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YouTubeで学んだ、ランディングページ制作に役立つ7つのポイント

ランディングページ作成にあたって、やまけん(山田研太)さんという方が共有している大変勉強になる動画を見つけたので、備忘録として内容をまとめてみました。

【実証】CV率・反応率が高いランディングページの作り方『売上成果を出したい人』
https://youtu.be/b-d8T9p9j-s

<本日のゴール>
下記3つについて理解すること:
①そもそもランディングページの何が大事なのか
②どういう風にイケてるランディングページを作るのか
③どういう風にターゲットとキャッチコピーを決めるのか

はじめに

ランディングページ(以下LP)は、以下の2種類の情報からできている。
・文字情報
・デザイン情報

イケてるLPを作れるかはセンスにかかっていると考えている人が多いが、反応率またはコンバージョン率が高いLPは誰でも作ることができる。LPを作るにあたっては、小説家のように巧みに言葉を使いこなせるようになる必要はない。LPを作るにあたっては、コピーライターになればいい。

さて、コピーライティングには法則がある。ベストセラーとなった「伝え方が9割」という本でも言われているように、コピーライティングとは学べば誰でも実現可能。


イケてるLPをつくる法則

早速、イケてるLPをつくる上での法則は下記の通り。

・コンセプトを定める
・コンセプトをデザイン化
・コンセプトをキャッチコピー化

LPをつくる上で知っておきたいことは、既存客と見込み客に対するアプローチはまったく違う点。既存客は自社に興味をもってくれていても、見込み客は基本的に自社への認知/興味はない。

見込み客を獲得するためのLP作成にあたっては、見込み客にはそもそもじっくり読んでもらえない前提で文章を書く必要がある。したがって、LPを見たときにファーストビューで一瞬で「読みたい」と思わせる必要がある。LPは、ファーストビューで8割が決まるのだ。

売れてるコピーライターの時間の使い方は...
・リサーチに7割
・コンセプトづくりに2割
・ライティングに1割

上記からわかるように、LP作成にあたっては、書く前の準備段階にしっかり時間を使うことが大切。

■効果的なリサーチのTips

既存客にヒアリングしても意味がないため、見込み客がどんな悩み、不満を抱えているのかをリサーチする。コピーライティングの基本はコピー&ペースト。なので、ヒアリングを通じて見込み客自身が使っている言葉をメモることが大切。

売れていない人のコピーを見ると、お客さんが言っていない言葉を使ったり、お客さんの言葉を勝手に言い換えたり、自分でつくった言葉を使ったりしていることが多い。売れるコピーをつくるためには、相手が使った言葉をコピー&ペーストすることがカギ。


■効果的なコンセプトづくりのTips

コンセプトとは、お客さんに与えることができる1番のメリット。そしてコンセプトによって価値が違う。

たとえば...
「今のブログのPV数を2倍にする方法を教えます」
「YouTubeチャンネルを最短で10,000人にする方法を教えます」

もし上記が手に入るのだとしたらいくらまで払えますか?と尋ねたとき、それぞれのコンセプトにつける価格帯は違うはず。

お客さんは商品・サービスにお金を払うのではなく、コンセプトにお金を払う。コンセプトとは、お客さんが手に入れられそうな未来のゴール。その未来が現実になるんだったらこれぐらい払える=価値。したがって、LP作成にあたっては、本文の細かい内容云々よりも、いかに価値が高いコンセプトを作れるかが重要となる。

価値が高いコンセプトづくりのコツ。それは、

「このテーマだったら10人中何人が興味をもつか?」

を考えること。たとえば...

コンセプト案①:月10万円の不労所得のつくる方法
 ⇒ 10人中8人が興味あり
コンセプト案②:アメブロのPV数を2倍にする方法
 ⇒ 10人中5人が興味あり

イケてるコンセプトとは、そのコンセプトに対してより多くの人が興味を示すもの。しかし、どんなに興味を示したとしても、コンセプトの価値が低い(=高いお金を払ってまで得たいものではない)となれば、意味がない。

そこで、リサーチの結果つくったコンセプト(仮)がイケてるかどうかテストするには、下記の基準を参考にする。

<イケてるコンセプトかどうかを見極める基準>
①多くの人が求めているもの
②より高い単価

さて、実際にコンセプトがイケてるかどうかを上記の基準に照らし合わせてテストするためには、思いつく見込み客を3~10人紙に書き出す。そして対面で会って、15秒~30秒の間でその人にコンセプトを話す(もし直接話せないなら、脳内でシミュレーション)。

そしてコンセプトを話した結果、10人中何人が前のめりになって「それめっちゃ面白いですね!」と言ってくれるかどうかをみる。

最大30秒(できたら10秒~20秒)以内で相手が前のめりになってくれないなら、コンセプト自体がイケていないサイン。対面で売れないものは、ネットでも売れない。だから、対面でセールスできるかどうかを試して、イケそうだったらそれをネット上で再現することが大切。

■効果的なキャッチコピーのTips

コンセプトが決まったら、いよいよキャッチコピーづくり。本文よりも、圧倒的にキャッチコピーの方が大切。

さて、キャッチコピーには2種類ある。
・メインコピー
・サブコピー

メインコピーは、多くの人に響くように、ある程度抽象度が高いものである必要がある。メインコピーを考えるにあたって参考にしたい要素は下記の通り。

<イケてる象度の高いメインコピーの6つの要素>
①ベネフィット
②具体性
③新規性・好奇心
④常識否定・意外性
⑤クイック&イージー
⑥緊急性・限定性

メインコピーは、10人中8人に響くコピーにする。一方で、サブコピーは、全員に刺さるものにするのではなく、最大値の事例を書くことを意識する。

たとえば流行りのオンラインのダイエットコーチングを例にすると、メインコピーとサブコピーは下記のようになる。

【メインコピー】
・3キロを3ヶ月で健康的に痩せる方法をお伝えします
・なぜ彼らは3ヶ月で3キロも健康的に痩せられたのか?

【サブコピー】
この中で、まったくこれと同じ方法で今まで何回もダイエットに失敗した人が、3ヶ月で13キロ痩せました。リバウンドもしていません。

メインのコピーはがっつりやりすぎると煽り感が強まる。メインコピーではあくまでも、「え、それすごくない?」「どうやって?」「そんなのあり得るの?」といった感情を引き出して、次に読み進んでもらうことを念頭に置く。

一方で、ユースケースを書かないと具体的なイメージが湧きづらいので、サブコピーで具体性を増したものを書く。

さて、メインコピーとサブコピーが響くかどうかは、ターゲットを誰にするか次第。ターゲットが決まることで、ターゲットのニーズに応じた商品が決まるし、①価格、②出す媒体、③書くべきキャッチコピーが変わる。

ちなみにキャッチコピーを考えるにあたっては、クリエイティブなセンスが必要なわけではない。キャッチコピーを考えることは、型と見込み客の声を組み合わせる作業に過ぎない。

1)型 + 2)見込み客の声 
※1)コピーライティングの本や既存のLPに載っている型
※2)見込み客の言葉

上記1・2の組み合わせを30個ぐらい作って、よいものをピックアップして最終的に1つのキャッチコピーに決める。

この記事で共有したランディングページをつくるコツは、チラシ等他の媒体をつくるときにも活用できるので、ぜひ参考にしてみてください!やまけん(山田研太)さん、ありがとうございました!

写真の参照元:
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