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編入試験を受けてから2年が経って。

はじめに

11月もあっという間に半ばに差し掛かりました。「あー、もう1年も終わりかぁ。そういえば編入試験受けたのも11月だったな。」と思い、カレンダーを見返すと、奇しくも2年前の今日、2022年11月13日が私が編入した大学の編入試験日でした。「2年」のあっという間さにつくづく驚かされます。

今回、noteを執筆しようと思ったきっかけは、先日、弊学の今年度の編入試験が行われ、2年次編入を受験したが、落ちてしまい、3年次編入を受けようか迷っているという旨の連絡をnote経由でいただいたからです。

『編入試験』、この1つの出来事が人生を決めることは全くもってないと思います。しかし間違いなく人生を変えることのできる出来事でもあります。

前置きがながくなりましたが、今回私がこのnoteで伝えたいこと、話したいことは、「今の私が編入試験について思うこと」と「編入試験に合格して得れたこと」の2つです。この2つの話を通じて、少しでも多くの方の選択がより良いものとなることを願っております。


①今の私が編入試験について思うこと

声を大にして言いたいことは、編入試験に合格して、入学して終わりではありません。入学してから何をするか、何を達成するのかが重要です。編入は手段であって、ゴールではありません。ここを履き違うと編入したからといって楽しい生活が、望んでいた生活が手に入ることはないと思います。

その上で、私自身、編入試験を受験したこと、そして合格した2校から弊学への入学を決意したこと、どちらも後悔のない選択になりました。

もし編入試験を受験する方は今一度、なぜその大学を志望するのか、入学して何を学びたいのか、何をしたいのかを考えて(思い出して)ほしいです。

※もちろん学歴コンプがダメというわけではないですが、それがモチベーションの全てだと意外と長い試験勉強生活を耐え抜くのは厳しいかなというのが個人の印象です。

私の場合、
・マーケティングを専門的に学びたい
・入りたいゼミがあった
の2つが強いモチベーションとなっていました。

このように目標が定まっていたので、入学後には多くの専門科目を履修し、入りたかったゼミに入ることを達成し、充実した学生生活を送れています。

あとはやはり、「親への感謝」です。
私の場合、親の理解・支援なくして、編入試験を受けること、入学することはできませんでした。

私は当時、実家のある隣の県の地方国公立大学と現在通っている都内私立大学の2校から合格をいただきました。マーケティングを専門的に学びたいという点からは間違いなく今通っている大学の方が良かったですが、何せ都内での一人暮らし・生活費+私立大学の学費というとんでもない金額がかかるため、親にかなりの迷惑をかけるなと考え、断念しようかと考えていました。家は決して所得が多いわけではなく、奨学金を借りるとはいえ、それでも親がかなりの額を支援してくれなければ、通うことは不可能でした。

そこで、地方国公立大学への進学を真剣に考えていました。当時通っていた大学も私立であったため、そこに比べて学費が大幅に安くなるため、金銭面の観点からは親にとってもいい選択だったと思います。

しかし、マーケティングに興味があることや色々な価値観・人が混在する都内での生活を体験してみたいという私の思いを両親は理解してくれており、快く都内私立大学の入学を了承してくれました。(むしろ親に行け!とまで言われました。)

あの時、私自身が地方国公立への進学決めていたら、今頃どうなっていたのか全く予想もつきません。多分今より楽しい生活は送れていないのかなと思います。

無理なものは無理ですが、やはり親への感謝、そして編入への想いはしっかりと伝えておいた方がいいなと思います。

②編入試験に合格して得れたこと

色々あります。
・マーケティングの知見
・ポジティブ・興味があることに挑戦しようと思えるマインド
・色々な人との出会い
・一人暮らしの大変さ etc.

大きくまとめれば、楽しい大学生活を得ることができました。
興味のあるマーケティングを学術面のみならず、さまざまな角度から学べたこと。就職先もマーケティング関連の会社です。
編集試験合格という成功体験もあってか、「興味のあることには何事にもとりあえず挑戦してみよう。」という思考になりました。例えば、接客業面白そうと3年の後半に思い、カフェでのバイトを始めてみるや面白そうと思った講演会に足を運んだり、全く専門の関係ないけど、pythonの講座受講したり、コンペに出たりなどなど。「失敗してもいいからやってみる」そんな思考になりました。
人との出会いは思っていた以上のものでした。ゼミでのつながりや社会人の方とのつながりなど実家のある地方にいた時以上に色々な価値観に触れることができ、色々な話を聞くことができました。

最後に

繰り返しになりますが、『編入試験』の受験、合否が人生を決めることは全くもってないと思いますが、間違いなく人生を変えることのできる出来事ではあります。合格したことで得れることも実際多くあります。

また来年度の各編入試験に向けて動かれている方、迷われている方、色々な方がいると思います。動かれている方とにかく何のために勉強しているのかの合格の先にあるものを日々確認し続けてください。迷われている方はとことん悩んでくださいと言いたい気持ちと迷いすぎると勉強時間がなくなっていのではやめに決断をという歯切れの悪いことしか言えませんが、何に迷っているのかをまず明確にすること、そしてそもそも編入した後に何をしたいのかを考えてみてください。もしかしたら編入したくなるかもしれません。

このnoteが誰かのより良い選択につながれば嬉しいです。




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