凸凹っ子meetsミュージアム
こんにちは。ユズデコ第2回目の記事をUPします。
先日は、noteページ開設について、たくさんのスキ!、SNSからいいね!、応援のメッセージをいただき、ありがとうございます!
勇気を出して、まずは一歩を踏み出せて良かった、と心から思えています。
美術とインクルーシブに関わる情報などもお寄せいただき、未来が明るくなりました。
本当にありがとうございます。
ページ開設に向けてリサーチしていた最中、
「発達障害者と美術館」を考える上で興味深い取り組みや、プログラムを見つけました。
今回の記事では、リサーチの「プロローグ」として、まずはその紹介リンクを取り上げたいと思います。
みんなでミュージアム ヒアリング調査レポート2[鑑賞の支援者編]前編
みんなでミュージアム ヒアリング調査レポート2[鑑賞の支援者編]後編
NPO法人エイブル・アート・ジャパンが行っている「みんなでミュージアム」(略称:みんミ)のウェブサイトにて、障害のある人のパートナーとして鑑賞を支援する活動を行う5人の方々へのヒアリングが公開されています。
このヒアリングには、発達障害をお持ちの母親として自身のメディアで発信をされる橋口亜希子さんが登場されています。
橋口さんの証言は、「発達障害者と美術が出会う場作り」を考える上でとても貴重です。
私もこのページでも、他のプロジェクトでも、幼い頃から大人になった今までの「当事者から見た、感じた美術館体験」を伝えていけたら、と物凄い刺激になりました。
発達障害の子たちに友達も。米ニューヨーク交通博物館の取り組み。(たーとるうぃず 発達障害ニュースより)
Museum helps autistic children make connections through love of trains(wter)
ニューヨーク交通博物館が、専門家の協力を得ながら、発達障害の子に寄り添う「地下鉄探偵プログラム」を実施しているそう。
熱中するもの、同じ特性を持つもの同士が出会える、いきいきできる素敵な「場作り」ですね。
発達障害の人と楽しむ芸術鑑賞会
第3節 発達障害、知的障害の人と楽しむ芸術鑑賞会(http://careservice-shiga.comより)
日本国内でも、過去にアール・ブリュット魅力発信事業実行委員会が発達障害の人を対象にした鑑賞会を実施されていました。私も当事者として、参加者の皆さんと一緒に鑑賞会の現場での「気づき」などを共有したいと思いました。
この1年間、私は当事者が集まる場に身を置き、そこで「発達障害を持つ人の心に刺さる芸術、美術展」などを取り上げることを考えて、紹介する機会を持つことができました。
紹介をする回を重ねるごとに、耳を傾けてくださった方々の「自分たちも観に行っていいんだ」とホッとされる反応に私も嬉しくなっています。
「凸凹な私たちを受け入れてくれる場」
このような環境を見つける、自分たちで作ることは、とても大切なことだと感じています。
そして、今回の記事で取り上げた取り組みやプログラムが、もっと増えていってほしいと願うとともに、私も自分が出来ることを進めていきたいと思います。