JAPAN Forward 宮沢氷魚インタビュー 超訳
『 JAPAN Forward』(世界へ日本の姿を伝える、ネットの英語ニュース・オピニオンサイト)に掲載された氷魚くんインタビュー(英語)記事を超訳しました。
なななんと、この超訳をアップした翌日、
インタビュアーの Yukari Tanakaさんが氷魚くんのインタビュー動画を公開してくれました!
(イヤフォンで聴くと甘い低音&発音の氷魚ヴォイスが脳内にダイレクトダイブしてしびれるぜ😇
さらに『JAPAN Forward』さんが某所でRT&いいねしてくださったので、
この超訳はもう公式の公認と言っても過言ではない!!!…かもしれない🙄
(※この場合の超訳とは、氷魚くんの普段のインタビューをもとに、勝手に私なりに翻訳したものでありますよー!だから100%信じ込まずに自己責任で解釈してね、という意味で使ってます。氷魚くんっぽい話し方にしてはありますが、氷魚くんが実際話した言葉ではありません。
また、単語の意味は紙の辞書・web辞書でもろもろ確認しましたが、翻訳ソフトには一切頼っていません。その辺は私の氷魚くんファンとしてのつまらない意地です。ご了承ください><)
完全に自己満足なので、半目で読んでね🙄
(インタビューの前に記載されていたピサロに関する情報は省きました)
あ、長いです。結構。
(🍊←私の補足・解釈などはこのマークで述べてます。
素人ながら芝居をかじってる身として、伝えたいことも。
ちな、英語力は地方の普通レベルの高校受験生を教えられた程度。 専門外なので日常口語とかは全然詳しくないです💦)
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Q.簡単な自己紹介をお願いします
🐟宮沢氷魚、25歳。日本の俳優です。もうすぐ上演される『ピサロ』で1500年代のインカの神であり王であるアタワルパを演じます。これが4度目の舞台で、パルコでは2018年に参加した『豊饒の海』以来2度目となります。
Q.この芝居に参加することを初めて知ったときどう思った?
🐟とても驚きました。主に2つの理由がありますが、まずは新しいパルコ劇場のオープニングシリーズということで、そこで役者として演じられるチャンスは多くないですから 光栄でした。自分の二回目のパルコ作品出演ということもまた光栄でした。
同時に渡辺謙さんが主演と知り大きなプレッシャーがありました。僕が6歳か7歳の頃に『ラストサムライ』を観て以来ずっと大好きで、僕のお気に入りの映画の1つです。彼がとても素晴らしかったのを覚えているし、ずっと僕のスターであり、彼と共演できるなんて全く考えていませんでした。でも僕は今ここにいて、彼と一緒に演じてる。
(🍊渋い、渋すぎる低学年…と思ったら
計算上だと、どうやら氷魚くんの9才頃に上映されたみたいですw
いや、ほら、先先先行試写会とかに連れてってもらったのかな!??)
プレッシャーは沢山ありますが、35年前にピサロ役を山崎努さん・アタワルパ役を渡辺謙さんで演じられたものですからとても光栄なことです。そして今回ピサロを謙さんが 僕がアタワルパをやるという事がもう、すばらしいこと!滅多にないことですからとてもわくわくしています!
Q.膨大な台本だけど どうやってセリフ覚えるの?
🐟たっぷり時間をかけます。台本を持って家をうろつきまわり、何度も何度も読みます。そしていったん台本を下に置いて、再び読み(🍊※暗唱ってことかと)始めます。リハーサル初日の一ヶ月前位にどこへ行くにも台本を持っていき、少なくとも3時間は読む時間を取ります。しかし同時にリハーサル中にセリフが変わります。セリフを忘れ、再び覚えるのがもっと大変になってきます。ですからなんとか頑張って既に頭に入ってたセリフと新しくなったセリフを置き換えるようにしています。
(🍊演出も、その場その場でより良いものに変わっていきます。
頭に叩き込んだもの、体で覚えたもの、自分で作り上げたもの…、
それらもその場で一瞬のうちに手放さなくてはいけない時があります。
それは決して簡単なことではありません。)
Q.リハーサルといえば演出のウィルタケットさんが英語でディレクションしてた時、時折ほかのキャストに訳してあげてたね。外国の演出家と一緒にやりながらもセリフは日本語ってどんな感じ?
