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〈マドンナベリー文庫〉創刊第四弾『本を灼く』配信開始です。

官能小説では珍しいというか、誰も好き好んで作らない空白地帯だったというか、前例のないコンセプトだったので、〈新しき官能小説と文藝の実験室〉〈ライト官能文芸〉とかなんとか惹句をでっち上げて、二見書房マドンナ社から創刊いたしました〈マドンナベリー文庫〉ですが――。

夜ノ杜零司さん『自己啓発少女と俺の夢を叶えるAV撮影』ゆずはらとしゆき『葉名と伯父さん 小悪魔な従姪と秘蜜の姦係』、森崎亮人さん『未来のイヴとその娘 デリヘル呼んだら初恋相手の娘が来た』に続く第四弾をお送りいたします。

■六花梨花『本を灼く 未亡人は淫雨の雫で濡れている』

第四弾は、六花梨花さん『本を灼く 未亡人は淫雨の雫で濡れている』です。イラストレーションは十鳩椋さんです。

六花梨花×十鳩椋『本を灼く 未亡人は淫雨の雫で濡れている』

企画編集をパノラマ観光公社ゆずはらとしゆき、ブックデザインをヨーヨーラランデーズさんが担当しております。

あらすじは以下のような感じですね。

濡れた長い黒髪の隙間から見えたのは、青に近い、白く儚げなうなじ……。
呪われた過去に苛まれ、生きながら葬られたように暮らす下町の書店主・波流は、買った本を焙烙皿で灼く奇妙な未亡人・天野千百合と出会った。
からっぽの空白を抱えた女もまた、「死」の影を纏う男の手に淫らな「性」を見たが、互いに絡め合う指が掴んだのは……幸福への蜘蛛の糸か、破滅への片道切符か?
ソープ嬢・涼夜乃親友・琥太朗との関係も絡み、燻っていた青春が正しく燃え尽きるために動き出す。
耽美エロスの名手が謎のイラストレーターとのタッグで贈るロマンス官能小説!

『本を灼く 未亡人は淫雨の雫で濡れている』 あらすじ

怒涛の「おじさん×美少女」カップリング3連発から一転して、未亡人とのしっとりロマンス×エロスですが、4月24日からKindle、BOOK☆WALKERなど各電子書籍ストアで順次配信開始です。

ちなみに10日からDMMブックスで先行配信(実験販売)されますよ。

詳しくは、「『本を灼く』試し読み&編者解説――〈マドンナベリー文庫〉第四回配本について」を参照していただければ幸いです!

■「ところで、紙の本はないのかね?」

毎度のことで申し訳ないのですが、〈マドンナベリー文庫〉は電子書籍専門レーベルなので、紙の本はありません。すいません。
詳しい経緯は過去の記事を参照していただければ有り難いです。

■創刊第五弾『ほろ酔い優菜と淫蜜純愛性活 JDスナック嬢に身も心も癒されて』も配信予定です。

そして、〈マドンナベリー文庫〉第五弾は、高橋徹さん×心友さん『ほろ酔い優菜と淫蜜純愛性活 JDスナック嬢に身も心も癒されて』です。
大人の事情でタイトルが変わりましたが、こちらは2024年6月配信予定です。

高橋徹×心友『JDスナック嬢に身も心も癒やされて(仮)』予告

官能小説は出版社のほうで作品タイトルを決めることが多いようなんですが、〈マドンナベリー文庫〉の場合は、著者さんが付けたメインタイトル(仮タイトル)に、「秘蜜」とか「淫雨」とか、いかにも官能小説っぽいサブタイトルを足すパターンが多いですね。

なので、今回もそんな感じになるのかなー、と思ったら、メインタイトルのほうがそういうことになりました。

高橋徹×心友『ほろ酔い優菜と淫蜜純愛性活 JDスナック嬢に身も心も癒されて』表紙

続く8月配信作品も準備を進めておりますので、また順次お知らせいたしますね。

■創刊第一弾~第三弾も好評配信中です。

そして、世界初のカッティングエッジな自己啓発官能小説、夜ノ杜零司×ひげた『自己啓発少女と俺の夢を叶えるAV撮影』、抵抗できない四十八歳のミドルエイジ・クライシスを描いた、ゆずはらとしゆき×稲戸せれれ『葉名と伯父さん 小悪魔な従姪と秘蜜の姦係』、初恋に囚われ続ける男のマゾヒスティックな近未来SF恋物語、森崎亮人×巻田佳春『未来のイヴとその娘 デリヘル呼んだら初恋相手の娘が来た』も、電子書籍各ストアで配信中です!

夜ノ杜零司×ひげた『自己啓発少女と俺の夢を叶えるAV撮影』
ゆずはらとしゆき×稲戸せれれ『葉名と伯父さん 小悪魔な従姪と秘蜜の姦係』
森崎亮人×巻田佳春『未来のイヴとその娘 デリヘル呼んだら初恋相手の娘が来た』


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