佐川美術館と近江八幡 2
前回書きました佐川美術館を後にして
近江八幡へ向かいました。
佐川美術館は滋賀県の守山市にあり
近江八幡市までは車で30分ぐらいでした。
近江八幡市には一度行ったことがありましたが、
八幡堀の辺りは初めてでした。
風情のある町並みを流れる八幡堀です。
遊覧船には乗りませんでしたが、お堀沿いを
歩くだけでも味わい深かったです。
11月半ば頃、まだ暖かかったですが、
紅葉も始まっていて秋の風情を楽しみました。
この日一番の綺麗な紅葉の木。
泊まっている船です。
石垣に咲いていた花が可愛い。
八幡の町は古くから商人の町として栄えていましたが、
昭和の高度経済成長期以降、人々の生活も変化して
いく中で、八幡堀はドブ川のようになり、埋め立てが
計画され、存続の危機に陥る寸前でした。
しかし、市民の方々が立ち上がり、清掃活動をされ
今日のように観光地としても生まれ変わり、また
時代劇のロケ地として使われるようになったそうです。
まさに復興ですよね。
八幡堀沿いにある、「レアウッドビーズ美樹(びじゅ)
八丁堀石畳の小径店」に伺いました。
ここに行くのが近江八幡を訪れる目的の一つでした。
1階のお店では、木珠で作られた数珠やアクセサリーが
販売されていて、2階ではワークショップが随時受けられます。
日によって違うと思いますが。
予約はしてませんでしたが、この日はすぐに
ワークショップを受けることができて、
ブレスレットを作りました。
3,300円で、なかなか良い感じのブレスレットができました。
たくさんの種類の木珠から選ばせてもらって
作ることができます。いろいろ迷いますが、
私は紫色と深緑色の木珠を使いたいと決めていて、
所要時間は30分程度でした。
追加料金で使える木珠や金属パーツもありましたが、
私は基本料金内で作りました。
色がついている木は着色はされているのではなく、
切った後に自然に色が出てくるとのお話に驚きでした。
日本の木と外国の木がありました。
木のブレスレットの着け心地は、温かみがある
感じがして、石に比べて軽いです。
近江八幡ではヴォーリズ建築の建物も見られます。
八幡堀で過ごしたりお茶したりしていたら
夕方になったので、他の場所を散策する時間が
あまりなくなってしまいましたが、
旧八幡郵便局だけ入れました。
もう薄暗くなっていましたが、外観です。
2階にはガイドさんがいて、昔、郵便局として
使われていた時の様子を説明してくださいました。
表面に凹凸のあるガラスに目が留まりました。
古いガラスで、残念なことに今はもう
製造されていないそうです。
風情があり素敵なガラスだと思うのですが、
古いものはだんだん無くなっていく定めなのですね、
としみじみ。
ということで、11月の滋賀への日帰り旅行、
佐川美術館と近江八幡でした。