🐟実際、他の人が通訳を通して聞いている間、僕は直に演出家と話せるからやりやすいです。
通訳者さんはすばらしい方で彼女は完璧に仕事をこなしますが常に100%訳することは不可能です。というのも、結局は異なる2つの言語であり、文化も異なるからです。
特に彼(ウィル)は話すのが速くて、すべてを捉えて訳するのはより難しくなります。
(🍊ちゃんと、通訳者さんへのリスペクトと配慮があってすばらしい!
方言で考えるとわかりやすいけど、
「めんこい=おぼこい=かわいい」って単純に言いきれないでしょ?
その意味はあくまでその言葉のニュアンスの一部であって、
ただの単語では置き換えきれない空気を含んでいるのです…
…というわけで私の訳も1%くらいですよー💦あしからず!)
幸運なことに僕はすべてを捉えることが容易にできますし、謙さんも同様です。でもこれは日本語のセリフなので、小さな挑戦なんじゃないかと思っています。つまり脳を切り替えるべきかどうか。どのようにやっていくかまだはっきりとしてませんが、瞬時に切り替えています。
(🍊日本語⇔英語脳かな。そもそもの根本的な考え方が違うので、同じ意味でも全然違う表現になったりしますね。
立ち入り禁止⇔Keep out とか。個人的にめっちゃ国民性が出てると思うw)
Q.アタワルパの特徴で、あなたと特に関連してるところ、そうでないところは?
🐟正直なところ、関連してるところは難しいですね。彼は自分が神であると信じていただけでなく、太陽の子でありインカ帝国の王です。完全に関連するのは難しいです。
(🍊「relate:関連してる」→「自分と近い部分」「自分の中にもある共通点」を聞いてるのかなと)
しかしながら、彼はとても好奇心が強く僕自身もそうです。僕は新しいことを学ぶのが大好きですし、それもアタワルパの鍵となる特徴のひとつです。彼はインカ国王として、新しい知識をたくさん提供するピサロや多くのスペイン人と会います。アタワルパはそれらすべてにオープンであり、好奇心旺盛です。神の表われであり巨大な帝国のリーダー(-新しいことを受け入れるのは難儀である思われる地位-)ではありながら、それでも彼は彼らを中に入れることに実にオープンだったという興味深いこともわかりました。彼は騙されて結果的に危害を加えられるのだけれども、その瞬間まで、好奇心というものが彼をよりもっと人間味のある、偉大な個人にしています。
(🍊彼ら=ピサロたち)
(🍊「自分は神である」と信じていた者が その考えを揺るがされた時
どれほど動揺するだろうか。
しかしそれで彼は本来の「人間性」を取り戻したのではないか。
…結局 舞台は見られなかったのでなんとも言えないけど。
氷魚くんが哀も愛も何もかもすべて含めて、「神から人間に生まれ変わったアタワルパ」を魅力的に演じてくれたんだろう)
Qインカ国王として、アタワルパは2400万人もの人を指揮した。あなた自身はどう?リーダーシップをとるタイプって言える?
🐟必ずしもそうとは言えません。でもさかのぼると小学校と高校で野球チームのキャプテンでしたが、ほとんどそれくらいです。しかしながら芝居の中で、アタワルパとして、すべての人が自分を崇拝し、自分のために仕えるという、おもしろい体験をしています。
(🍊キャプテンって!!
シャイな少年時代も、ちゃんとやるとこではしっかりやってたんだねぇ☺
おもしろいってのはつまり普段では味わえない特別な体験ってことかと)
Q.この物語はインカとスペイン軍の文化的な衝突を描いている。バイリンガルとして育ち、複合的な文化環境の中で今まで文化的衝突を扱った経験はある?
