08. 【にじさんじEN】【和訳】In my restless dreams/ Hex Haywire
こんにちは、結です!
今回は「06. にじさんじENで学ぶ英語のすすめ」でご紹介した、元にじさんじEN所属ライバーのヘックス・ヘイワイヤー(Hex Haywire)さんのLore Video、"In my restless dreams"の全編和訳に挑戦してみました!
実は英語の文章を丸々和訳するのはこれが初めてなんです。なので絶対変なところがあると思いますが暖かい目で見ていただけると🙏🏻
もちろん訂正、アドバイス等あればコメントでどしどし教えて頂けると幸いです!
↑↑こちらが元動画となります。↑↑
※ここから先にはこの動画のネタバレが大量に含まれています。ぜひ元動画をご覧になってからこの先に進んでいただくことをおすすめします!
念の為に改行いっぱい。
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大丈夫ですね?
それではスタート!
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They don't remember, but I do.
俺以外の誰も、覚えていない。
Pain that feeds on you, drives you to length unimaginable.
Pain that you give everything to...
痛みは君を蝕み、君を想像を絶する苦しみへと追い込む。
痛みは君に全てを差し出させて…
I know. I remember.
知っている。憶えている。
And yet when the suffering inflicted upon you becomes too much and echoes out into the world, it casts you aside.
そして君の抱える苦しみが限界を迎えた時、君がどうなってしまうのかも。
I wouldn't wish that burden of injustice on anyone.
俺は、そんな不平等な重荷を誰にも背負って欲しくはない。
Not when I fix them.
I can fix you.
根本的な解決法ではないかもしれないけれど、きっと君の助けになってみせるよ。
(ここ和訳微妙です…!)
There you are.
ごらん。
Cornered by fire, trapped in your own anguish.
炎に囲まれて、君は苦痛に苛まれている。
How much did you have to endure to be encapsulated so entirely by your own hurt?
苦しみに完全に包まれてしまうまで、君は一体どれ程もの間耐え忍んだ?
Look at the smoke-
You can't see clearly at all, my darling.
ほら、あの煙を見てごらん。
何ひとつはっきりと見えないでしょう、愛しい人。
Why don't I take you away, out of the depths of your own mind?
君を、この深い苦しみの中から連れ出してあげようね。
It's so difficult alone isn't it?
独りというものはとても困難だ、そうだろう?
The flames. They would take your last breath, and yet the cold remains an ironic discomfort, in spite of its safety.
燃え盛る炎の中。炎は君から最後のひと息すらも奪い去り、安全が訪れても尚不快な冷たさが纏わりつく。
I know how you feel and what it's like being so used to pain that anything different feels wrong, but...
There is peace to be found for you.
俺には、手に取るように分かるよ。
苦痛に慣れすぎてしまって、全ての感覚がおかしくなってしまったような…
でもね、君には平穏が訪れるべきなんだ。
A life - or death - where you can be free of the intangible, invisible wounds that you've shouldered for so long.
生きている間 ―仮にそうでなくとも― 長い間君が抱えてきた、曖昧で見えない傷から解放された程度で何の罰も当たることはないよ。
And you won't be alone, not in your last moments.
覚えておいで。
例え最期の瞬間だって、君は1人ではない。
Come here, Little one.
こちらにおいで、可愛い子。
One touch and I'll see it all: all your pain, all the hurt.
君にひとたび触れると、俺は君が今まで感じてきた全ての苦痛を経験する。
I'll live through it all, just as you did whether or not I want to.
そして君が今までそうしてきたように、君の代わりに今度は俺がそれらを抱えて生きてゆく。そこに俺の意思は関係ない。
This is my curse and your blessing.
これは俺にとっての呪い。そして、君にとっての祝福だ。
Your happiness for my pain- A fair trade, darling.
君の幸福は俺の痛みに… 等価交換だよ、愛しい人。
But don't feel guilty; this is all I've ever known.
でも、君が悪く思うことなんてないからね。これは俺だけが知り得ること。
There it is, the lights in your eyes.
ほら、君の瞳に光が戻った。
It's wonderful, I envy it.
なんて素晴らしいんだろう、…羨ましいよ。
You are free now; your grief is now mine to bear.
君はもう自由だよ。君の悲嘆は、この瞬間から俺が全て引き受けるから。
Now rest, little one.
ゆっくりお休み、可愛い子。
I wander, reigned everywhere, belonging nowhere.
