見出し画像

私がほぼ初対面のシェアハウスの皆さんとLAに向けて飛ぶまでの話

ゆずです。今はダラスからLAに向かうフライトの中です。

いつも遊んでるんじゃないか?と思われるのですが、真面目にスタートアップに投資活動をしています。新卒でVCとなって半年。1週間のオフを取りまして今回は正真正銘!遊びでLAに来てます。(現地で会える方も大募集中です!)

詳しい旅の様子はSNSでも発信しますが、今回はどうしてひとりフライトの中にいるのかの経緯を書いてみます。超簡単にいうと、「初対面の方のLA行きの旅行に面白そうなのでついてきてしまった」という理由です。訳がわからないと思いますよね。まあちょっと読んでください。

まず初対面の方がいましたらちょっと自己紹介します。
今村柚巴、2000年生まれで新卒でSkyland VenturesというVC(スタートアップに投資をするファンド)で投資活動をしています。エンタメ、人材系、Ai受託系のスタートアップ、それもほぼ全員学生という若手に投資をしており、普段はめっきり学生起業家と会い続けてます。
学生時代は旅人をしており、日本一周してゲストハウスを巡ったり、イギリスに1年留学して周辺国に行ったり、船で太平洋を横断したり、エジプトまで友人の結婚式に参列しに行ったりしてました。渡航経験は29カ国です。

アメリカのディズニーです

フットワークが異常値に高いVCなんだ~と思ってくれればいいですね

で、知る人ぞ知る情報なのですが、今村はこの4月からシェアハウスに住んでます。

下北沢にあるSHIMOKITA COLLEGE(以下、カレッジ)というところで、高校生、大学生、社会人が合計約120人住んでいます。(大体初見の人に驚かれる)
5階建てのでっかい家に共同生活をしていて、朝夕が食堂で出るので一緒に囲んだり、縦割り班があって班で旅行に行ったり、運動会や文化祭があったり、漫画みたいな家です。文字に起こしてると改めてそう思う。

仕事柄、「学生起業家が沢山いるから住んでるの?」と聞かれるのですが、ちょっと違います。っていうかほぼいません。
カレッジはHLABという学生を対象とした教育系のベンチャー企業が運営しているのですが、コンセプトとして海外大学の寮が掲げられています。それぞれ異なった興味関心や得意分野を持つ若者が共に暮らすことで、利益に拘らない仲間関係を築いていくことを目的としており、敢えて興味関心をバラバラにされた人のみが選抜されて住んでいます。(ESと面接が入寮に当たって必須です)

だから、アーティストから医者、大企業勤めの人も普通にいます。ただ全員、お互いに学びや経験、価値観を与えることと、人のキャリアを強制しないことだけが取り決められています。(日々起業しろって言ってるのでいつkick outされないかヒヤヒヤしてます)

私がここに住むことを決めたのは、「起業家ではない人とスタートアップど真ん中の自分が共に暮らしたかったから」。
仕事柄私はスタートアップしてる人しか関わることができないです。1年目だからとかそういう理由でなく、起業家と過ごしていた方が仕事になるし、投資チャンスも回ってきます。VCという仕事の性質上仕方がないものです。

でもいろんな世界線を本気で選択している人との接続やリスペクトを失いたくなかった。

この世界を作ってるのは起業家だけではないと思います。それは旅をして、いろんな人に出会った経験から言えます。

そして私の将来の目標は再三書いてますがサマーウォーズのおばあちゃん。

「起業家」が一強ではないように生きていきたくて、でも今村は何事にも全力になってしまうので、ほっとくとずーーーーっとVCとしての仕事をして、起業家とばっかり会うようになってしまう。
だから生活の場をこの家に移すことで強制的に多様な価値観を持ってる人と暮らそうとしています。

あと、裏目標として、VCという仕事をしってもらいたいというものもあり。
私はスタートアップもVCも大好きだし誇って仕事してます。でも「若手スタートアップへの投資家」ってなんとなく怪しくないですか?笑(私は怪しいと思ってました)

なので、今村がこの家で普通に過ごすことで、この仕事のことを知ってもらえるような接点になりたいと思ってるのです。(特に学生に対して)
ありがたいことに最近では家で大喜利大会があったら「投資」ネタでいじってもらえたりとか、大学生がうっかりsvでインターンしたり、ポジティブな接点は作り始められてるんじゃないかなって思ってます。(知ってもらえたらいいなって思ってるので)

投資ネタ

で、話を戻すと。

ちょうど6月、カレッジ内イベントとしてボウリング大会がありました。
そこで一緒のチームになったのがカレッジを運営するHLABの理事の横山さん。

ボロボロだったボウリングを指導いただき晴れてチーム3位くらいになったところで、偶々話していて「9月にHLABのOB生とドジャーズとアメフト見にいくんだよね」とおっしゃっており。
完全にその場のノリで
「え~私もついていっていいですかw」
「ははは、本当に来るなら笑よくカレッジ生でついてくることあるよ笑」
的な会話をしてまして。

そこから数週間後

航空券、購入★

いや、割と訳がわからないと思うんです。新卒1年目の結果を出さないとな時期に、1週間の休みをとってほぼ初対面の方々とアメリカ旅行??(それを受け入れてくださる横山さん、のぶさんもすごいと思う)

でも、私は逆に誰もやってないからこそ必要だと思うし、あと本能が行った方がいい、と言ってたのでその直感に従ってみることにしたのです。

私はしばらくはVCとして生きていくということを決めており。自分がどんな人を仲間にしたいかと思ったらユニークネスが高くて、自分の知らないことを知ってる人だなって思ってるので、全ての時間とお金を経験に自己投資することに振り切っています。(服やブランド、嗜好品にもそんなに興味ないので、、)
やってみたいことは誰より早くやり切って、次にやりたいことを見つけていく。それが今村の人生とVCとしてのプレイスタイルなので、ふっとアメリカにこの人たちといったら面白そう!大谷選手を見たい!あと現地で会える人に会いたい!と思ったのです。

というわけで(?)あえて仕事は一歳行わず1週間をとり、アメリカに飛んでおります。
ただ、今村はあんまりプライベートがあるわけでもないので元気に発信してるし、エンタメやテクノロジーの最先端を見たい。
何よりスタートアップの方だけに拘らず、LAとサンフランシスコの現地に住む人に沢山会いたい!です。
国籍はあんまり問わず、約5日間いますので気軽にご連絡/お繋ぎいただけますと幸いです!飛んでいきます!

PS
この旅を後押ししてくれたのはとは言え起業家の友人でした。なんだかんだ仕事が、、と言ってた私に対して「俺がゆずだったら絶対にいくね」と声をかけてくれてありがとう。助けられてます(彼の会社にもこの度投資をさせて頂くことになりました。もうすぐリリース出しますが、最高の友人であり起業家です。大きくなろうな!)

いいなと思ったら応援しよう!

ゆず@ノマド女子VC
人生のターニングポイントをこのマップに刻んでいってください〜 https://universityofuniverse.net