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【5分で読める】若手現場監督に送る! 改善必須の失敗例あるある シリーズ2

若手現場監督に送る! 改善必須の失敗例あるある シリーズ2

閲覧ありがとうございます。
前回記事でこちらのシリーズを始めるにあたり
まえがきを投稿しています。
今回を記事を読む前に
まずはこちらをご一読願います。

さて、
まえがきでお伝えした通り、
こちらの5つの分類に当てはめながら
失敗例をご紹介します。

①優先順位と期限管理のミス
②他責思考
③感情優先
④思い込み(伝え方を含む)
⑤余裕がない、焦り(テンパっている)

また、
ご紹介する失敗例について
なぜ改善する必要があるのか
改善するとどのようなメリットがあるのか
を解説します。


仕事の抜けが多い・・・①

貴方はメモを取っていますか?
私は忘れっぽいため、
メモを残すようにしています。
いま、すぐに手をつけて終わることでも
一応メモを取ります。

メモを取らずに仕事を始めたら電話が鳴り、
言われた内容を忘れることがあったからです。

作業途中でも2つくらいなら覚えられますが、
若手は色々お願いされるため、
たいてい2つでは済みません。

また、
打合せ時にいくつものお願いを
されることがあります。
もちろん全て覚えられません。
このままでは忘れてしまったことで、
周りの人に迷惑がかかります。
最悪の場合、
あの人に言っても労力と時間の無駄
と思われてしまいます。

改善策は
やはり愚直にメモを取ることです。
メモの取り方にも
工夫を心掛けた方が良いですが、
まずは
メモを習慣にすることから始めるべきです。

メモに対して、優先順位と期限を設けて
1つずつこなしていくことが大切です。

1つずつこなしていくことも
仕事の抜けを防ぐことに繋がります。
人は仕事を同時進行させられても、
同時にいくつも考えごとはできません。

仕事は1つずつ完了させて、
どんな小さいことでも
完了したらメモを消しましょう。

自分で言ったことを守らない・・・②

現場には様々なルールが存在します。
現場の状況や環境によって
独自のルールも存在します。

私が言われてハッとした事例は
一斉清掃の割り振りを
自分で決めて伝達した時のことです。

一斉清掃を行うにあたり
定めた清掃範囲に
協力会社と職員を割り当てました。
もちろん私も担当範囲を設けました。
しかし、
一斉清掃時に急にお願いを受けたため
清掃にいけませんでした。

これって
自分では、
急なお願いだから仕方ないでしょ。
と思うかもしれませんが、
協力会社からすると、
言ったことをちゃんとしてない。
と感じるはずです。

急にしょうもないことを言い出した!
と思う方がいらっしゃるかもしれません。

でも、よく考えてみてください。
そもそも一斉清掃は元請け主導で行っており、
協力会社は一斉清掃に協力しているはずです。
汚しているのは、職人さん一人ひとりですが、
その管理ができていないから
一斉清掃を行っているはずです。

そんな背景がある中で
理由をつけて自分が決めたことをやらない
というのは、
協力会社からクレームを受けて当然ですよね。
「急に上司が仕事を振ってきたから」
と言い訳を正当化したくなるかもしれませんが、

それは間違いです。

その場合は、上司に対して
「一斉清掃があるのでその後に対応します。」
と、伝えるべきです。
最終的に急なお願いを優先したのは
自分自身です。
調整すれば
一斉清掃後でも良かったかもしれません。
それでも上司がグダグダいう場合は
逆に上司に教えてあげましょう。

言ったことを守らないと信頼をなくしますよ!と。

普段の会話で交わす小さな約束も同様です。
「何時に行きます」
「明日までに資料を準備します」
「明日までに作業ができるようにします」
等、
一度吐いた言葉は飲まないように
考えて会話してください。

失敗が怖くて動けない・・・③

若手の時、
何をしても指導を受ける時期がありました。
自分なりに考えて改善しているつもりでも
考えが浅くて、
「なんでそうなる?」
と言われてしまいます。
上司に言われたらわかるのに
自分で手を動かしている時はわからないのです。

この状態が続くと
失敗が怖くなって、自分が嫌になって、
ついには
「私には向いていないので、できません。」
と言ってしまいました。

感情が後ろ向きになると人は成長しません。
言われたことをするだけになるからです。
それでも凡ミスが増えて、
さらに後ろ向きになります。

でも、よく考えてみてください。
後ろ向きになったことで
何か良いことはあるでしょうか。

周りからは雑用係としかみられず、
誰でもできるような仕事しか振られず、
仕事は楽かもしれませんが、
存在価値は無に等しいです。
このまま5年目、10年目となった時
どんな姿になっているでしょうか。
すごく不甲斐なく感じませんか?

私はこの時、
いまの自分も嫌だけど、
不甲斐ない自分にしかならないことの方が嫌で、
絶対に逃げ出さないと誓いました。

人は感情次第で成長曲線が変わると思います。
私の体感では
一度覚悟を決めると
自分の弱点の改善は早くなったと感じました。
自分の感情がどこに向いているのか、
前に向いているのか、
前に向けない原因はどこにあるのか、

このような視点を入れながら
業務に取り組んでみると良いです。

まとめ

自分でも細かいことを書いているなあ
と感じています。
私の社会人人生は
このようなレベルのことを
考え直すところからでした。
幸い、私は人に恵まれていました。
厳しい環境と指導ではあったものの
私が腐りかけても
フォローしてくれる上司や同僚がいました。

いま思い悩んでいて相談相手がいなければ
ダメ元でも
私に相談してみてはいかがでしょうか。

私は頑張る貴方を応援しています!

記事は以上になります。
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