おはようございます、劇団CLOUD9の小沢です。
『まだここは』公演初日から1週間が経過。
続々と感想が届いて、見つけて、しっかりと一喜一憂しています。
本当はドーンと構えて胸張っていたいのですが、いかんせん今回が初めての脚本。そりゃあ気になります。気になりますが、想定以上の反応でした。
目指していたのは3分の1。
3分の1に届く作品を創ったつもりでした。
最初から万人受けを狙うと大火傷を負うことは承知でしたし、僕自身が大衆側で生きている人間ではないことも自覚しています。そんな自分が書けるものは何だろうか、そう考えに考え抜いて書いたのが、今回の『まだここは』でした。
伝えたいことがわからないと言われると、
そりゃごもっともだろうと思います。
最初から伝えたいことなんか僕の中には無くて、
観た人が能動的に持って帰る何かしらの種を
そこら中に散りばめておいた感じでした。
持って帰ろうと思う人は全体の3分の1ぐらいの割合だろうと思っていました。
おそらく、いい塩梅を攻めることができたのではないでしょうか。
280人越えの観客動員を達成し、
予算も100万規模で組みました。
お金がかかっていなさそうなセットかもしれませんが、
それでも100万はかかっています。
おかげさまで前回公演よりゼロが1つ増えた形になりましたが、ちゃんと黒字で終えることができました。
これだけのサイズで一発ぶちかました結果、
ちゃんと好き嫌いが露わになって、
涙を流してくれた人と、つまんなかったと言ってくれた人と、
そういう全然真逆の感想をいただきました。
しかも結構な量。
正直、公演としては大成功です。
立ち上げ半年の無名の1人劇団で、
ここまでやれたことは
ちょっと頑張ったなあと、
ほんのちょっとだけ褒めてやりたい気持ち。
いただいた助言やアドバイスは、
血液に溶かせそうなものから溶かし込んで
ぼちぼち生かしていけたらと思います。
1つ意外な感想で嬉しかったのが、
感謝されてしまったこと。
こちらが創りたいものをつくって届けているつもりでした。誰かを何とかしてやろうとか、誰かに何かを与えてやろうとか、そんな烏滸がましいことを考える余裕はありませんでした。ただガムシャラに目の前の台本と向き合って、それを形にした結果がこれでした。
それを観て、感じて、
ありがとうと言われたこと。
こっちが観に来てくれてありがとうと思っていただけに、感謝されたのは予想外でした。でも嬉しかったなあ。
感謝されるためにやる、というのはちょっと違うので、これからも自分のペースを貫きますが、もしもしも、今回の作品で少しでも浄化されたり、相応の何かしらを感じていただけたのなら、そんなに素晴らしく嬉しいことはありません。
ありがとうございます。
上演台本、現在販売中です。
4月14日時点で、あと8冊となりました。
すでに第二刷です。こちら売り切れ次第、
しばらく増刷の予定はありません。
お早めにお買い求めください。
今日生きた僕らの明日が
今よりも1ミリ平和でありますように。
令和5年4月14日【協和音】｜感謝と現在地
＊ お し ら せ ＊
■1000字プロフィール
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■小沢の出没情報🥷
①2023年8月26日〜27日
イカロスまつりⅣ＠イカロスの森(神戸市)
劇団CLOUD9「タイトル未定」
＆
8月？？？
＠大阪
②2023年8月？？？
☔️☔️＠ステージプラス
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③2023年9月？？？
＠ムーブファクトリー(中崎町)
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④2023年10月？？？
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