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『文字を持たない民族はあっても 歌を持たない民族はいない』

『文字を持たない民族はあっても 歌を持たない民族はいない』 

私の好きな言葉 
歌は踊りとも言われる 
言葉を紡いだ詩だって歌だし 
芝居はその延長線上にあるのだろう 
そしてそのすべては祈りから生まれた 

祈ろう 

「こんな時に」ではなく
 「こんな時だから」こそ
 歌を 踊りを 芝居を 届けてほしい 

勿論 最大の配慮と最善の方法で 
演者・スタッフともに収益が取れる形で 
観客にとっては娯楽でも 
それを生業として生きている人がいる 
やめるのも英断だが 
ネットを活かした新しい方法など模索してからでも遅くない 

既に行われた無観客ライブのトレンド入り 
こんなことが起きなければ なかっただろう
 
ピンチがチャンス、なんて言葉は 人の命がかかってるから言えないが 
いつだって弾圧の対象になりえてきた分野だからこそ 
逆境をはねのける力があると信じている 

一観客である私は 
もし、行けないという苦渋の選択をした場合には 
チケット代は返却しないとか 
そんなことくらいしか支援できないけれど 

未曾有のできごとが起こるとき 
人は消化できない思いを抱える 
お金は大事 
ご飯も大事 
でもそれが思うように手に入らないなら 
それを昇華できるのは 
音楽や演劇などなのではないか 

鏡に向かって笑顔を作ると 
ほんとうにハッピーな気分になるそうだ 
脳味噌は騙せる 

一番失くしたくない心を 守りたい 
何より忘れてはならないのが 
どんな宗教より 救われる人間がいるってこと 
やはりそれは生の根源にある人間の生まれもった衝動なのではないか 

もう一度言う 
「こんな時に」ではなく 
「こんな時だから」こそ 
簡単に一律に切り捨てないでほしい 
私や誰かが生き続けるために 

別に自発的に死ぬ予定はなくとも 
何か好きなもののチケットを取ったら 
「よし、ここまでは生きよう!!」
 「ここまでは死ねない!!」
って思うもの 

なんならそういう楽しいことのために働いてるもの 
なんにも楽しいことないまま生きながらえるより 
ずっといい 

私にとって生きるってそういうことだもの 


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娯楽って
必要のない人にとっては余計なものかもしれないけど
それを
生業にしてる人もいるし
生き甲斐にしてる人もいる
国家的危機だから仕方ない?本当にそう?
もっと防げたはずなのに
ザル対策のしわ寄せがこれじゃないの?
3.11のアレといっしょ
ある意味人災
奪われる必要のない命が奪われてく


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※上記はそれぞれ、[上]3/2と[下]3/12に書きなぐっていたもの

 それから状況は刻一刻と変化し
    また一段と深刻になっている

  それでもやっぱりこういう存在って
     たとえ万人に届けるのが困難であっても
 
     生きる上で不必要なものじゃなくて
   絶対的に必要なものなんだよってことは
 
   私の中で揺るぎない事実

この気持ちは絶対忘れたくないし、捨てたくない

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