【超実践版】8割の後輩が理解した 工程表の作成過程を解説付きで公開! 題材:RC造の病院、工事金額30億
【超実践版】8割の後輩が理解した 工程表の作成過程を解説付きで公開! 題材:RC造の病院、工事金額30億
閲覧ありがとうございます。
初の有料記事です。
今回の記事は
私が勤務していた現場を題材にして
工程表作成過程を実務レベルで
解説します。
RC造の建物をつくる際の
基本的な流れに沿って
どのように工程を組立てるのかを
ご理解いただけます。
解説の前に少し私の話をします。
私が初めて工程表を作成したのは
前会社の入社2年目の時でした。
まだ右も左もわからず
主に
鉄骨工事やALC工事、外壁塗装工事の
品質記録写真を撮影していた頃です。
工程表の作成を頼まれた時は
歩掛りという言葉すら知りません。
わからないことがわからない
何から手を付けたらいいのか検討もつかない
そのような状態です。
でも
わからないと言っていられないし、
上司は忙しくて質問する時間が無いし、、
ということで、
「ネットで調べたら何かヒントがあるんじゃないか」
と思い、まずは自分で動いてみました。
しかし、
検索しても出てくるのは、
総合工程表とは、、、
月間工程表とは、、、
バーチャート工程表とは、、、
など、工程表に対する用語説明だけで
「どうすればその工程表が作れるかが知りたいんや!!」
と、嘆いたことを覚えています。
この記事は
当時の私と同じ思いをされている方に
何かヒントになればと思って作成しました。
この記事を読んで得られるモノは
工程表を書くための考え方、計算方法
工程管理における数字の扱い方
RC造の全体的な施工手順の理解
総合工程表の簡易作成方法
です。
この記事を読んでいただきたい方の特徴は
工程表の作成方法がわからない方
工程管理が上手くいかない方
RC造の経験が無い方
工事金額30億の現場が想像できない方
です。
この記事は私が5年目(25歳)の時に
勤務していた現場を基にしています。
どうぞ手に取って、
超実践的な
工程表作成スキルを習得してください。
ぜひご覧ください!
今回は
総合工程表(マスター工程表とも呼ぶ)
を簡易的に作成するレベルの解説です。
月間工程表や週間工程表作成レベルのことは
各現場の環境・条件によって調整する内容が
変わるため、個別にご相談ください。
必ずお力になれると思います。
では、本文へ移行します。
建物の概要
用途:病院
敷 地 面 積:12,895.42m2
延 床 面 積:9,522.34m2(2,882坪)
建 築 面 積:2,890.49m2
構造形式:RC造
階数:5階 地下階無し ピットあり
階高:(基本)4,200m
病床数:160床
建物の特徴
・宅地造成に該当し、崖があり、
敷地レベルの高低差が大きい
・地盤改良杭 エポコラムΦ1800
・スラブ型枠 デッキスラブ
一部在来工法
・一部PC化(サイトPCを採用)
・梁型枠及び、梁鉄筋の先行丘組
・構造スリット多用
・屋上防水はAs防水と
一部 超速硬化ウレタン防水
・外壁は微弾性系の塗装
・建築面積に対して敷地面積がかなり広い
主要施工計画
・着工時に仮設ハウスでモデルルームを施工
・メイン揚重機は90tクローラークレーン
+80tクローラークレーン
スポットで25tラフタークレーン
・梁の型枠、鉄筋の丘組
・サイトPC
工程の組み方
工程は図面から必要な作業を把握し、
施工計画と
作業手順を組み立てることから始まります。
施工計画と作業手順を決めるか
平均的な歩掛りから
予想歩掛りを算出するとともに、
作業量を把握することで、
必要作業日数が決まります。
必要作業日数=作業量÷(歩掛×作業人員)
工程を決める際は、
予想歩掛りと作業量を
数字にして計算することで、
必要作業日数も明確な数字として
算出しなければいけません。
これは、どの工事に対しても
共通で行う作業です。
数字の根拠が無く
工程表作成者の感覚だけで書いた
工程表では現場は上手くいきません。
まずは、
この工程の組み方を理解してください。
そしてこの記事を読んでいただくと、
下記の工程表が
読み取れる
作成できる
ようになります。
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どうぞ、
お手にとってスキルアップしてください!
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