ゆずの旅酒場vol.2セルフ反省会 成功かと思いきや?根本が?
みんなで、私の酒場を成長させてください!
こんちは。ゆず@ノマド女子大生です。
先日「ゆずの旅酒場vol.2」というイベント(この表現は厳密には違うのですが)を開催いたしました。
反省会、するぞ!
その、セルフ反省会をこのnote上で行います。
途中かなりネガティブなことを言ってしまっているとは思うのですが、私的にはすごくやる意義があると思ってるし、成功させるべきと思うんですよ。
でも私一人では知識量にも経験値にも限界がある。だからこのnoteで発信することで、イベントの内容をもっともっといいものにするために力を貸して欲しくて、発信することに決めました。
イメージはたまごっちです。
私のまだまだひよっこな酒場を、皆さんの力をお借りして素晴らしいものに進化させて欲しいのです。
拡散はどんどん希望ですし、noteのコメントでも、facebookやtwitterなどのコメントでも、ご意見を頂戴したいです。
なので、noteをみてこんながむしゃらバカな大学生のイベントを見てやろうと思ってくださった方には、是非実際に足を運んで頂きたいです。
で、「ゆずの旅酒場」ってなんやねん?と思ったあなたへ!
これはですね、今現在東京と地方を多拠点しながら大学生活をオンラインで営む、「ノマド女子大生」のゆずが、「地域で巻き起こった物語」のキーとなった食材やお酒を買い付け、東京のゲストハウスで酒場として開店し、お越し下さった方に振る舞う。というイベントです。
このイベントのヒントになったのは昨年ゆずが実施していたゲストハウス日本一周の時のこと。
必ず一つ次の県に移動するときには、前の県のお土産を買って持って言ったんです。
「お土産」として自分の目の前に実際に食べられるものとしてその地域のご飯やお菓子があると、不思議とそのご飯を買ってきた経緯の話まで聞き込んでくれたのです。
やっぱりただただ旅の話を聞くより、そこに私が持ってきた現地の空気を纏った物があって、実際にさわれて、食べることもできて…って、自分の旅のことを知ってもらうのにとても有用性がある。
今後私は地方と東京を他拠点する、という大学生のあり方を提唱して行きたくて、それは社会人の方もで。ちょっと地方に行ってみたいけど、どこがいいんだろうな〜という人に与えられるきっかけになれば。と思って開始することにしました。
何より私がお土産を選ぶ瞬間が楽しい!笑
まあでも、こういうイベント的な場を作るとわからないこと、できないことがそれこそたっくさんあって…。
読んで欲しい人
・地域発信に興味がある人
・流通とか、商社的な活動の知識がある人
・ようわからんけど頑張ってる学生のイベントに知識を与えてやるよ!という方
・今後イベントを始めるから、経験談を知りたい人
・ゆずが頑張ってる様子を見たい人。(応援してくれると私はとっても幸せです)
・反省点について
まあまず前回の反省をざっくり見ていこう。
いや、多。
初回ということもありめちゃくちゃ反省しまくってます。前回に比べたら改善点を書きつつ振り返ってみようかと。
・準備について
+予約制にして人数を把握しよう
まず前回発生した最もデカい問題
お客様が来すぎた!
いやあの、めっちゃありがたいことなんですよ?たくさんの人が来てくれるしみんな久しぶり!ってしてくれるし。
でも私一人のキャパがもたなすぎるし、手伝ってくれるよ!と言ってくれる人にも申し訳なさがすぎる。てんやわんやのバイト状態。
せっかくストーリーを楽しみに来てくれてるのにほとんど解説もできず…という状態。
よ、よくねぇーーーーー…
実際お客さんのアンケートでも、ゆずちゃんと喋りたかったと言ってくれる人やコロナ的に…という人も多かったので大幅改訂。
10人の制限を決めた予約制にいたしました。
まず準備に関してですが、人数が決まってると仕入れなどの準備の心の余裕ができます。これをこれくらい買えばいい、大体の固定した収入はいくら、とわかるとリラックスして準備ができました。
+メニューを絞ろう
あとこれも前回問題になった点。
メニューの種類が豊富すぎる!!