俺は彷徨い、至る所でこの力を使い、また彷徨った。
No one never remembers the pain, but I do.
俺以外、誰一人として苦痛を覚えている人は居ない。
It's okay. (It's not okay.)
これでいいんだ。
(そんなわけがないだろう。)
You're fine. (Are you for fucking real?)
お前は大丈夫だ。
(本気で言っているのか?)
Stop!
やめろ!
Stop.
…やめてくれ。
I closed the wounds of so many, only to be overtaken by my own.
自分の傷を隠すために、数多くの傷をしまい込んだ。
The trauma of all those I've felt...
I Hold on to those moments.
I keep them safe, secure.
今まで俺が感じてきたトラウマ…
俺はそれらに取り縋り、俺以外の誰も触れないように厳重に管理している。
The silent wishes of the thousands I've taken from far outweigh personal repercussions.
そうやって抱え込んできた幾千もの声無き願いは、いつの間にか俺自身の傷を遙かに超えていたようだ。
And so their stories remain ingrained in me, buried.
Buried...
そして、彼らの物語は俺の奥深くに根付いていく。
My memories in me; me in the ground.
その過程で、元々俺が抱えていた傷すら分からなくなってしまった。
I can't keep up this pace of chasing what feels most like home.
もう、限界だ。
As long as I remember, I've run away from connecting with people normally.
I stood out, unseeingly because of my abilities.
物心付いた頃から、俺は人と普通に関わることを避けてきた。
意図せずとも、この能力のせいで目立ってしまうから。
I mean, in the end, in my loneliness, I returned to seeking people out the only way I knew- in the fire, on common ground.
結局、俺の孤独を埋める、人と繋がる共通基盤は燃え盛る炎の中。
それに縋るしかなかった。
But for you, I have to learn to warm myself up too.
だけど君のために、自分自身を暖める方法も学ぶ必要があるね。
We can't separate ourselves from our traumas- we can only grow to live with them.
完全にトラウマを切り離して生きていくなんてことは不可能。
俺たちはなんとかしてそれらと共存していくしかない。
I don't feel much different most days, but I'm at least here, helping as I can in the company of good people.
殆ど変化は感じないけれど、XSOLEILにいるときは良い人々に囲まれながら、俺に出来る限りのことをしている。
It takes time to adjust, but I'm learning to accept their concern for me.
どうやら、みんな俺のことを心配してくれているらしい。
まだ時間がかかるけど、でも少しずつそれにも慣れてきているよ。
Through their support, I've been able to look at what's beyond.
And I see that there is still more to do.
彼らのサポートのお陰で、俺はこの先について考えられるようになった。
そして、俺にもやるべきことがあるということにも気づけた。
I want to belong.
I want to see the world as you do.
俺はここに居たい。
そして、君と同じように世界を見てみたい。
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これで和訳は終了となります!最後に世界観や用語などの解説を少し。
Lore Video:多くのENメンバーがデビュー配信冒頭で流す、『自分の過去』『にじさんじEN、そのユニットに加入したきっかけ』を紹介したビデオのこと。
内容の解説:彼はいわゆる超能力者です。彼の能力は、「自分の身を削ることで、人の抱えた傷やトラウマなどを吸収することができる」というもの。
「自分の身を削る」つまり、人が負った痛みを彼が代わりに引き受ける訳です。ということで、能力を使用する度に彼の心はダメージを負っていきます。
そしてこのLore Video内では能力の使用に伴い彼は相当のストレスを抱えていて、それを誤魔化すためにまた能力を使って… という悪循環に陥っていました。
でもそんな時にXSOLEILと出会い…といった内容です。
XSOLEIL:彼が所属していたユニットの名前です。XSOLEILは『無限学科』という学科の生徒会メンバーたちというコンセプトのユニットで、彼以外のメンバーも様々な超能力を持っています。
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さて、いかがだったでしょうか!
彼は今年(2024年)の8月ににじさんじENを卒業しており、今は新しい道を歩んでいるはずです。
でも、この記事を通して少しでも「ヘックス・ヘイワイヤー」という彼に興味を持って頂けたなら1人のSicklings(ヘックスのファンネーム)としてこれ以上に嬉しいことはありません。
今後もにじさんじENに関する内容の記事を上げていくと思うのでよろしくお願いします!
それでは今回の記事はここまでー!
次回の投稿でお会いしましょう!