岡田柚香 Yuzuka Okada

ピアニスト🎹広島県出身 東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業、同大学院修了し、ベルン芸術大学 Hochschule der Künste Bern在学中 X(旧Twitter)の方もよろしくお願いします!

岡田柚香 Yuzuka Okada

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最近の記事

フランス・アルボワでの演奏会

9月19日からスイス人の門下生2人と共にベルンから車で2時間半ほどかけてフランス・アルボワへ。スイスとフランスの国境は本当にパスポートを見せることなく通過できて、本当に陸続きになっているのだなと改めて思いました。 ※11月から国境管理強化のためパスポート所持必須になっています。 今回はヨーロッパ文化遺産の日のイベントとして企画された演奏会。文化遺産のイベントということもあり、1911年製のプレイエル、1913年製のエラール、1926年製のガヴォーという普段はなかなか弾くこと

    • オープニング演奏〜在スイス日本大使館公邸にて〜

      2024年9月27日 在スイス日本大使公邸にて行われた勲章授与式のオープニングで演奏させていただきました。 綺麗な木目調のスタインウェイに、写真では写せないのですが、桜もあるお庭に素敵な絵画が飾ってあるお部屋に歴史ある建物…そのような場所で弾けるなんて、どこでいつ出会いがあるかわからないものです。 授与式の後は立食パーティーにて、大使館のシェフによる日本食をいただきました。もともと美味しい上に、ベルンで食べる日本食は格別!でした。 ベルンに来て色々な方と関わり、こうして

      • イタリア・トリエステ(Trieste)旅

        前回の続きです。 Breaciaから電車に乗ること4時間…で目的地Triesteに着くはずでした。 というのも途中の駅で止まってしまい、イタリア語しかないアナウンスで「???」となりつつ、周りの乗客の様子や英語で聞いて、どうやら沿線火災があったから、「この電車はTristeまで行かないよ」と。なんとか電車を乗り継ぎ、最終的にはバスに乗ることに・・・!このバスにもなかなか乗れずに立って待ち続ける(2時間半)ことになり、結局10時間の移動になりました。トラブルも海外の旅の経験

        • ピアノ・マスタークラス in イタリア(Brescia)

          2024年8月26日から30日までイタリア・ブレシア(Brescia)にてTalent Summer Coursers&Festival というマスタークラスを受講してきました。初めてのイタリア、ミラノから1時間ほどで着き、とても綺麗な街でした。 宿泊はマスタークラスが用意してくれるプランでホテルを取り、同門のスイス人ちゃんと一緒に泊まりました。ツインを取ったのにダブルベッドになっていたり…というハプニングも彼女が対応してくれました。毎日たくさんお話をして親睦を深められまし

          東京・広島でのピアノリサイタル(2024.6.29&7.14)

          遅ればせながら日本での一時帰国中に「岡田柚香ピアノリサイタル〜揺れ動く心と鐘の音〜」を無事に終えることができました。お越しいただきました皆様には心より感謝申し上げます。 演奏曲目は スカルラッティ ソナタ ホ長調 K.380 L.23 メンデルスゾーン 前奏曲とフーガ ホ短調 Op.35-1 サン=サーンス 練習曲 Op.111-4「ラス・パルマスの鐘」 ショパン 練習曲 Op.25-1 「エオリアン・ハープ」 ドビュッシー 映像第 2 集 1.葉ずえを渡る鐘の

          東京・広島でのピアノリサイタル(2024.6.29&7.14)

          フランス・ストラスブールでピアノリサイタル(2024.4.29)

          なぜか日本で育ち、スイスに留学しているにも関わらず、人生初めてのソロリサイタルはフランスになりました。 振り返ると17歳の頃に初めて海外を訪れたのもフランスでした🇫🇷 今の先生もフランス人。 なんだかフランスに不思議なご縁を感じてしまいますが、フランス語が分からないので、少しずつ言葉を知ろうとしている段階です。発音が難しすぎる…こちらに来てフランス音楽にも積極的に取り組むようになり、最初は先生に「その音は全然フレンチじゃないわ」とバッサリ切られつつも、少しずつ掴めるようにな

          フランス・ストラスブールでピアノリサイタル(2024.4.29)

          なぜスイス・ベルンにピアノ留学しているのか?

          なんでスイスなの?なんでベルンなの?と聞かれることがあります。 特に音楽留学でスイスを選ぶことは少ないでしょう。スイスの隣国であるドイツ🇩🇪やフランス🇫🇷はよく留学先としても選ばれ、多くの作曲家が生まれ育った地でもあります。 そしてスイスの中でもよく耳にする「ジュネーブ」や「チューリッヒ」でもありません。 あまり日本人は知らないと思いますが、ベルンはスイスの「首都」です(私は知りませんでした汗) 首都といっても東京のような街ではありません。ベルンはスイスの人口ランキング

          なぜスイス・ベルンにピアノ留学しているのか?

          スイス・インターラーケン観光②

          前回書いた記事に続き、インターラーケン観光、第二弾です。 インターラーケン・オスト駅を降りて、街の方ではなく、展望台がある方へ向かいました。残念ながら冬はやっていませんでしたが、ケーブルカーがあり、ハーダークルム展望台という、アイガー、メンヒ、ユングフラウの3名山を含むアルプスの山々が見える展望台があります。 私は山を眺めたかったので、それならば少し高いところまで行こうと言うわけで、当てもなく歩いていたところ、廃墟が見えたのでそこを目指すことに。 1時間かからないくらい

          スイス・インターラーケン観光②

          スイス・インターラーケン観光①(メンデルスゾーンを巡って)

          今回はフェニックス・メンデルゾーン(1809~1847)を巡るインターラーケン編をお届けします。 前回、書きましたトゥーン(Thun)駅から電車で30分ほどでインターラーケン・オスト(Interlaken Ost)駅に着きます。 インターラーケン(Interlaken)はトゥーン湖(Thunersee)とブリエンツ湖(Brienzersee)の2つの大きな湖に挟まれた街です。 メンデルスゾーンが弾いたオルガンがある教会はインターラーケン・オスト駅から一駅先のリンゲンベルグ

          スイス・インターラーケン観光①(メンデルスゾーンを巡って)

          スイス・トゥーン観光(ブラームスが過ごした街)

          スイスの首都ベルン中央駅より20分ほどで着く、同じベルン州に位置するトゥーン(Thun)を訪れました。 ここは、ヨハネス・ブラームス(1833~1897)が避暑地として1886~1888年の夏を過ごしていたそうです。 現在でも「Brahms Quai」といわれる川沿いの道があり、彼が訪れた証が残っています。 トゥーン滞在中に作曲されたのは チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100 ピアノ・トリオ第3番 ハ短調 Op.1

          スイス・トゥーン観光(ブラームスが過ごした街)

          スイス留学のビザ・滞在許可証について(2023.09)

          どこへ留学するにしても立ちはだかる問題…ビザ関係についてのお話です。 スイス留学に関してはなかなか日本語での情報が少ないので、私の経験を書き残しておきます。今後、スイス留学をされる方の手助けになれば幸いです。※2023年9月現在の情報です。 まず、日本のパスポートを持っている場合はスイス滞在でのビザはいりません。しかし、3か月以上の滞在の際には滞在許可証(Aufenhaltsbewelling)が必要になります。 ↓スイス大使館の文章↓ 100027781.pdf (emb

          スイス留学のビザ・滞在許可証について(2023.09)