いや、個人的にはあれこれもストーリーがあるの!?迷っちゃう☆的なのを期待していなくもなかったのですが迷い尽くした結果どれを頼めばいいかわからんし、スタッフもあれこれ作るのにてんやわんや。出ないフードはとことんでないから廃棄になりがち…という誰も得しない結論に。
イベントに参加した経験豊富な大人からは、フードを絞ってストーリーをまとめるべきと散々言われたので
絞りました。
メイン・パンツのみ!
ちょっと意味わからんかと思いますが、メインディッシュをパンツのみにして、あとはドリンク二種とお通しに絞りました。
一つ一つ解説をいたしますね。
☆チケット メガネメーカーのフレームの破片
鯖江にあるKISSOというメガネフレームから作ったアクセサリーのお店から、きれいな破片をいただきました。この先使い道がなく捨てられてしまうとのことだったので、入場チケットの代わりにしようかなと。
同じく鯖江のSAVA!STOREというところからはうるしのあまりを和紙に染み込ませた「はしおきのようなモノ」を購入。こちらは本来は廃棄物を100円で販売するというモノなのですが、箸置きに使ってそのままお土産にしました。
私がこういう、単体であれば0のものを掛け合わせることで100にするようなプロダクトが好きなので…
☆お通し三種盛り
切り干し大根、うめぼし、おかきの三点セット。
切り干し大根は、私が質素な食事をしすぎて憐んでくれた宇野さんからの頂き物。
梅干しは、食材がなさすぎて玉村屋さんから(かっぱら)いただいたもの。
おかきは、鯖江を案内してくれたしもちゃんからのプレゼントでした🎁
☆パンツ ラーナニーニャ
こちらのブログにも書きましたが、パンツ屋さん兼まちづくりのドン兼ギャラリー運営者兼雑誌編集長兼えいがづくりプロというとんでもない経歴の宮田さんに、とってもとってもお世話になったのです。(以下のブログ参照)
そんな彼のお店、ラーナニーニャ様からパンツをスポンサードしていただきました。
パンツをスポンサードして酒場に出すというパワーワード。
☆梅酒&甘酒(ノンアルコール) 玉村屋
玉村屋には毎年大量につけられた梅酒、梅ジュースと、近くの酒蔵さんからいただく酒麹があります。
あまりにも多すぎて梅ジュースと間違えて梅酒を一気飲みした時にはぶっつぶれた記憶があります。
こちらもスポンサードしていただきました。重重の瓶を手持ちしたのも懐かしいです。
ちょうどコロナの緊急事態宣言下でお酒が出せないこともあり、ちょうど「いいジュース」を出すことができてよかったな〜と。
結構好評でした!甘酒はあんまり売れ行き良くなかったかな。やはり暑くなってくると甘ったるいものは出にくくなり、爽やかなものが出ますね!夜だし!
+スポンサーをしていただくことができた
これは本当に運の問題かなとは思うのですが、今回私がパンツの会に振ることができたのはこの宮田さんのおかげでございまして。
というのもこちら↓のブログにもありましたがスポンサーとしてパンツを12枚いただけたのです。(お客さん10.スタッフ3)
元々は一枚3000円もする代物。とてもとてもたくさんは買えないから彼の作った映画のURLだけでもスポンサーして頂ければなとご相談したところ、しっかりやるならということでご協賛いただけました。
玉村屋も同様にゆずちゃんが頑張るなら!と諸々いただけたり…
スポンサーしていただく分私に対するちゃんと伝えなきゃ、というプレッシャーはかかりますが、ある意味自分の意欲にもつながるのでいいのかな、と。
正直なことをいうと、事前に投資しておかなかればいけない額がないのですごく心的な余裕はありました。結果的に売り上げベースになるとイベントやってても心がしんどくなりそうで。せっかく来てくださったお客さんなのに最低でもこれくらいは売り上げなきゃってなったら元も子もないんですよね。
また、このイベントは大人の方ももちろん同世代の多拠点化に対してターゲティングもしていきたいと思ってて、両者の交わりを作りたいなと思ってるのです、なのでやったらめったら高価にしたくない
・当日編
+メニューもフライヤーも、持ち帰らせたいなら仕掛けをつくろうホトトギス
前回のイベントの時に、ストーリーへの導入として、メニューの裏面にそのフードのストーリーを書いて、種明かし的に配るということをしました。
だがしかしbut
忘れられる!!!読まれない!!!
