ミニマリストの生き方を参考に、自分らしく生きる
ミニマリストの生き方は極端。
でも注目されているのも事実。
「物が多い自覚はあるけどどうにも片付けができない」という人は多いのではないでしょうか。
そんな片付けが苦手な人達(私も含めて)が羨ましいと思う【ミニマリスト】と自分の生活スタイルについて考えてみました。
ミニマリストって?
ミニマリストの代表的な行動として「必要以上に物を家に置かない」があります。
ミニマリストは
・服は数着
・冷蔵庫はない
・ベッドはない(布団またはマットレス)
・テーブルもイスもない
・生活水準を上げない
といった特徴(人によって多少異なる)がありますが、これらを全て真似できる人はほんのわずかだと思います。
子どもがいたりペットがいたり介護している家族がいたり転勤族だったり。
自分だけでなく自分の周辺の環境によって日々の暮らしぶりや持ち物は変わってきます。
だからミニマリストの考え方や行動が全て正しいとは私は思いません。
だけど同時に全否定する気もありません。
子どもがいたり転勤族だったりと様々な環境の人がいるように、ミニマリストという生活が肌に合っている人もまたいると思います。
自分に合った生活をすることが一番の正解であり幸福なのではないでしょうか。
自分に合った生活って何?
ここで問題になるのが、意外と「自分に合った生活」がわからない人が多いということです。
お金を稼げば稼いだ分だけ使ってしまうというのはその場限りの至福を手に入れられますが、自分に合った生活をしているとは言いがたいのです。
自分に合った生活とは、今を見つめ、未来を見据え、過去と向き合う、ということです。
具体的には「今必要なものと未来への投資と過去からの教訓」といったところでしょうか。
私は学生時代に勉強をほとんどせず、絵ばかり描いて美大に入りました。
しかし、美大に入ったからといって絵の仕事一本で生きていけるわけではありませんでした。
マーケティングやwebサイト制作の知識を持つことで初めて世の中に自分の存在を知ってもらったり作品を購入してもらえることを知りました。
なので今必要な作品制作と未来で必要なマーケティングとwebの勉強をしています。
それらは過去からの教訓で得たものだと思っています。
少し話が逸れましたが、つまり生きる上で必要なことを最優先に考える。そして余ったお金の一部を最低限の娯楽に使う。
それが「自分に合った生活」いわば身の丈に合った生活なのだと思います。
自分に合った生活に少しだけミニマリストのエッセンスを。
自分に合った生活がわかったところで、ようやくミニマリストの話に戻ってきます。
自分にはミニマリストの生活スタイルが向いていないからといってミニマリストを真似してはいけない決まりはありません。
「断捨離」という言葉が流行った時もそうでしたが、ミニマリストの考え方はいろんな場面で参考になります。
例えば、物を購入する時。
「これは自分の人生において本当に必要なものなのか」
を買い物カゴに入れる前に(もしくは購入ボタンを押す前に)一度考える。
これを購入することで自分は何時間あるいは何日間働くことになるのか。
これを購入しないことで他にどんなものが購入できるのか。
購入する前に少しでも考え方ことができれば今まで無駄遣いしてきたものも、これからは少しは減らせるのではないでしょうか。
結論。
ミニマリストの生き方をいきなり全て取り入れるのはなかなかハードルが高い。
ミニマリストの生活を自分に合ったところだけ取り入れて、今よりも過ごしやすい環境を作る。
ミニマリスト100%か、そうじゃない人100%か、なんてもったいない。
いい意味でこだわりを捨てて過ごせばより良い生き方が見えてくるのではないでしょうか。
山村悠月(ゆづき)
仕事が好きな熱い心を持ったクリエイターです。 会社に依存するだけでなく、自分のスキルを活かした働き方・生き方を模索中です。 またシングルマザーとして子育て奮闘中ですので「応援してやってもいいかな」と思った方はポチっとして頂けると励みになります!いつもありがとうございます!