あの日得た成果を僕たちはまだ知らない。
ほんの少しだけ見ていた景色が変わった。
いつも歩く道、立ち寄る場所、オフィスまでの道のりはいつの間にか
いつものデスクになり、
いつもの椅子になり、
いつものPC画面になった。
今まであった『いつも』がほんの少しだけ変わってきた。
コロナの影響はもちろん、あるんだろうけど…いつの間にか年を重ねていたことも関係しているかもしれない。
もしかしたら数年後に子供が生まれて、たまたまコロナの報道を見て…
『パパ!このときのGWってどうだった?』
って聞かれるかもしれない。
多分、僕はその時はこう言うと思う。
『旅行も何もできなかったけど…素敵な体験をしていたよ』
・
・
・
『その時ママとはまだ付き合ってなかったんだよね…』
僕にはまだ結婚する予定もないし、彼女もいない。募集中だ。
もし興味ある方はDMを送ってほしい。(これはガチだ)
プライベートはもう少し『いつも』のが続くのかもしれない。
今日はそんな下世話な話ではない。
この脇汗は画面の向こうには届かない
モニターに20個の枠が表れる。
初日から少しだけ気分が悪かった…言葉をストレートに伝えよう。
つまるところ、始まるまでちょっとだけゲロを吐きそうだった笑
あぁ、いつも何かチャレンジをするときは決まって…気分が悪くなる。
そんなコトを思いながら、ほんの少し声が上ずっていることも脇汗をいつも以上にかいているのも、珍しく手にも汗をかいていた。
運良くなのか、悪くなのか、オンラインだと顔しか映らないので手に汗を握っているとか脇汗をかいているとかはバレない笑
オンラインバンザイ。
4時間×4日間の集中講座。今回はGWの4日間をあてることになった。
本気で努力する学生を応援したい。
このコンセプトがたまらなく好きだ。
とにもかくにも僕は講師として2日目以降を任されていた。
ちなみに1日目はコーチングを軸にした自己分析を行っていた。
講師は僕のコーチでもある大学生コーチの石榑まりさん。
(今度noteに書くけど僕のコーチの一人は女子大生)
ちなみに、僕は彼女のことをまりし、たまに『先生』と呼ぶ。
僕とまりしは10歳以上離れているが、師匠と弟子に年齢なんて関係ない。
プログラムはこんな感じ。
いやーちゃんとしてる。自己分析、企業分析、ES、面接まで。
きっとためになる。本気で努力する学生のためのプログラム。
うーん、我ながら随分詰め込んだ笑
やってみてわかった3つのこと
①熱量は距離や障害をいとも簡単に超える
熱量も伝染する。
確かにそう感じさせてくれた。
学生一人ひとりが学ぶだけではなく、どんどんアウトプットをする。
人によっては毎日学んだことをnoteにしたり、noteを書くのが得意な人がnote講座を開いたり、正直びっくりした。
zoomのチャット機能はタイムリーに動き、最終日にはサプライズで寄せ書きまでもらった。社会人を遥かに超えている。これがデジタルネイティブの底力。
数年前にあるエンジニアさんから
『悠蔵さんは対面でしか信頼関係ができないと思っていますよね?意外とそうとも限りませんよ』
と言っていた意味が、ほんの少しわかった気がした。
仲間ってすごい、オンラインだって多分熱量は伝わる。そんなコトを学んだ。
②時間は誰にでも平等ということ
もう一つは、これ。
同じ時間、同じ先生、同じ内容でもやはり個人差はすごく出る。
良いとか悪いとかは一旦おいておいて、やっぱり腹落ちをするまでにいくらかの時間はそれぞれがかかるんだと思う。
成長の仕方やスピードは人それぞれなんだと思う。
大器晩成だって良いじゃないか。そういうもんだと思った。
③自分の人生に意識が高い、低いとか言ってられない
個人的にあまりにも意識が高すぎるとちょっと引いちゃうタイプ。
周りの意識が高すぎるとちょっと『うっ』てなる。
息抜きというか、少し余裕を持ちたくなる。
そんなに人間ずっと高い意識で生きていけないじゃんって思っちゃう。
でも、一個わかったのは、『自分の人生くらい意識高いとか低いとか言わずに大事にしよう』って。
そう言えば、韓国ドラマの梨泰院クラスでも
『責任を取れないから未成年なんだよ』
という言葉が出てくる。逆に成年は責任をとらないといけないんだよ。坊や。
でもそんなに簡単に人は変わらない
1期生として参加した皆様へ
大事な時間を割いてくれてありがとう。そして、本当にお疲れさまでした。
かなりタイトなスケジュールでボリュームの多い量で、多少なりとも強引なやり方に必死についてきてくれて素直に嬉しかったです。
『16/183,960』
この数字は何を示すのか?
皆さんの年齢はおおよそ21歳くらい。生きてきた時間は183,960時間。
その中のたった16時間が今回のカレッジ。
こんな時間で人は変わりません。(そんな変わる研修があれば受けたいw)
ただ、何かのきっかけや気づきになる時間にはなるかもしれません。
もっとたくさん考えて。
もっとたくさん動いて。
もっとたくさん好きなものを追求する。
それがきっと自分のためにもなるし、世の中のためになると思います。
数年後、もしかしたら数カ月後に色んな人の相談にのるかもしれません。
そのときにあのとき、向き合ってくれた大人がいたから、自分もちゃんと向き合おうって、そんなことを考える大人になってくれると嬉しいです。
きっとそうやって時代って流れていくもんだと思います。
僕が人と向き合うのが好きなのは、僕が就活生のときに向き合ってくれた人事がいたから…
よいですか?これで終わりではないです。
これからが大事です。
しっかり楽しんでいきましょう。ではまた。
・
・
・
とか言って、きれいにまとめようと思ったけど、間違いなく、君たちにはすごく長くて険しくて、でもめっちゃ楽しい未来が待っている。
でも、俺にもしんどくて大変で、でもめっちゃ楽しい未来が待っている。
だからまだ全然時代を任せる気とか無いので笑
まだまだ現役なんで、よろしく頼む。
ガシガシ盛り上げていくぞ、みんなで。
とりあえず、梨泰院クラスを見てない人はこれ見てください。
間違った。
案内を完全に間違った。
2期生もそのうち始まりますよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?