そーなんです。イベント明けにはかつてみんなに配布したモノが忘れられまくるという悲しい状態。せっかく作ったし、これがキモなのにな…
また、ご紹介したかったストーリーのあるご飯のお店のフライヤーなども入り口付近に置いておくもきれいに忘れられる始末。たくさん頂いちゃったのに申し訳ない…
でもですね、ここでお客さん目線に立つんです。たしかに、よくわからんペラ紙の白黒のメニュー、持ち帰っていいかわからないし持ち帰ったにせよバッグの中でグッシャグシャになる未来はみえています。
じゃあどうすれば持ち帰ってくれるのでしょうか。ここで私は幼い頃毎年参加したちゃおサマーフェスティバルを思い出すのです。
入場無料のちゃおの展示会的なイベント。もちろんスポンサーで行ってるイベントだから広告やら昔のちゃおのふろくやらがたくさんもらえる。それをうちはいまだに当時ファイリングしたものが残ってたりするんですが、なんで持って帰ったのか?
お、お土産袋だあああああ
そうなんです、ふつーにペラペラのチラシや紙は、「渡されたモノ」になってしまう。それが一つに纏ってある程度の量があって、持ち帰りやすい袋にいれられていたら、ただのチラシは「お土産」に変わるのです。
また、メニューもメニューのままでは捨てられてしまう。どうすればいいのか?
同じくちゃおサマーフェスティバルの付録によくカタログ雑誌が入っていたのですが、わたしが小さい頃本当におもちゃのカタログ誌を読むのが大好きだったことを思い返すと、本の形を作ることで、同じPRの紙媒体も「眺めるモノ」から「読みモノ」になったのでは、と気づきました。
そのため今回はペライチから
冊子に変更しました!
といってもマッキーで書いて印刷し、ホッチキスで止めた簡易的なモノですが。
ちなみにこれは忙しかったことからイベント当日の午前中にめっちゃ集中して作りました、らよく1日で作ったねと褒めてもらったのですがそんなもんなのでしょうか?(わからん)
今回はまずフライヤーやショップカードを一枚ずつとかではなく、お客様の人数ぶん、つまり10枚はいただくようにし、袋に詰め、冊子と共にお渡ししました。
またこれの相乗効果になったのは👆でも書きましたがチケットと箸置き、そしてメインのパンツがガチお土産になったことです。
これらを持ち帰るのにどうしてもフライヤーの入ったお土産袋を使うことになります。そうしたら持つのも楽だしフライヤーも持ち帰ってもらえました。
UIデザインですね。
モノゴトのひらめきは意外と過去からの積み重ねにあったりするですね。ちゃおに大感謝です。
きらりん☆レボリューションが好きでした
+注文をカウンター制にし、やることを最小限に
もう一つ工夫したのが商品提供。前回はいちいちお客さんの席まで行って注文取っていたのですがもう無理!きつい!
とのことで、カウンター制、お金は先払いのシステムにしました。写真上部メガネの男性のところで注文も支払いも商品の受け渡しも行います。
しかもお通しは人数把握できてる分先に用意できてるし注文するべきドリンクも梅ジュースと甘酒の二点のみ。
よってお金の計算が簡単になるし、すぐに払うことができます。これでお金計算にあんまり時間を使わなくてよくなるね!
