
西宮市の北山緑化植物園&磐座群へ
先日、西宮市の北山緑化植物園へ行きました。
この植物園の近くのハイキングコースに
太陽石があるということを2年ぐらい前に
知りましたが、ずっと忘れていたのを
最近また思い出して見に行くことにしました。
という理由で出かけたのですが、下調べを
あまりしてなかったので、結局、太陽石は
見つけられず、でも他のハイキングコースでも
沢山の巨石に会うことができました。
日帰りで行けるので、太陽石はまた改めて
近いうちに見に行こうと思います。
植物園の中を通らずに駐車場付近から始まる
ハイキングコースを歩きました。
これが間違いだったのですが、太陽石を
見つけられずに残念だったものの、
こちらのコースもかなり楽しめました。
残暑とはいえやはり暑かったですが、木に囲まれて
いたので、少しは暑さをしのげて、熱中症になる
ほどではなかったです。
もちろん水分も摂っていました。

途中で蓮池に遭遇しました。

白い鯉が泳いでいました。
真っ白な鯉は初めて見ました。
2匹いましたが、こちらがはっきり撮れたので。

歩いていると、歩道から見える場所に、
このような岩がたくさんありました。

シダ植物が茂っていました。

大きな岩が姿を現しました。

道の脇に入って、ここから登ってみました。

眺めは向こうの山が見えたぐらいでしたが、
とても落ち着く場所でした。
昔、人工的作られたのか、祭祀が行われていたのか、
名もない岩でしたが、ただの岩ではないと思います。
クロアゲハチョウが飛んでいました。

歩道から見上げた岩の頭の部分です。
不思議な形です。

息が上がるようなアップダウンはなかったですが、
滑りそうなので、足元に気を付けて歩きました。
雨が降ったり濡れていたりしたら危ないです。

見上げると、きれいな青い空に、透き通るような
緑の葉っぱが、開放感が広がります。

また歩いていくと、大きな岩に行く手を阻まれました。

この岩の向こうに道がつながっていたのですが、
夫はなんとか登れそうと言いましたが、
私は無理そうで、こんなところで怪我してる
場合ではないので、途中にあった分岐点まで引き返して、
他の道を行きました。
そこでは、小さめの可愛い感じの岩に出会いました。

木々の間に茂っているシダの葉が美しく幻想的でした。

磐座は好きですが、シダにも惹かれました。
調べてみると、シダにも花言葉があるそうで
「誠実」「愛嬌」「魅惑」「夢」「魔力」などです。
魔力・・・だからなんとなく引き付けられたのだと
思いました。
こちらも、なんか魔力を放ってそうです。

途中でどの道を進んでも、植物園に続いているようで、
最終的に、北山緑化植物園に辿り着きました。
暑くて汗だくになりましたが、巨石や植物に癒され
ました。
岩に関連しての話です。
最近初めてヴィクトール・フランクルの「夜と霧」を
読みました。以前は怖そうと思って敬遠していましたが、
この人生で読んでおくべき本だと思いました。
このような貴重な本を残すために、強制収容所から
奇跡的に生きのびたかのような運命を思いました。
それでつい昨日、NHKの「こころの時代」という番組で
知ったのですが、フランクルは山が好きで、それも
普通の山登りではなく、険しい岩壁を80歳ぐらいまで
登っていました。90歳以上まで生きることができたのは
もしかして岩に親しんでいたからなのでは
思いました。
私も以前、熱中症になりかけて、それなのに
岩に登ったら元気になったという経験があります。
その岩は登りやすいように階段がついていましたが。
長くなりましたので、植物園の写真は後日
紹介したいと思います