【日記】5/31〜6/6
おはようございます、劇団CLOUD9小沢です。
最近始めた稽古日記です。
前回のはこちら🔻
2024年7月25日〜28日
THEATRE E9 KYOTOにて上演
劇団CLOUD9 第9回公演『ただいまのあと』
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【稽古日記】
5/31〜6/6
5/31(金)
A(天希明日香)、C(徳弘陽菜)の一人芝居稽古メインの日でした。A(天希さん)は徐々にセリフを覚えてきて、中身の読み込みを並行している段階。天希さんとの稽古は、ひとつひとつの意味を確かめながら、こう見えたらいいね、こここんなことできそうだね、とお互いに意見を出し合いながら進んでいきます。「そっかー!!」って突然弾けるときがあって、その時のトントン進んでいく感じがとても心地良いです。
後半はC(陽菜さん)との一人芝居稽古。こちらは脚本出来たてのため、全体像と大まかな演出を共有している段階。が、このタイミングで音響(瀧宮茜)、照明(門志亜紀)、照明補佐(溝上蘭姫)、宣伝美術(杏仁アニー)が稽古場に顔を出してくれました。この先の計画や情報共有などを詰めるためだったのですが、全員で頭を突き合わせて、Cの一人芝居の突破口を探りました。小沢のふわっとしたイメージを伝え、あちこちから様々なアイデアを出してくださって、無事に方針が確定。持ち帰って深めて来ようということで、その日の稽古は終了しました。
音響、照明とざっくりした作品の構想や流れを共有し、見通しを持たせるために締切等の予定を決めました。あとは苦戦している宣伝美術(チラシ製作)の相談をみんなで解決する時間。スタッフの中からステキなアイデアが出てきて、それを元に再構築することとなりました。
めちゃくちゃCLOUD9らしい現場でした。こんな感じで掛け算しながらスタッフワークは進んでいきます。
賛否両論あるかと思いますが、うちの現場はこうして必要に応じて各々の守備範囲を無責任に逸脱します。というか、僕がそうさせています。最終的にまとめて整えるのが僕の仕事なので。それができ得る範囲内ではいくらでも意見も考えも発信してオッケー。それぞれの大切を守りながら、互いに刺激し合って創作していきます。
6/4(火)
前回に引き続きC(陽菜さん)の一人芝居稽古。今日は音響補佐(西角秀紀)と演出助手(鳴海遥真)が参戦。現状を共有しつつ、一回やってみるか〜と読み合わせたら、まさかの、この四日間でセリフほぼパーフェクトに覚えていました。しかもそこそこ意味も読み深めながら…。ポテンシャルの塊です。演出としては大変有り難い。
ふわっと決めていた演出の難点を掘り下げて、見えてきたものを共有。三つの一人芝居、それぞれ全く異なるテイストの演出になる予感…。わくわく。そわそわ。
6/6(木)
A(天希さん)一人芝居と、A、B(ウラノス)二人の会話シーンをやりました。二人なのにめっちゃ広い稽古場だったので、一人芝居は動きや流れをしっかりと確認していきました。持ち帰って詰めてきてくださったところの上手くいってる部分とまだまだ伸ばせるところを確かめました。天希さんとは稽古を重ねるごとに言葉が減っていきます。わかった気になる、が一番良くないので、そこらへんはお互いジャブを打ちつつ、いい感じにフィーリングを合わせてゆきます。
後半は三人の会話シーンで発生する二人の会話部分を抜き稽古。いやー、、、これはまた、難しい!!一人芝居とは全く違うスイッチを入れて挑まなきゃいけない会話シーン。これ同じ作品で両方やる役者さんマジですごいな…。組み上がってる空気感とか、これ何を目掛けて言うてるの!?とか、裏の解釈や表面に出てくるのの最適解やらを噛み砕きつつ、着実に進めていきました。
そんなこんなで、三日分なのに3000文字…。
三人以下の稽古なので、しっかりみれる分書けることも多いんだなきっと。めちゃくちゃボリュームある回になってしまいました🙏
【公演詳細】
《あらすじ》