+展示物を展示物のようにした
前回いろんなフライヤーやグッズを持ってきたはいいものの、ちゃんと展示するのが難しくてですね、端の方にそっ…って置いてしまった節がありました。
ので今回はメインっぽいな〜というところに置いてみることに。
すると結構みんな見てくれました。これはパンツですが、これ何?と言ってくれたりしましたね。
+終わった後にすぐにFacebookグループで繋いだ
せっかくなのでイベントに参加してくれた人にはみんな繋がってほし〜な〜と思い、しっかりみんなのことをつなぐことにしました。ご紹介したひともグループに入れることでそことも繋がれるように…と
はい、
なーんか今回いい感じなんじゃない!??え、もしかしてイベント大成功!??
と思った皆さん、そう思いますよね。私もそう思っていました。
しかし後日、イベントのフィードバックをもらおうと二人の人に質問したのです。
すると、一人の人は言いました
Aさん「ゆずがもし福井のひとを伝えるイベントを開きたかったなら、あれでは全然達成できていなかった。もっとイベントとしてしっかり内容を作り込んで、紹介する人にも協力してもらってzoomで召喚するなりなんなりして、プレゼンもしっかり資料を作って行うべき。」
Bさん「ゆずちゃんとめっちゃ話せて楽しかった、むしろ私は福井の人のお話をずっとがっつり聞かされても正直ゆずちゃんと話せないから微妙。お客さんのニーズ的にはゆずちゃんという共通の関係を持った人との会話がしたいから、それがないのはなあ」
えー〜ーーっと
どっちの意見を採用すればいいの!!!!!
そうなんです。私、この酒場の「目標設定」を今まで行っていなかったんです。
前回はイベントそのものがてんやわんやで改善点だらけで、浮かび上がる問題点が分かり易かったから気づかなかったものの、今回もう一回行ってちょっと改善てできたことで、どこを問題と捉えるかが目標によって変わってくる現象がおきまして。はい、それって主催である私が採用すべき意見今回はしない意見決めるべきなんですが、目標がふわっとしてるからその意見を取捨選択できないんですね。
こ、根本問題〜〜〜〜
てな訳で(?)ここに今回上がった意見を一覧化しておきます。しかし私の方針が定まらない限りなーんもできないのでひとまず自分の方針がためをですね、して次回に挑みたいと思います。
三歩進んで二歩どころかスタートに戻るだよ!こんにゃろ!まあがんばるぞい!
☆意見一覧☆
・冊子は読む気になれない
・スライドの方が効率がいい
・紹介したいひとと直に話したい
・紹介したいひとを降臨させるとグダってお客さんの雰囲気が保たれない
・お通し1000円であのフード、というと高そうに聞こえる。たとえコンセプトでも入場料と表現するべき。
・せっかくの福井のイベントならゆずちゃんファンではなく福井に興味がある人に対象を絞り、ゆずのファン会は別で開催するべき
・ノンアル600円は高い、300円くらいが妥当(だけど個人の準備費用とかも考えるとその値段設定になってしまうのはしょうがないところがあると思う、からどっちを優先させるか問題だと思う)
・フードを出すなら試作は必須
・途中入退場可能にすると、何度も説明する手間ができてしまう。だからそこはもうフルで参加できる人に絞ってみては
・もともともっと別のスキルがある人に誰でもできる仕事をおまかせしてしまっていた。(会計、皿洗いなど)必要な仕事ではあるもののそのポジ賞の人を選ぶなら、これからイベントというものに関わってみたい層にお手伝いをお願いする方がいいのでは
・パンツを配るというのはむしろ商品価値を下げることになってしまうのでは?それでいこうと思うかと考えると微妙
などなど・・・あ〜あげると多いな悲しい・・・
まあ、この中から取捨を選択していこう。うん。どこまでいけるか。それは私次第なとこあるね!