ルールを受け入れるという柔軟さについて
こんにちは、尾島です。
今回は、ルールについてのお話です。
仕事やゲーム、夫婦生活などなんでも"ルール"が付きまとっていますが、皆さんそのルールを無理に変えようとしてませんか?
僕もルールに苦しめられていた一人
仰々しいタイトルですが、僕もルールに苦しめられていた一人でした。
僕は今楽器店で働いていて、店舗のWEB担当と教室業務の取りまとめをしています。
現在は特に仕事に対する悩みもなく、かなり自由に自分らしく仕事をしているという確信を持っていますが、ちょうど半年程前までは、仕事に対して憤りを感じる事も多々ありました。
僕は楽器、特にギターを販売する時にお客さんにあった一本を真剣に選びたいと考えていて、一人一人に時間をかけ、親身になって選んでいました。
おかげでお客さんも笑顔でギターを購入していってくれる事が多く、そこにとても大きなやりがいを感じていました。
ただ、僕自身が本当に良いと思ってセレクトしたギターは単価が安かったり、お店的に利益率が低い物の場合が多かったり、時間がかかり過ぎていたり、会社的にはあまり良い評価ではなかったです。
そこで感じたのは、
「結局会社という業態は、利益しか見てないのか・・・」
という憤りです。
一度そう思ってしまうと、一気にモチベーションが下がり、他の理由も重なり転職を考えるまでに至りましたね。
こんな感覚を一度は会社に対して思いましたが、先も書いた通り、今は特にストレスを感じる事もなく、楽しさを感じ、実績も作りながら、2つの部門で担当者として仕事をしています。
ルールに抗って生み出されるのは”不満”だけ
上記の僕の経験は感情は違えど、みんな一度は感じたり考えたりしたことがある内容だと思います。
ですが、その感情によって生み出されたのは”不満”という解決しようのない異質なものです。
会社の方針に不満を感じ、苦言を申し立てても一人の力では何も変わりません。
まぁ、インフルエンサーとかであれば話は変わってきますが、大抵の人はそうじゃないので・・・
ただ、勘違いしてほしくないのが、仕事を辞めるなという訳ではないとぃう事です。
もし転職して自分がストレスなく暮らしていけるなら良いですが、大抵の場合は再就職先でも、その会社特有のルールに対してストレスを感じる事になると思いまます。
そうなると、せっかく労力かけて転職したのに、無駄になってしまう訳です。
ルールを受け入れるとはどういう感覚なのか
ルールを受け入れるという感覚は、人によっては少し特殊に感じたり、妥協しているだけと感じる人もいると思いますが、決してそうではないです。
もう一つ典型的な事例をお話します。
僕の周りには、
「今自分たちが生活に苦しめられ、生きづらい社会になっているのは、国のせいだ!」
と言っている人がいます。
この発言は以前の僕と同じで、思考にセンスが無いですね笑
だから何なんだって話です。
その発言をする事や考える事で、その状況が変わるはずはないのに、国が決めた〝ルール”に対して苦言を申し立て、ルールを変えようとしているというのは、少しピントがずれている気がします。
今回話しているルールを受け入れるという感覚で重要になってくるのは、“その特定のルールの中でどう暮らしていくか”という点です。
会社や国単位で話すとスケールが大きく感じますが、サッカーに置き換えても同じです。
(僕はサッカー全く知らないです笑)
「あのプレイとあのプレイでは、ゴールできる難易度が全く違うのに、なんで得点は同じ1点しか入らないんだ!」
この発言、全く意味ないですよね。
全世界的にゴールは1点であると決まっているのに、そのルールに対しての苦言。
これは先に話した、「今自分たちが生活に苦しめられ、生きづらい社会になっているのは、国のせいだ!」と全く同じ発言です。
そうじゃなくて、
自分自身の考え方や視点を変える事が必要で、“その特定のルールの中でどう暮らしていくか”
を考える必要があります。
さらに、これはめちゃめちゃ低コストに始められるという利点もあります。
自分の中だけで完結するわけですから。
改善できるルールは改善する
ここまで話した内容はあくまで、”自分では変える事の出来ない大きなルール”に対してのお話です。
なので、自分の考え方や努力次第で改善できるルールがあるのなら、どんどん改善していくと良いと思います。
それが会社員で言う転職なのか、もっと細かい業務レベルなのかは分かりませんが、僕の場合は転職ではなく、
「自分のビジョンを実現するための足掛かりとして、会社を使う」
という選択をしました。
”使う”と書くと響きが悪いですが、要は自分がやりたい事や目指したいビジョンを実現する為に会社の業務を利用し、結果として会社としても利益が出る方法を取ろうと考えました。
今までは会社の方針やメリットに対して"使われていた"状態ですが、今はお互いに”使っている”という感覚ですね。
僕は会社の定めたれたルールの中で、この方法を見出して、今はストレスなく楽しく仕事をしつつ、ブログを書いたり、音楽に触れたりしています。
これ方法がそのまま全ての人の役に立つとは思えませんが、考え方は同じです。
”その特定のルールの中で、自分はどうやって生きていくのか”
が鍵になってきます。
今の現状に不満を感じている人は、ぜひ一度真剣に考えてみると、よりよい楽しい未来があるかもしれないですね。
では、また。
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