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松田祐輔(ピアノ)
2021年2月13日 23:08
8分の3で書かれた舞曲風を感じさせる曲。しかし、半音階による下行がみられることや、イ短調の音階によって受難の性格もある。3度6度10度の並行的な美しい響きが生まれるが、転回対位法というものを駆使していることを忘れてはいけない。主題は柔らかな弧を描く虹がかかったように、音型が弧を描いています。主題と、そのあとに続く16分音符。この性格は序盤を支配しています。第二提示部と間奏、第三提示部では跳