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「バーストラウマ」に自分が生まれた目的を見つける話

今日は月蝕の満月で、惑星がカイト(凧状)に並ぶ日です。
そのため、大きな節目になりやすい日と言われています。

そんな今日は、「自分が生まれてきた目的を改めて掘り下げて、それを実践していく第一歩にする」と良いそうです。

「生まれてきた目的」と言われましても、ですよね。

それを見つける方法として、私は「バーストラウマ」があるのでは?と考えています。

私は20年ほど前に「バーストラウマ」と呼ばれる存在を知りました。

バーストラウマとは、出生時心的外傷のことで、無意識である赤ちゃんでも、出産前後の出来事によって、トラウマ(心的外傷:心の傷のこと)を受けることがあるという考え方です。
(中略)
すべての悩みの根っこに、バーストラウマが関わっており、またその人の人格にも影響を及ぼすと言われています。

「バース・トラウマ」とは

この言葉を知り興味を持った私はいろいろ調べてみました。
妊娠中の母親の感情や環境も影響を与えるのですが、私が一番注目したのは、出産時のトラウマでした。

自然分娩:自分に自信があり、自分の力を信じることのできる子供になりやすい。
陣痛後に帝王切開になった:予定帝王切開の傾向に加え、行き詰まりを強く感じる傾向。やり遂げられない、成功させられないと感じてしまう傾向。
へその緒が首にきつく絡まっていた:窒息を過剰に恐れる傾向。首や声帯に心身症の症状が現れやすい。

バーストラウマのでき方と症状

などなど。
臍の緒が絡まった状態で生まれた人は、タートルネックがなんだか着れないないなど、本人に記憶がない無自覚なトラウマがあるそうです。
自分はどうだったのかと読み進めていた時です。

なかなか子宮口が開かない状態で陣痛が起きていた場合、「暗闇の中で圧迫されながら苦しむのに出口が見つけられず、誰も助けてはくれないのだと世の中に希望が持てなくなる」とありました。

私は実際の誕生日の三日前に陣痛が起きて母は一度分娩台にあがったそうなのです。
ところがいきみはくるのに、子宮口が開かなくて、一旦家に帰ったとのこと。
結局その三日後に生まれたのですが。

実は生まれたその日は13日の金曜日の仏滅(笑)
「その日にだけは生みたくないと思っていたのに、ちゃんとその三日前に陣痛が来たのに、あんたは逆らって最悪の日に生まれた」
とよく母から言われていました(^▽^;)
うちの母は、いわゆる無自覚な毒親で、このようなことをサラッと言ってくる人でした。

話はそれますが、「キリストさんとお釈迦様がそれぞれ死んだ日」に生まれるなんて最悪だと思っていたのです。
でもある日ふと、そんな世界で最も最悪な日に生まれたということは、私の人生は、最初の日が一番底辺にあるわけだ。
つまり生まれてからずっと人生は上がり続けるんだと考え方を変えてから、13日の金曜日も仏滅もむしろラッキーと思うようになりました。

(先週もそうだったのですが、13日の金曜日って不吉だよねって話す人がたまにいますが、そんな日に生まれた人もいるので、気を付けてね!)

話をバーストラウマに戻しますと、子宮口が開かないのにそこから出るように陣痛で圧力を掛けられ、出口がなくて絶望した記憶がある、ということに気付いたのです。

これを知った当時は、DVの夫のことで悩んでいました。
離婚してからそのことを人に話すと、もっと早く離婚すればよかったのにとよく言われるのですが。

これはDVあるあるのようなのですが、例えば子供を人質にとられているような状態を作られたり、離婚を切り出すことでもっとひどいDVを受ける可能性をにおわされたり、人格否定がひどいので、自己否定がある中で、離婚などをしてしまったら、自分1人で子供を支えて生きていくことなど絶対無理なのではと考える力を無くしてしまっていたり。

