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自分の好きなものを好きになってくれる人が増えると嬉しい

人それぞれ好きなものが異なる。
それは生まれつきなの?今好きじゃないものは一生好きになれないの?
私はそうではないと思う。何かのきっかけで、無関心なものが好きに変わったり、嫌いだったものが好きになったり、することがあると思う。

だからきっと、好きじゃないものって、ただ魅力を見つけることができていないだけなのではないかな。
誰かが魅力を伝えてあげると、何か変わるのかもしれない。

そんな考えを持っているからなのか、私の好きなものが世間一般からそんなに好かれていないものだからなのか、私はいつも布教活動をしている。

まずは陸上
小学生の頃から12年間短距離(100m~400m)をやっていた。走り込みのきつい練習とタイムが出た時の喜びと走る時の風が好きだった。
走り込みが好きなんて、頭がおかしいと思う人が多い。
「走るのなんて何が面白いの?辛いだけじゃん?」って意見をよく聞く。これは、陸上部ならよく聞くフレーズのはず。きっとあるある。
こんな風に嫌われがちな陸上競技をすごく愛していた。だから、陸上始める人がいるとすごくすごく嬉しくて、大歓迎していた。
「陸上好きになってくれて嬉しい」みたいな発言をすると、「あなたは陸上のなんなんだ?」と言われそうだが、好きなものを好きになってくれる人が増えるってとっても幸せなことだと思う。

中高生の頃、数学の先生になりたかった。
この夢を持った理由はいくつかあるけど、そのうちのひとつが「数学楽しいのに毛嫌いしている人が多くてもったいない」という思い。
学問って学び方ひとつで好き嫌いが決まりやすいものだと思う。
だから、なんとかして多くの子に数学の魅力を伝えたいと思っていた。

そして、今わたしが広げたいものは自然言語処理

すごく応用分野が広い技術だけど、どうしてもハードルが高いみたい。
同じように情報系の方にお会いしても「自然言語処理は難しいからな〜」と言われることが多い。
「難しい」という表現には「わかるようになれば楽しいかも」という可能性が隠れているのではないかと考える。
きっと私の伝え方次第で、何か変わるかもしれない。

「難しい」→「楽しい」に変えるために私ができることとして、1.わかりやすい説明ができるようになる、2.簡単に実装できる例みたいなものを作る、があると思う。
自分が行動することで、自然言語処理って楽しいじゃんって思う人が増えたらいいなと日々考えている。


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ゆ
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