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Asobicaデザイナーが振り返る|Vision『コキャチュウ』の浸透について
みなさんこんにちは〜アドカレDay11担当のyurieです🙋♀️
普段はブランドデザイングループでマネジメントや組織開発などをしています。
デザインGrpのnoteもありますのでぜひご覧ください💁♀️(宣伝)
現場デザイナーが沢山発信してくれているので、Asobicaのデザイナーに興味がある方はぜひご一読ください!
去年の今頃を振り返る
「ああもう年末…2024年が終わってしまう」という焦りと充実を感じる日々🏃♂️➡️
そんな中、アドカレ執筆の依頼を受けまして、「去年の今頃は何をしてたんだっけ?」と振り返ってみました💭
ちょうど当社のVisionである「コキャチュウ(=顧客中心の経営をスタンダードにする)」のビジュアルを作成していたので、デザインフローと振り返りをさせてくださいませ🙏
まずはアウトプットをご覧ください💁♀️
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なんだか読みにくいロゴが目を惹きますね。
これは社内で「コキャチュウ」をもっと浸透させよう!というプロジェクトでビジュアル依頼をされた際のアウトプットです。
「コキャチュウ」の発語しにくさをそのままロゴにしたようなデザインが気に入っています🙌(当時はコキャチュウとコチュジャンを頻繁に読み間違えていた)
コキャチュウとは何か🤔
作成にあたり、私自身がコキャチュウへの理解と解釈が必要でした。
冒頭にお話した【コキャチュウ=顧客中心の経営をスタンダードにする】が、当時は詰まるところなんなのか、自分の言葉で伝えられるメンバーは多くはなかった印象があります。
私もそのうちの一人で、「お客さん(生活者)にとってより良いサービスを提供できること」などのぼんやりとした理解でした。
コキャチュウをもっと社内浸透させよう!というプロジェクトが社内発足した理由も其処にあったのだと思います。
そのため、まずは話し合いだ!とディスカッションをすぐに準備。今田さん(CEO)、オブさん(CCO)にインタビューしながら、理解を深めていきました。
ここで印象的だったのが、今田さんから私に対して「コキャチュウとは何か」と問いがあったことです。「コキャチュウとは自分(今田さん)の中にあるものではなく、一人一人の中にあるものだ」と話されており、自分の言葉で語れることが重要なのだと改めて気付かされました。
その後も今田さん、オブさんとディスカッションを進め、結論、私の解釈するコキャチュウは「全ての生活者が好きなモノ・コトを自覚し、自信を持って答えることができる状態に近づけること」になりました💡
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コキャチュウ理解のヒントになるステートメントを作成📝
コキャチュウの解釈はあくまで私の解釈にしか過ぎません。
ですが、コキャチュウ浸透プロジェクトを支えるアウトプットとして、皆さんの解釈の一助になれば、とステートメントを作成しました。
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コキャチュウを達成した世界の人々は「好き」と「熱狂」に包まれます。様々なブランドが提供するサービスに対し、「そうそう、これが欲しかった!」が溢れる世界です。そのためには数字を追うだけではなく、生活者の方を向いて事業活動すべきだと理解しています。
またサービスを提供する側としてではなく、生活者の自分としてもとっても嬉しいと想像しました☺️
自分のことを想って色々なサービスを提供してくれるブランドさんって本当にありがたいよね!という想いを込めて、締めに「コキャチュウな世界にサンキュウ。」の一文を配しています。
コキャチュウな世界はあたたかい?🔥
さて、ステートメントでコキャチュウを咀嚼し切ったところで、いよいよグラフィックに取り掛かります。
コキャチュウのロゴやオブジェクトを制作するにあたり、以下のグラフィックトンマナ(キーワード)を定めました。
人の体温を感じられるような「熱(血色感)」
コキャチュウを創出する「未来への可能性(強い意志)」
待っている未来に対する「ドキドキ(心臓が跳ねる音)」
これらから連想されるロゴとオブジェクトを作成したものが、冒頭のデザインです。
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この季節に見るとなかなか暖かそうな配色ですね⛄️🧣
先ほど提示したトンマナにそって作成した時は、特に心臓の音を意識していました。(表現方法が悩ましいと感じていたため)
いま改めて見てみると、コキャチュウという概念にとてもあたたかみがある解釈は間違ってなかったと感じました。
Asobicaはコキャチュウ精神で溢れている🫶
私の普段の業務においてはブランディングやコンセプト設計が挙げられます。
直近では主にCS部門とあるコンセプト設計のためのワークショップを開催しています。なので、ディスカッションの機会が非常に多いです。
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その過程で、CSメンバーは常に顧客のことを考えていると感じます。
人によって表現は違うのですが、顧客と対等であること、切磋琢磨し合える関係、共創するパートナー、お互い様と言い合える信頼関係など、自然とそんなワードが飛び出すんです。そのどれもがその人なりのコキャチュウへの解釈だと私は思いました。
上記は一例です。Asobicaはどんな部署でもコキャチュウ精神を持っています。
そして、じわじわと社内に染み出したコキャチュウは、ついにはノベルティになります🍇
社外にもこうしてコキャチュウが認知され、当社の顧客にもコキャチュウというキーワードが少しずつ浸透しています。(とても嬉しい)
改めて、コキャチュウを定義・可視化しなかった一年前と比べると、全社の意識だけでなく、顧客の意識も少しずつ変わってきているのかなと思いました。もちろん、デザインだけでなく日頃顧客とコミュニケーションをとってくれる部署メンバーのおかげです。全社一丸でVisionを実現しようとしていることが実感できます。
Asobicaでコキャチュウの実現にトライする💪
さて、ここまで振り返りでした✏️
こうして振り返ってみると自分のマインドも、周りの環境も一年の時を経て大きく変わったと思います。とても良い方向に。
来年の今頃もまた、変化を喜べるようコキャチュウに挑戦したいと思います🙏やるぞー!
(ここからは宣伝です🎅)
コキャチュウに紐付く私たちのプロダクトもよかったら見てみてくださいね。
一緒にプロダクトを作ってみたい!デザインでコキャチュウしたい!と思ってくださった方はこちらのページもどうぞ🙌
ここまでお読みいただきありがとうございました🫶
少し早いですが、MerryChristmas&良いお年を〜!🎍✨