今振り返ると、なぜそんなことを信じていたのだろうと思うほど馬鹿げたことを信じていました。
それがいわゆる「洗脳」だったのかもしれないと思ったりもします。
あの時は洗脳されているなんてこれっぽっちも考えておらず、自分の時間を作る暇を与えられず、いつ地雷を踏むのかわからないような常にストレスにさらされているような環境で、じっくり考えたり見つめたりすることもできないまま。
ただ現状を受け入れて、静かに絶望し続けている日々でした。

そんな時にバーストラウマという知識と出会ったのです。

この世界は救いがない。
どこにも出口が見つからない。
そう感じるのはもしかしたら、生まれる時にそんな経験をしたために漠然とそう思い込んでしまったのかもしれない。

でも、私は出口を見つけたからこそ、この世界に実際に生まれたわけです。実際に出口は存在したのに、いつまでも「出口がない」と言う間違ったトラウマにとらわれていては、この先もずっとあるはずの出口を見つけられないで終わってしまう。
どんな問題にも必ず解決策はある。
私の大好きな聖子ちゃんの歌
「夜明けの来ない夜は無いさ」(瑠璃色の地球)
まさにそんな心境。

その後、バーストラウマについて数人と話したところ、それぞれが最も大きな問題として抱えていることと、バストラウマの原因になった出来事が一致していたのです。

なぜ私を含めそれぞれの人たちは、そのようなバーストラウマを「あえて」抱えて、この世界に生まれてきたんだろうと考えました。
「あえて」とか、「そのおかげで」と枕詞をつけて掘り下げるのが好きなのです(笑)
「あえて」そのトラウマを抱えた理由。
それはきっと「この人生で自分が克服していかなくてはならないことだから、あえて最初にその経験をしたのではないか」
まぁ仮説なんですけどね。

ならば自分のバーストラウマを見つけ出しそれを克服しようとしていくことで、人生の課題を乗り越えていける。
課題は乗り越えるためにあるのではなく、それを自分の血肉にするためにあると思っています。
だとすれば、バーストラウマが示す課題を乗り越えた先には、自分が生まれてきた意味とか、生まれる前に決めたかもしれない、この人生でやりたいと望んだことがあるのではないかと思いました。

私の場合、やや虐待気味に育ち、その後ちゃんと結婚した途端にDVをする人を無意識に見つけ、自分を痛めつける人生を歩いてしまいました。
それに気づいてなんとか克服してきた今できることは、自分を大切にすることができなくなってしまった人たちに自分を愛するために私が努力してきた事を伝えること。
今まさにDVで苦しんでいる人たちに、それは洗脳であることを知らせたり、あなたが悪くて暴力を振るわれるのではない、何があろうとも、絶対的に暴力を振るう側が悪いんだと伝えて、自分で自分を守る方法を知らせたい。

つまり、体験したマイナスの経験から学んだことを、今その境遇にある人たちに教えていくことができる。
もしかしたらそこに私がこの世に生まれてきた使命のようなものが隠れているのかもしれないなんて大げさに思ってみました。

不思議なもので、私の周りには虐待サバイバーやDVを受けた人たちが割と多くいます。
私がこのような体験をしたことを開示しているので、本来であれば人に話す内容ではないことを、私に打ち明けてくれているから多いと感じるのかもしれません。

もしかしたら皆さんの周りにもそういう人はたくさんいるのかもしれません。
ですが私もそうですが、多くの人たちはきっと自分の周りの人たちに、私はこんな経験をしたと必然性もないのに話したりしないでしょう。

でも望まないのにそのような経験してしまい、トラウマを抱えて苦しみ続け、無意識に自分が幸せになることの足を引っ張っている。
そんな状態にいるのかもしれません。

だからそんな人たちに、辛い経験をしてきたこと以上に幸せになって、「生まれてきてよかった」と心から思う経験をたくさんしてほしいし、その手助けができたら嬉しいなって思います。

え?
決意表明??

皆様も生まれてきた状況を家族に聞いてみたり、逆に自分の傾向からバーストラウマを推測して、自分の生まれた意味のようなものを探してみてはいかがでしょうか(*^_^*)

素敵な満月をお過ごしください^ ^

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