ハリーに想いを繋ぐ旅 36日目 『YuzuJinのHOGWARTS LEGACY 日記』
ある友達の希望が絶たれ、ある友達の夢が叶ったのが前回。
前回の記事はこちら。
今回は最後の戦いに必要なある物を作りにホグズミードへ行くところから。
『オリバンダーの杖』
守護者からの4つの試練を突破した証『ペンシーブの遺物』を持ってオリバンダーさんの所にやってきたYuzuJin。
今まで何百、何千本もの杖を作成、修理してきたオリバンダーさんでも作ったことがない全く別物の特殊な一本。どうなるか分からないがやれるだけやってみようとオリバンダーさんは言ってくれます。
試行錯誤を繰り返しなんとか杖を仕上げてくれました。守護者の先生たちも言っていましたが、この杖は最後の保管所に辿り着くため、その目的にしか使用することが出来ないようです。初めて作ったとはいえ流石はオリバンダーさん、ありがたく杖を受け取り店を後にします。
『子供は、単なる、未熟な、生き物だ』
オリバンダーさんの店を出ると見たことのあるシルクハットの男に声をかけられます。『二人きりで話がしたかったんだ』と言うこの見慣れた男はビクトール・ルックウッド。守護者チャールズ・ルックウッド先生の子孫であり最近までランロクと手を組んでいた悪党です。
ランロクが最後の保管所の場所を知ってしまい自分が用無しになった事で今度はYuzuJinを仲間に引き入れようという魂胆のようです。もちろん『そんなことは有り得ない。』と断ります。
最後の保管所は魔法族のものだ、二人で力を合わせなきゃバカだぞ。とルックウッド。
何を言っているんだこいつは?馬鹿はお前だルックウッド。様々な人を力で脅しておいて立場が悪くなったら簡単に手を組む相手を変えるなんて馬鹿以外のなんだと言うのでしょうか。
この杖はYuzuJinが求める物にもちろん関係ありますが、お前には関係ありません。黙ってもらってもいいですか?
先祖である守護者ルックウッド先生は子孫である君の事を情けなく思っているよ。立派な祖先を持っているのに闇の魔法使いに成り下がるとは愚か者め。
『子供は、単なる、未熟な、生き物だ』
この台詞は…聞いた事があります。以前フェルドクロフトを訪ねた時に。セバスチャンから。アンを呪った相手が発していた言葉として。
と別の事を考えていると。
突然現れたルックウッドの部下に姿現しで別の場所に連れて行かれてしまったYuzuJin。相手は準備万端で待ち構えていました。最初からYuzuJinを別の場所で始末するために接触したのでしょう。
ホグワーツに来たばかりのYuzuJinであればここで人生終わり。だったのでしょうけど、今は違います。1年間色々な出来事で鍛えてきたYuzuJinの実力であればなんということはありません。
闇の魔法使いお得意のアバダ・ケダブラも跳ね返し、ルックウッドを粉々にしてやりました。順番的にはハーロウからだと思っていましたが、先にボスの方から倒してしまいました。
『最終決戦に向けて』
ルックウッドを倒した事をフィグ先生に報告。少し信じられないといった様子でしたが『すべての魔法使いに大きな貸しを作ったな』と褒めてくれました。これで全ての準備が整ったので、最後に守護者たちの話を聞きにいきます。
今までYuzuJinが触れて来たもの。ポートキー、金庫、ロケット、書物、試練、全ては古代魔法を扱えるYuzuJinに守護者たちと同じ選択をしてもらう為だった、とラッカム先生が言います。
守護者たちが生きていた時代、その時に古代魔法を扱える者として出てきたイシドーラ・モーガナークは魔法族には手の届かない扱いきれない物の誘惑に負け、最終的には守るはずだった存在、彼女の本来の目的すら忘れ力に溺れてしまった。君はそうなってはいけないよ、と守護者たちは言います。
『私たちの遺産を君に託そう』と言ったラッカム先生の手によって地図の間の水が抜け現れたのは、最後の保管所へ続く道への扉。
これから向かう場所はその名も『守護者の大洞窟』この先に最後の保管所があります。手遅れでなければ、ランロクが到着する前の手つかずのままの保管所に出会えるはずです。
なぜYuzuJinが試されてきたのか、なぜ守護者たちの記憶を順番に見せられたのか、全ての謎がやっと明らかになりました。あとは古代魔法の継承者であるYuzuJinがどうするのか、彼が選択するのみ…です。
というところで今回はここまで。
次回はいよいよ最終回、になるはずです。
それではまた、次の機会に。
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