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友人があっさり妊娠して、心のダム大崩壊

先日のnoteでお伝えしたとおり、母が会いに来てくれました。
毎日美味しいごはんを食べに行き、他愛もない会話をして。
私の希望だったおにぎりまで握ってもらいました。

4日間という短い間にこれだけ元気チャージできたから、しばらく大丈夫だ!



と思った矢先。

昼ごろ空港までお見送りをして、そのわずか数時間後。




友人がさらっと妊娠報告をしてきました。


その子は、いざ妊娠したらどうしようとこわくなって最初の1回はわざとタイミングを逃しちゃったんだよね~と言っていたのです。それが6月ごろの話。
多分、7月のタイミングで一発でうまくいったんだと思います。

私の率直な感想は「妊娠を怖気づくような人たちのところに一発で赤ちゃんが来るなんて、なんて理不尽なんだろう・・・・。」でした。
もし妊活が上手くいかなかったら、通院のためだけに一緒に日本に行かない?なんて提案してきていた方だったんですよ。本当に悔しかったです。

自然排出を待ち続け、待ち疲れている私には喜ぶのは無理です。
自分の心のイヤな部分が目に見えそうになるぐらい、どす黒い気持ちが、モヤモヤが私の心を占拠しました。返信をするのにも1日かかりました。

せっかくの楽しい気持ちが台無しで、せめて1日前に言ってくれればまだ母は傍に居てくれていたので、立ち直れたかもしれないのに・・・と大泣きしました。

夫には私が泣きじゃくる理由がわからないみたいで、いろいろ話しましたが、「別に競争しているわけじゃないじゃん」「彼女は悪くないよ」という今必要じゃない言葉をかけてきて、本当にキレました・・・。
私は30代に入っていますし、子どもも2人以上欲しいという希望があります。
もともと排卵検査薬もうまく反応しているのを見たことがないんです。競っているわけではないけど、なるべく早く産みたいなとずっと思っています。

そして、競争じゃないだの彼女は悪くないだの、そういう正論みたいなことも分かっていないと本気で思ってるの?
頭でわかっているうえで、心のやるせなさが募っていて、誰も攻めることができないから苦しいのに・・・。

ただでさえ駐在妻に囲まれる日々。仕事に専念したい人や、結婚に興味はないという人は勿論ほぼ0ですからね。結婚済みで仕事もない私たちにとって、妊娠や子どもの話を考えていない夫婦のほうが少数派だと感じています。周りの子たちが妊娠する確率は、日本にいるときより確実に高い。

かといって他の事に目を向ければ・・・とも思いますが、仕事もできないのでやりがいのあることもないし、自由に出かけられる手段もないし、気分転換ができるような場所も日本のようにはありません。
ほとんど家に一人ぼっちなので、孤独感も感じます。

実際に体調の変化があるのは女である私だけですし、いつ大量出血するかヒヤヒヤして生活しなきゃいけないのも女である私のみです。
この感覚を味わうことのない男性には、共感してもらうのは難しいんだろうと思いました。

ということで、そろそろ手術をしないといけない頃合いだと思うし、いま駐妻世界に身を置いていると心が脅かされる危険性があるので、いったん日本へ逃避することにしました。

母にはせっかく来てもらったばかりで申し訳なかったのですが、本来の元気な自分を取りに帰るつもりで、数週間の帰国を楽しみたいと思います。


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