(🍊質問の中の
deal=扱う・対応する・行動する などなど 訳しにくかったんだけど
文化の違いを体験・実感したことはあるかどうか聞いてる感じかなと)
🐟あります。特に日本は鎖国(国の孤立)を経験しているのでとても閉鎖的な国だと感じます。そしてそれは日本文化や教育に多大なる影響を及ぼしているのだと思います。日本では、大多数の人に同じようにするように教えられ、誰もが同じ問いに対して同じ考え・同じ答えをするべきである… それが当然悪いとは言いませんが、僕が成長過程で経験したこととは全然違います。
例えば、僕が行っていた学校では同級生とは異なる答えを出さなければいけませんでした。批評的な考えを持つ場が大切でした。それは決して大きな問題ではなかったけれど、必ずしもその意見が理解されるわけではないから、僕の成長の課題でした。
(🍊この辺の訳とても微妙…💦
どうやら子供の頃の氷魚くんはシャイな、オモテに立つタイプではなかったみたいだから、こういう場で内面的にぐっと成長してたんではないかな?と勝手に推測)
Q演技の経歴が、何か影響を及ぼしてることはある?
🐟これまで僕が演技を始めてから気づいたことは、日本では演出家はいつも僕たちに何をすべきか教えてくれて、役者が新しいアイデアを出させてもらうことは本当にないんです。出来る範囲ではあるけれども、アメリカでのことを先日謙さんが言っていました。役者が考えたり演技プランをたてる水準に達しているだけでなく、たとえ最終的に結論が出なくても活発に新しいアイデアを出す。それで謙さんが感じたのは、日本では演出家やスタッフとはあまり打ち解けることができないということ。僕も時々そう感じることがあります。知ってることがはねつけられるのはよくあるケースだから、何か申し出るのは少し怖いです。
(🍊会社において、新しく効率的なやり方を提案しても従来通りのやり方や上司の考え方に反すると却下される感じかな。
演出家さんにもいろんなタイプがいるので一概に言えないけど。
設計図がちゃんと出てきてそれに沿って組み立ててるタイプだとはねつけられるかも。そもそも演者が好き勝手にやってったら演出家さんいらないわけで。役者の意見を組み入れるなら、それがアリかどうか‘ジャッジする’目も必要。)
(🍊再追記:「(謙さんが)~あまり打ち解けることができない」というのは全否定じゃなくて部分否定なんですよね。
なので別に日本では心を閉じてるわけではなくて、言いたいことを自由にモノ申せる雰囲気の現場は少ない、という程度のニュアンスかなぁと)
Qこの作品についてはどう?
🐟イギリスの演出家とやっているので、僕がパルコで最後に演った芝居もイギリスの演出家が演出したもので、非常によい雰囲気と言えるでしょう。彼は新しいことにオープンで、シーンについてや自分のキャラクターついてどう感じているか僕たちに意見を聞き、このクルーと一緒に働けることをとっても楽しんでいます。
Qそれじゃクルーのタイプは、より“アットホーム”に感じられると言えそうね?
🐟はい、そう思います。
Qもっと個人的な質問に変わるけど、子供の頃からの話を伺ってもいい?
🐟1994年サンフランシスコで生まれました。若い頃は一度もアメリカに住んでいませんが、母側の家族がみんなアメリカにいるので母がそこで僕を産んだんです。3ヶ月か4ヶ月で日本に戻ってきました。幼稚園から高校卒業までずっとインターナショナルスクールに通っていました。僕たちの学校には野球部がなかったので日本のチームで野球をしていました。
(🍊ディオンさんが里帰り出産してたから カリフォルニア出身なんですな👶)
Q日本のインターナショナルスクールでの勉強はどんな感じだったの?
🐟異なる国の人がたくさん人がいたので勉強はとても楽しかったです。両親が大会社のCEOの子達もいました。彼らの家に行くとプールやあらゆるものがあり、全然日本風ではなかったです。
インターナショナルスクールに通ってよかったのは、アメリカのように季節♡ごとのスポーツがあることです。僕の場合、春には野球をして、秋にはクロスカントリー、冬季はトレーニングをし、そしてまた野球。多くの異なるスポーツや芸術を経験できたので、本当に楽しかったです。大学は、UCSC(カリフォルニア大学サンタクルーズ校)に2年間、2015年に日本に帰ってきて、ICU(国際基督教大学)に2年半通い、2017年に卒業しました。
Qこの 業界の仕事はいつから始めたの?
