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不安をありのまま

暗いことを書きます。
今の不安をありのまま書かせてください。

私は、気がつくとネガティブ思考になっていて、ぐるぐると脳みそが勝手に自分を責めてしまいます。
この癖があると生きていくのがしんどいし、周りの人たちにも心配や迷惑をかけてしまう。
これを変えたくて、もっと気楽に生きたくて、2年ちょっとカウンセリングに通っています。

でも、最近けっこうつらい。

何がつらいかというと、ちょっとずつ自分を責めることが減ってきた代わりに、他人を責めるようになったということ。

例えば、これまでは、トラブルやうまくいかないことがあったとき、自分自身に「お前が悪い」と言い続けていました。
でも、カウンセリングに通っていると徐々に、「自分が悪いわけじゃない」と思えるようになりました。
そうすると、脳みそが自動的に、「じゃあ誰が悪いんだ」と犯人探しを始めるようになったのです。

なんとなく、この恐怖はずっと感じていました。
「お前が悪い」「お前なんかいらない」と強く自分自身に浴びせながら、「自分にこんなひどいことを言える自分は、他人にもいつか平気でこれを言うんじゃないか」と思う自分もいて、怖かった。
今、そういう自分が自分の中にいる気がします。

カウンセリングでもこのことは相談しています。
冷静に考えてみれば、誰か一人が悪いとは限らないし、環境やタイミングや色々な要因が重なっている場合も多い。
だから、誰か一人に矢印を向けようとしなくていい。
わざわざ敵を作ろうとしなくてもいい。
このことは一応、頭では理解しているつもりです。

でも、何かあると心の中にいる目の鋭い怪物みたいなのがすぐに出てきて、「お前が悪いのか?」「お前か?」って矢を向け始めます。

今までその矢を全部自分が受けて物事を解決した気になってきていたから、それ以外の解決方法に慣れていない、というのはあると思います。
自分の意思を伝えて、相手とコミュニケーションを取って解決していくべきなんだって頭では思うけど、難しくてできなかったり、勇気が出なかったり、ずっと慣れ親しんだ方法の方が安心できたりもして、結局我慢してしまうこともあります。
そして鬱気味になる。一体自分は何がしたいんだよって思います。

ようやく2年かけて、自分の本心とか、核になる部分(心理学では中核信念というらしい)を捉えられるようになってきました。
自分の考え方にはこういう癖があるんだなーとか、自分の嫌な部分や弱い部分を直視できるようにもなりました。

だからこそ怖い。
この自分で大丈夫か、生きていけるのか、この先も変わっていけるのかという不安。
そろそろ27になるのに、こんな思春期みたいに悩んでいる自分が恥ずかしくも思います。
怖くて不安で難しい。

本当にこの先、楽になるんだろうかと思います。
カウンセラーさんは、「変わろうと思う人は絶対に変われる」と言ってくれて、その言葉を信じていて、信頼もしています。
実際、2年前と比べたら変化しているところもあります。
でも時々本当に挫けそうになります。だってしんどすぎるから。

「不安なんだなあって、感じたままにしておくだけでいい。どうすればいいとか原因を考えなくていい。それをすると、本当の心が覆い隠されてしまうから。」というようなことを、この前カウンセラーさんには言われました。
それでいいのかなあ。
不安。心にはやっぱり不安があります。
本当にカウンセリングは、よくなったと思ったらまたつまづいての繰り返し。二歩進んで一歩下がるペース。
そりゃ10年以上かけて作り上げてきた自分の考え方なんて、すぐに変わるもんじゃありませんよね。
今は言われた通り、不安なままでいてみるしかないのかなあ。

そういえば、できることに目を向けるようにも言われました。
確かに、確実に変化はしているし、苦しいということは、今もまだきっと変化の途中でもがいている証拠なんだと思います。
じゃあ、これでいいのかなあ。

ただただ、不安。
不安な話でした。
今日もほどほどに過ごそうと思います。


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