久しぶりに地元へ帰ってきた。
三人で毎年行った神社の祭り。
思い立って辿り着いた頃には、
屋台も花火も終わったあとで、
ここにあったはずの温もりも、
少しずつ薄らいで流れてゆく。
夏の夜、満天の星に君を想う。
ただいまのあと
ここにあるもの
ありのまま抱きしめてゆけ
《公演日時》
2024年7月25日(木)〜28日(日)
25日(木)19:30(公開リハ)[AC]
26日(金)12:00[BC]/16:00[AC]/19:30[AB]
27日(土)12:00[AB]/16:00[BC]/19:30[AC]
28日(日)14:00(スペシャル)[ABC]
※受付は開演45分前、開場は開演30分前。
※上演時間は約80分
(28日スペシャル回のみ約95分)
《場所》
THEATRE E9 KYOTO
(京都府京都市南区東九条南河原町9-1)
《作品構成》
本作品は、登場人物3人の「会話劇」と登場人物それぞれに焦点を当てた3種類の「一人芝居」(ABC)で構成されています。一人芝居は、下記の組み合わせにて1ステージにつき2種類上演します。どの一人芝居を観るかによって、三人の会話シーンの見え方が変化していきます。
[一人芝居]
A『サンドイッチ』(天希明日香|田浦琴織 役)
B『フルマラソン』(ウラノス|鷲尾幸彦 役)
C『ルームメイト』(徳弘陽菜|鳥羽茉白 役)
《出演》
天希明日香(花色もめん)
ウラノス
徳弘陽菜(ZERO project)
《スタッフ》
脚本・演出 小沢佑太(CLOUD9)
演出助手 鳴海遥真(どんぐり企画)
舞台監督 由輝斗
照明 門志亜紀(CLOUD9)
音響 瀧宮茜(蝉しぐれ)
楽曲提供 松原雄太
舞台美術 諏訪華奈子(CLOUD9/劇団ホリック)
舞台補佐 小沢佑太(CLOUD9)
照明補佐 溝上蘭姫
音響補佐 西角秀紀(ムーブファクトリー)
宣伝美術 杏仁アニー
衣装協力 KMN project
制作 CLOUD9
主催 CLOUD9
提携
THEATRE E9 KYOTO
(一般社団法人アーツシード京都)
THEATRE E9 KYOTO U30創造支援事業
《料金》(前売・当日共通)
・一般 ¥4,000
・U30 ¥3,000(要証明)
※7/25(木)公開リハは一般 ¥3,500/U30 ¥2,500
※7/28(日)14:00回は一般 ¥5,000/U30 ¥4,000
※上記はチケット料金+1kimono(500円)での合計料金です。
・高校生以下団体
¥3,000(高校生以下6名まで一律料金/要証明)
※団体割に該当する場合は当日精算時に自動適用。
※上記金額に人数分の1kimono(500円)が加算されます。
《1kimonoについて》
「日常に着物がある風景づくり」を目指して活動しているKMN projectとのコラボ企画が実現しました。KMN projectはタンスに眠る美しい古着物たちをレスキューし、日常的に着やすい形にリメイクしてワンコイン(500円)で販売しています。普段は音楽フェスや野外イベントなどで出張販売をおこなっていますが、今回は初となる演劇・劇場とのコラボ。
今回の公演チケットは1kimono付きでの販売となります。劇場にて受付後、着物を1点選んで羽織ってご入場いただき、終演後はそのままお持ち帰りいただけます。着物は私服の上から羽織れる簡易的なものです。それぞれ異なるデザインとなっており、受付順にお選びいただくことができます。当日はお客様だけでなく、スタッフもワンコイン古着物を着用してお迎えいたします。
《チケット予約フォーム》
▶︎7/25(木)公開リハ(オンラインストア/先払い)
▶︎7/26(金)〜7/27(土)通常回(CoRich予約/当日精算)
▶︎7/28(日)スペシャル(オンラインストア/先払い)
淡く儚い、静かな夏の夜をお届けします🎋
https://note.com/yuzawa0505/n/n23505ef0ec8f?sub_rt=share_b