🐟僕がまだICU在学中にモデルをスタートしたのですが、ICUは出席に関して厳しい学校なので本当に大変でした。モデルとして彼らは日中目薬を差し、僕は授業を欠席しなければならなかった。教授は僕がいないのをはっきり気づいていただろうと思います。でも最終的にすべてやりとげました。予想より少し長くかかってしまいましたが、2017年には卒業しました。その後、演技を始めて、えーっともう2年半?あっという間でした。
(🍊「目薬をさす」とは…put in [eye] drops ってなっててなんだ…この[ ]は…みたいな 戸惑いもあり👀 スラングかなぁと思ったけど調べても出てこず。一生懸命頑張ってるの比喩ですかね。
(氷魚くんの抜けた言葉を補ったのかな?)主語が I ではなくtheyなので「彼ら」と訳しましたが、話の流れ的に自分も含めたモデル全体のことで「we」のニュアンスなのかも…)
Q日本語と英語を両方すらすらと話せるなら、夢はたいていどっちの言葉で見るの?
🐟ちょうど今だけですが日本語と決まってるんです。毎晩この芝居の夢を観ていて、謙さんが毎晩その夢に出てきます。僕が夢の中で芝居をしているところが始まりです。それが初日のちょうど2日前になっているのですが、ここ2週間半?3週間かな?それぐらいの間、ずっと続いてます。いつもより長いですが、それは問題ないです。本当に集中して、ちゃんと考えてるってことですよね。
Q10年後、あなたはどんな状況になってると思う?
🐟難しい質問ですね。今僕は25才なので、10年後は35才か・・・。この芝居で初めて謙さんとお会いした時、舞台での演じ方のようなことも含めて沢山のことを学びました。僕は本当に海外で活動してみたいのですが、それは合衆国に限らず、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・ニュージーランドなど他の英語圏の国や地域でも。オーストラリアやニュージーランドでたくさん映画撮影があったら嬉しいです。だから10年後にはどこか海外にいるかもしれません。
(🍊guessは「~と思う」なんだけど「推測する」 のニュアンスなので
氷魚ファンにあまり衝撃を与えないような遠回しの表現にしてみた🙄)
Qこの芝居を楽しみにしている観客に伝えたいことは?
🐟『ピサロ』、まもなく始まります。僕たちは約1ヶ月半、素晴らしいキャスト・演出家とともにずっと稽古してきました。渋谷のパルコ劇場のオープニング公演でもありますし、新しく公開される劇場で 僕たちのパフォーマンスを観に来てくれたら嬉しく思います。君たちに会えるのを、待ってるよ!
(🍊最後、look forward to~という連語が使われてるので、直訳すると「会えるのを楽しみに待ってます」なんだけど。ここはもう、あれでしょ♡ってことで、佐助さんとこの氷魚ちゃん映像の言葉をお借りしました🤭)
~~~~~~~~完~~~~~~~~~
長々とお付き合いありがとうございました。
英語の得意な方(←だったらここ見てない気がするけど)、
おかしな点があれば遠慮なくご指摘お願いします(氷魚くんのために!)
同じ「思う」というニュアンスでも、元の単語はいろいろだったりするのでその強弱や濃淡を原文(氷魚くんの元の言葉)で確かめてほしいな!
元は自分のためのを おすそ分け気分でつぶやき始めたものの
(※某青い鳥さんのところです)
他人の言葉を勝手に自分で訳した言葉に変えて伝えるなんて、出過ぎた真似をしてるんではないか?と思ったりしつつ…
機械的なWeb翻訳よりは 自然に 氷魚くんの言いたいことを伝えられるのではないかと思い 英文と文字数制限(ひとかたまり140字)と格闘いたしました。
(ここだと文字制限はないけどまた改めて格闘するのは…(;^ω^)
なのでほとんどそのままです💦 気が向いたら手入れるかも??)
氷魚くんファンの方々に、「氷魚くんがしゃべってるみたい!」と(お世辞でも)言っていただけて やった甲斐がありました~✨
が、何度も言いますが、氷魚くんの意図や内容と違って伝わってる部分もあるかもしれないので… もし見当違いなこと書いてたらごめんね、氷魚くん😢
その場合はちゃんと教えてください♡
最後に。
氷魚くんにインタビューしてる気分で楽しかったなぁー
なんて🤭