見出し画像

勝手口の防寒対策、注意点と実例


「勝手口にカーテンかロールスクリーンつけたいんですけど…」
冬になると問い合わせの多い、防寒商品。リビング階段と並んで多いのが勝手口ではないでしょうか?
実際、台所に立つと、勝手口のガラス面から冷気が足元に流れ込んできて寒いんですよね〜
しかし勝手口は窓にはない難点があって、どうやってもつけられない…ってことがあります。勝手口に何かつけたい、と検討中の方にも伝えたい、勝手口の注意点をご紹介します!


ドアクローザーに注意

窓と違って圧倒的に出っ張っているドアクローザー。
このクローザーに当たるため、枠内付けができない、ということがよくあります。
よく希望されるロールスクリーンは、商品にもよりますが取り付けに必要な奥行は5〜6センチ必要になることが多いです。
カーテンレールなら一番コンパクトなレール直付(取付金具なしに直接付ける形)で2センチが最小ですが、レール設置しかできないなら突っ張り棒で自分でつけますってなることがほとんど…

キッチン・食器棚の吊り戸棚に注意

枠内付ができない、となったときに次に検討するのが壁付けですが、これまたキッチン特有の注事点があります。
それが吊り戸棚の開き扉。
勝手口の近くにあった場合、壁にロールスクリーンを付けてしまうと扉が開く時に当たって開けられない!という事態になっちゃうんですね。こういう時は壁につける事はできないです。
冷蔵庫の扉の場合だと、勝手口の方が冷蔵庫より上なら、とか少し勝手口から離すことができれば大丈夫、とか現場の状況によります。

取り付けできない勝手口の事例

先述した条件を満たしているのが、実はわが家の勝手口なのです。

後から設置した突っ張り棒がかたくて外せませんでした…
そう、わが家の勝手口、ロールスクリーンがどうやっても無理だったので、諦めて突っ張り棒でカーテンを吊りました…若干負けた感。

勝手口にカーテンのメリット

ちょっと不本意なカーテンの設置でしたが、メリットもあります。

生地が選べて洗濯できる

私は勝手口のカーテンはレースにしました。
遮光カーテンにした方が保温性は高いんですが、日中のキッチンが暗くなってしまうのが残念で。
そして白いレースだとキッチンも白いし寂しいかな?と思い、グレーのレースよりは分厚いケースメントくらいのざっくりした質感のものを選びました。
光に透すと生地感もはっきり見えて気に入ってます。
好みによって選べる範囲が広いのがカーテンのいいところ。
防寒対策重視の人は遮光カーテンにしてもいいと思いますし、寒い冬場だけつけてもいいですよね。
あと、コンロにも近いので汚れが気になる所ですが(だから白にしたくなかった)、洗濯もできます。

サイズジャストで勝手口を覆うことができる

布なので幅・高さともぴったり覆うことができます。寒さ対策なら床に着くくらい長めの方が冷気が侵入しにくいです。

上部もフックで上げて突っ張り棒を隠すようにすると、より保温性が高まる…かな。

実際カーテンをつけてみての感想

カーテンだけでどうかなぁと思ってた設置ですが、私よりずっと寒がりの夫によると「あるのとないのとでは全然違う!」そうです。
思ったより暗くなりすぎなかったし、まぁまぁ満足の出来です!


いいなと思ったら応援しよう!

YUZ@窓まわりを売るヒト
よろしければサポートお願いします。 いただいたサポートは更なる窓まわりの探求に使わせていただきます!