【介護をゆる〜く頑張る秘訣⑤】完璧さよりも『〇〇』を見つけること
自分の『強み』を見つける!
介護士の仕事は
・レク
・料理
・介護技術
・介護知識
など多岐にわたるスキルを必要とされており、
「完璧でありたい!」
と言う人は多いかもしれません。
私は不器用な事と知識不足が多く
「完璧でありたい!」
と思い、研修に行き、上司に相談をしていました。
『その時に気がついたこと』
『苦手をどのように向き合ったか』
『強みの活かし方』
をお話しすることで同じような悩みの人の力になれたらと思い、投稿しました。
よかったらご活用ください。
【序章】完璧な人はほぼいない
14年間多施設、在宅介護で働きましたが完璧でなくてもそれぞれの強みをうまく活かして働いている人がほとんどでした。
私自身
・料理が苦手
・レクが苦手
・人前に立つ事が苦手
・声を張る事ができない
とが今でも苦手です。
私の結論ですが、人である以上は
・生まれ育った環境
・これまで培われた経験
が一人一人異なるので性格、得意不得意は違い苦手なことはあって当然と言ってもいいでしょう。
そこで考えたのは
・苦手であっても普通であるような工夫
・自分なりに理解できるような工夫
・自分の強みの活かし方
があれば普通くらいになりました。
その方法についてお話しします。
1. 苦手の向き合い方
苦手にどう向き合えば普通になれるようになるかお話しします。
例えば料理であれば
「好きな料理を作ってみる」
「食材の切り方が分からなければ誰かに教わるかネットなどで知る」
「手間を省けるような野菜をカットしたものなど用意をする」
ことをしました。
つまり
・苦手を好きになるような方法
・苦手をどのようにして克服できる方法
をすることです。
なめこのお味噌汁、ピーマンの肉詰めが好きだったので食材の切り方、作り方を本を見て先輩に教わりました。
自分で作ったものを美味しいと感じ
「今度また作りたい!」
「他の料理も手を伸ばしたい!」
と思い料理、お菓子作りを普通まで頑張れるようになりました。
苦手で料理を頑張ると言ってもなかなか難しいので
・好きになれるような工夫
・うまく作れるようなやり方を知る
・上手な人の見本を見て学ぶ
とこの時の経験で学びました。
2. 自分ができることを探す
ユニットリーダーになった時のお話です。
気の強い職員、外国人の職員、真面目な職員、個性的な職員がユニットに配属されていたので個性的でまとめるのが難しいユニットと言われてました。
当時私は
「なんでもこなせるのがリーダー」
「リーダーシップを取らないといけない」
と思い1人でこなせるように頑張ってました。
それを見たユニットスタッフに
「頼ってください」
と言われました。
そこで初めて完璧さよりも
「リーダーに求められること」
を考えていなかった事に気がついたのです。
この経験から上司と相談し
・誰かに頼ること
・長所が伸ばせるような働き方
・お互いの意見を尊重するような動き
・相談されやすいリーダー
が必要と思い働くようになり周りにユニットが評価されるようになりました。
今までの自分が培ったことは
・周りとの協調性
・コーチング
だったので『人柄』を使った方法でユニットリーダーとして頑張りました。
自分の持っている武器をうまく使うことが成功の秘訣かもしれません。
3. 失敗したことを『学び』と考える
介護士の仕事の多くは人なので、失敗が大変なことに繋がりやすいです。
なので一つの失敗が時に自信をなくすような出来事になりかねません。
14年間この業界にいて思うのですが、注意していても失敗せずにいることはなかなか難しいです。
多くのミスをしてしまいましたが、
・素直に謝る
・先輩、同僚のフォローがあった
・どのように活かせるか先輩、同僚と話し合った
を毎回していくうちに自分なりの仕事の進め方を理解して失敗を起こしにくくなりました。
失敗に対しての考え方はとても大事なことの一つです。
4. 興味あることを打ち込んでみる
介護士の仕事は長くやっているとどうしてもマンネリ化になりやすいです。
というのも季節ごとの行事、日々のスケジュールの多くはほとんど変わりません。
マンネリ化はモチベーションの維持が難しくなりやすいので、変化つけれるところから手をつけることをお勧めします。
仕事で言えば
・委員会活動を自分の興味あるものを選択してみる
・興味あるレクをやってみる
プライベートで言えば
・介護系の資格の勉強してみる
・スノボーなどといったスポーツをやってみる
・前々から興味あったことをやってみる
といったです。
仕事をプライベートのバランスは重要で仕事をしている意味を持つことができます。
『仕事とプライベートの目標』があるとモチベーションが長く続きやすいきっかけになるかもしれません。
まとめ
完璧は難しいことですが
・自分の活かし方
・苦手の向き合い方
を理解していたら介護士として活躍できます。
介護士の仕事は1人でなく多人数、多職種で働くのでお互いの強みを活かせるような働き方であればよくて完璧じゃなくてもいいです。
『自分なりの介護士の在り方』を考えるといいかもしれません。
これからも介護にまつわる記事を投稿しますのでよかったらご覧なってください。