約3年ごとにストレートネックの痛みと再会し、その度にデジタルから離れて自然と対話している.
鶏の胸肉とグミばかり食らっている中間優善です.
近年はスマートフォンやパソコンなどのデバイスが普及したことで、視力に関する問題をよく耳にする.
それと同じくらい耳にするのは「ストレートネック」だろう.
ストレートネックは、人がデジタルデバイスを操作しているときなどに無自覚のうちに前傾姿勢になり、首が前に突き出ることで本来緩やかなカーブを描ているはずの頸椎(けいつい)という骨がまっすぐになってしまった状態のことを言う.
頸椎がまっすぐになってしまうと、首の痛みだけでなく、肩こりや頭痛など、様々な不調をもたらすことになる.
タイトルの通り、僕もストレートネックには3年に一度くらいのペースで悩まされている.
最近だと、つい2週間前くらいに痛みが出て、今回は3日ほどであっさり治まったけど、ひどいときは1か月以上続いたこともあった.
1か月以上痛みが続いたのは高校2年生の時で、バリバリの軽音楽部員をやっていた.
食事の時間や睡眠時間など、あらゆる時間を削ってギターの練習時間に注ぎ込む生活を送っていた.
クラシックギターとは違い、僕がやっていた(今も趣味としてやっている)エレキギターは歴史が浅く、正しいフォームなどはあまり定着していない.
自分が好きなアーティストのマネをしたり、自分に合ったフォームを見つけ出すのが主流だ.
初心者のうちは、自分が左手で押さえている弦やフレットの位置を見ながら演奏する.
そうでなければ正しい位置を押さえられているか分からないからだ.
当時の僕は初心者ではなかったものの、かなり見た目を気にする方で、自分のフォームがどのように見えているかを心底気にしていた.
それでもって自分のフォームを見ながら演奏するので、姿勢が前のめりになり、首が前に突き出る.
そんなことを毎日何時間もやっていたので、ストレートネックになるのは当然だ.
技術面の限界以上に、身体の限界も視野に入れなければならないことを初めて知った経験だった.
今はギター以外の事をするときも、できるだけ身体や健康を気遣うようにしている.
それでも3年に一度はやってくる.
無意識の部分を変えるのは難しいと言うが、本当にそう思う.
ストレートネックの対処法として、普段から姿勢を正して生活することはもちろんだが、ストレートネックになる原因ともいえる行動を改めるのも1つの手だ.
ということで僕は、ストレートネックの痛みと再会するたびに、ギターやスマホやパソコンと距離を置き、自然が多い環境に足を運ぶようにしている.
僕は木や花、川や滝の流れなど、自然のあらゆるものを眺めるのが好きで、何時間でもそうしていられる自信がある.
そうしている間、心が休まるだけでなく、遠くを見たり近くを見たりと視力の回復にも繋がり、辺りを眺めることでストレートネックの解消にもつながる.
気付けばそこらを歩き回ることで、1日に必要とされる運動量も達成できている.
いろんな理由で自然が嫌いな人は沢山いるし、その人たちに無理をしてでも山や川に行けとは言わない.
でも自然に対して、どこか食わず嫌いな人も多いだろうし、思ってもみない発見があったりするから、機会があれば自然に触れて、本能で自然と対話して欲しいと思う.
1人で行くのに抵抗があったり、誘えるような友達がいないなら、ぜひ僕に声をかけてほしい.
「約3年ごとにストレートネックの痛みと再会し、その度にデジタルから離れて自然と対話している.」
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