四国へふらり7日間 ⑦香川(松本)
暖かい朝の日差しを感じつつも、冬の寒さで毛穴がキュッと引き締まるあの感覚。鼻先がツーンとするけどなんだかワクワクする感覚。今日はそんなスタートを切った一日でした。朝のフェリーで小豆島を発ち、高松の商店街を散策しました。今日は①見慣れたものを見て安心するということ、②小麦粉が美味しすぎることについてシェアします。
①見慣れたものを見て安心する
観光地や自然を堪能した過去6日間を経て、今日久しぶりに「街」を通りました。今日散策した「高松中央商店街」は2.7kmと日本一長い商店街だそうです。
ながーい商店街を歩いていると、見覚えのあるお店が目に入りました。その途端何故か心に安堵が押し寄せました。この数日間慣れない風景や、方言、食べ物に囲まれていてたくさんのワクワクと同時に、絶えず緊張感もありました。旅をすることが楽しいのは帰る家があるから。見慣れている風景や人、文化があるからこそ異文化を心から楽しめるのだと思います。
大好きな家族や友人がいて、食べ慣れた味があって、生まれ育ったふるさとがある。今まで経験した喜びも悲しみも悔しさも大切な思い出も、全てがあるからこそどんどん次のステージへ前進できる。
たまに後戻りする時があっても視線は常に前方に向けて生きていきたい。与えられた命を楽しみながら次のステップを踏み出したいと思いました。今朝最初に訪れたカフェで聖書をじっくりと読みながら、明日関東に戻ってから、どのような人生をスタートしたいか思いを巡らすことができ感謝です。見慣れた風景に戻るけれども、今までと全く同じライフスタイルに戻るのではなくComfort Zoneから一歩進み出そうと思います。
↓ カフェLIMA、カフェラテLサイズ(600円)。思ったよりもお値段が高くてびっくりしましたが2時間ほどかけてじっくりと味わいました。
②小麦粉って美味しすぎる。
香川は別名「うどん県」と呼ばれていますが、その名の通りうどんがめちゃめちゃ美味しいです。今日もお昼はうどんを食べました。セルフうどんだと毎回サイドメニューの天ぷらに手が伸びてしまいます。
↓「さか枝うどん」ぶっかけ・温(310円)、さつまいも天(100円)
そして今日気づいたこと。うどんが美味しい場所はパンも絶品ということ。
「高松中央商店街」を歩いていたらとても可愛いパン屋さんがありました。なんと私の大好きなあんバターパンも置いてあり、躊躇なく買いました。温められなかったことが残念ですが、これがもう美味しすぎて感動しました。
↓「春風堂」で購入したあんバターフランス。バターが分厚くて、粒あんがたくさん入っていて、パンもパリパリふわふわでした。他のパンも種類がたくさんあり楽しかったです。
パンもうどんも本当に美味しい。グルテンフリーや糖質オフダイエットが人気なころですが、こんなに美味しいものを制限するとなると逆にストレスが溜まって体に良くないかもしれないですね。それくらい美味しかったです。小麦粉って、美味しい。美味しすぎる。
とうとう明日は飛行機で関東に戻る日になってしまいました。早いようで長かった四国ふらり旅。残された貴重な数時間も、元気にうどんとパンを食べて帰ろうと思います。
つづく