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CHROはCの視点を持つ

CHRO(最高人事責任者)は役割であり、肩書きではありません。CHROの役割はいろんな説明のされかたをしていますが、私たちは「経営陣の中で、人×組織の可能性・価値を最大化させる役割を担う」と役割を定義しています。

個別最適と全体最適

経営において人×組織という視点では、一人一人の可能性を引き出す「個別最適」がいいのか、組織全体の可能性を引き出す「全体最適」がいいのか、いつも思考と決断を求められます。

正解はないのですが、いくつかの会社でCHROとして役割を行う中で、個別の流れ、全体の流れ、社会の流れを読んで、いかにそのバランスを取りながら舵取りするのか、が必要だな、といつも感じています。

CHROの「Cの視点」

C(=Chief)の視点を持つ、特にCHROでは、人と組織の可能性・価値を引き出すことに全責任を取る、そのために思考を深め、あらゆる戦略を考え、実行していくことになります。

そのために経営者のこれまでの原体験や各事象に対する価値判断を聞き、経営者と「解け合う」ことが大事。その上で人と組織の関係をより良くするための戦略策定に反映させていくようにします。

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