていた)」
と口に出してしまったらすぐさま
→「ムリかもしれないけどやってみるわ」と言いなおす。
【ない】というキーワード、つまり否定の言葉を口にしたら、
「そんなの聞いたことないし無理」→「初耳だけど、だからこそやってみる価値あるよね」
そうやって全部反対語とか、ポジティブな意味の単語に置き換え、言葉を見直したのです。
一時間と言わず丸一日、一週間と時間を延ばすうち、否定的な言葉を口にすると、反射的にそれを肯定的に言いなおすのが癖になりました。
そんなことをするうちに、気が付けばポジティブの塊のように思われるようになれたのです。
実はこのワークをしている時に友人と話していて、
「かずえちゃんってさ、私が否定的な言葉を言うと、すぐさま全部肯定的な言葉に言い直してくるよね」
と言われて、やべ!人の言葉まで治していた!と気づきました(なんかごめん)
それくらい頑張ったら、いつの間にか「大丈夫!」が口癖になり、
「明るくて一緒にいると元気になる」
「前向きになる言葉をありがとう」
と言われるようになりました。
人って、こんなに変われるのだなぁというお話です(*^_^*)