
【5分で読める】若手現場監督に送る! 改善必須の失敗例あるある シリーズ3
若手現場監督に送る! 改善必須の失敗例あるある シリーズ3
閲覧ありがとうございます。
前回記事でこちらのシリーズを始めるにあたり
まえがきを投稿しています。
今回を記事を読む前に
まずはこちらをご一読願います。
さて、
まえがきでお伝えした通り、
こちらの5つの分類に当てはめながら
失敗例をご紹介します。
①優先順位と期限管理のミス
②他責思考
③感情優先
④思い込み(伝え方を含む)
⑤余裕がない、焦り(テンパっている)
また、
ご紹介する失敗例について
なぜ改善する必要があるのか
改善するとどのようなメリットがあるのか
を解説します。
仕事の進め方が甘い・・・①
与えられた仕事が期限内に終わりそうになく
誰かの手を借りることになったことは
ありませんか?
上司が忙しくてなかなか確認をしてもらえず、
期限間際にバタバタと
間に合わせた経験はありませんか?
私はどちらもあります。
周りの人に
多大な迷惑をかけてしまい反省しました。
これらのミスの原因は
1つ目は私が期限管理を怠っていたからです。
2つ目は相手の時間を考慮できていなかったからです。
1つ目のミスを繰り返さないためには
仕事の細分化が必要です。
何か資料を作成するだけでも、
・情報収集
・見積依頼
・比較検討
・検証
と作業があります。
ここからも項目ごとに
・ネット検索
・計算
・打合せ
等、状況によって作業が増減します。
これらを整理してから、
逆算して期限に見合わせるには
どのように進めれば良いか
作業を始める前に検討する必要があります。
仕事が終わった時が期限の日
のような進め方では、
いつか私と同じように苦い経験をするでしょう。
しかし、
1つ目の原因に対する手順ができていても
2つ目の事象に直面します。
相手の動きが良くない場合がある
ということです。
いくら自分が計画通りに進めていても
相手が足並みを揃えてくれないと
期限に間に合わなくなります。
この場合は
期限に間に合う範囲で
できる限り考える時間を
長くとってあげる方が良いです。
ただ、
チェックバックや資料提出の期限は
必ず決めるべきです。
また、
決めた期限が来る前に進捗確認をするべきです。
お互いに期限を確認していたとしても、
相手が忘れている可能性があります。
期限に間に合わなくて
クレームを受けるくらいなら
自分がそこまでマネジメントをした方が良い
と考えます。
これって工事の工程を
何が何でも厳守することと同じですよね。
担当外と口にする・・・②
何人も工事担当者が在籍する大きな現場の場合
自分の担当工事が躯体関係であったり、
外装関係や内装関係であったり
設備関係であったり
もしくは1つの工事のみになりことがあります。
自分の担当工事は
精一杯受け持つ必要があります。
では、
担当外の工事には
どのような対応をしているでしょうか。
工事現場というのは、
工事の名前や協力会社が分かれていても
建物としては全て繋がって完成します。
つまり、担当以外の工事についても
大まかには把握しておくことも求められます。
どこかで線引きはあって良いですが、
担当外の工事が困っているのであれば
内容を聞いて把握することくらいは
できるはずです。
そして、
主担当者に伝達してあげること
もできるはずです。
可能であれば、
フォローしてあげると良いです。
なぜそこまでするのかというと
前述したように
全ての工事は繋がっているため、
他の工事が止まりかけてしまうと
後々に自分の担当工事も
止まりかけてしまうからです。
私は現場には忙しさの波があるものと考えます。
自分に余力があれば助けてあげる。
自分が困っている時は、隠さず助けを求める。
このような考え方で業務に取り組むと
現場は自然に終わっていくと断言できます。
いまは誰もそんな動きをしていなくても
まずは
自分から他責ではなく
自責の精神で行動してください。
間違いなく現場に良い変化をもたらします。
継続すれば、貴方は輝き始めます。
優しい怖いの感情が勝つ・・・③
現場には優しい職人さんがいれば
怖い職人さんもいます。
怖い職人さんはだいたい声が大きいです。
その分技術力も高い人が多いです。
しかし、人は誰でも間違います。
それでも怖い人の言うことを聞いてしまう
なんてことないでしょうか。
私は若手の時、この状態でした。
普段、自分のミスをカバーしてくれている
と言うこともあり
意見を言いづらいのです。
これでは特定の協力会社だけを
贔屓することになり
現場は不満が溜まり
うまくいきません。
職人さんを頼ることは良いですが、
なんでも言うことを聞いてはいけません。
みんな仕事をするために
現場に来ているのですから
正しいことと正しくないことの判断は
元請け現場監督の貴方がしないといけません。
正しい判断をしたことにより
関係が悪化するようであれば
そのような人とは関わらない方が良いです。
立場の違いも理解した方が良いです。
協力会社さんは
協力会社の利益を残さないといけない、
元請けは元請けの利益を残さないといけない。
元請けの利益を残すと言うことは
効率よく、手戻りなく
現場を進めるということです。
その中で、
・立入禁止
・動線の盛替え
・資材移動
等を行うわけです。
協力会社さんにとっては
やりたくないこと、余計なことでも
現場的に必要なことはしないといけません。
みんな仕事をするために現場に来ている
と言うことを軸に考えると言動が変わります。
まとめ
私の経験上、担当外とすぐに口にする人は
本当に良くないですね。
担当外であっても
話を聞いてあげたり
担当者に伝達してあげたり
少し対応してあげたり
と、できることはあるはずです。
普段からそのように行動をしていると
いざ自分が困ったときも
「○○さんだから」
と助けてもらえるものです。
現場は助け合いで成り立っている
と、理解してください。
記事は以上になります。
少しでも良いと感じた方はハートボタンをお願いします。
こちらの記事でわからないこと、深掘りしてほしいことがありましたら、
コメントをお願いします。100%返信します。
また、無料で個別相談・サポートを受け付けています。
X(旧:Twitter)のDMで気軽にお問合せください。
ご連絡お待ちしております。
こちらの記事が少しでも貴方の救いになれば幸いです。