成功の最大の理由は基本の継続にある
様々な領域ごとに事業が成功している企業が存在する。
提供する事業内容が顧客に刺さり、満足度がかなり高い。提供する体制も整っていて、キャッシュフローの回りも良好で、安定した状態に見える。
他社には真似できないような事業を展開していて参入障壁も高そうだ。ただやってきたこと、やっていることを紐解いてみると、いくつかの共通点が見えてくる。
・最初はほんの少しの気づきと小さな挑戦から始まる
・周りの人にやろうと思っていることを話すと鼻で笑われて、「お前には無理だ」と言われている
・誰よりもうまくいっている未来を信じて、できない理由より、できる方法だけに集中している
・最初は失敗の連続。数値分析しても「今すぐに止めた方がいい」と出る。それでも止めない
・うまくいくまで挑戦と改善をし続ける。基本の部分を誰よりも愚直に継続する
・「うまくいくまで続ける」し、「ありたい状態になるまで更に挑戦と改善のサイクルを回し続ける」
ほとんどの場合、新しい挑戦を一ヶ月〜半年ぐらいやって結果が出なければそこで止める。
そこで踏ん張って一年続けても結果が出なければ、ほとんどの人が止める。
二年続けても結果が出なければ、かなりの人が諦める。
それでも三年続ける中で挑戦と改善を積み重ねた先に突然目の前に「大きなチャンス」が現れて、それを掴み取った人に大きな成功の時がやってくる。
大成功した企業の経営者に話を聞いてみると、このパターンが共通しているように思える。
イマドキは流行らない「石の上にも三年」は実は人間の心理を見事に映し出して言葉なのかもしれない。