言葉の不思議と思い込み
つい先日の話です。長い時間座って作業した後、左ひざに痛みが出ました。だんだん痛みが強くなってきて、曲げ伸ばしの時に強めの痛みがありました。湿布をしたり痛み止めを飲んだりしましたが、あまり良くならなかったのです。
その時は「あ~年には勝てないなぁ」なんて思っていましたが、そんな時にふとYoutubeを見ていたら「言霊」についての話をしていました。
ある精神科医の話なんですが、ポジティブな言葉を言ってると良いことがあったり、困難と思っていたことがすんなり解決したりする、という話です。反対にネガティブな言葉を言ってると、良くないことが起こったり、状況が悪化したりしてしまう、と。
その話に興味が湧いたので、ちょうど痛い膝を相手にやってみることにしました。寝る前に膝をナデナデしながら、「治る、治る」と口に出して言ってみたんです。
そして朝、起きて立ち上がろうとした時に膝を曲げると痛くないんです。あれ?痛くないぞ?これが言霊の力?なんだかうれしくなりました。しゃがんで立ち上がるときは少々痛みが出ますが、それでも前の日よりは痛みが強くないのです。
その精神科医の話ですが、脳は主語をすっ飛ばしてしまうので、他人に言っている事でも自分に言っていると判断してしまい、悪口も愚痴も褒め言葉も全て自分のこととして受け取ると言うんです。実際に声に出していても、頭の中で思っていることでも同じらしいです。
その話を聞いていて思ったことですが、現実は自分を映す鏡だというのが改めて理解できたように思います。普段から意識している、していないに関係なく、何気なく言っていることや思っていることが、今の自分の現実を作っていると。
精神科医の話は主に脳の話でしたが、バシャールやエイブラハムたちが言う宇宙も、主語をすっ飛ばしてしまうのでフォーカスしたことをフォーカスした通りに、そのまま送ってくれるという話を思い出しました。
ポジティブなフォーカスならポジティブが、ネガティブなフォーカスならネガティブが。法則、というよりはそのまんまですね。バシャールの言う「自分が与えたものが、自分に返ってくる」とはこのことかなと。
そして、普段言っていることや思っていることがネガティブなことだと気づいたら、いい機会です。その奥にある観念について考えてみることができます。
大体がどこかで聞いた思い込み。あのときの先生が、親が、友人が、テレビに出てるコメンテーターが、職場の先輩が、上司が、などなどいろんなところから私たちは良くも悪くも「聞いて」いるんですね。そして意識の底にその言葉が思い込みとなって溜まっていくのかもしれません。
バシャールやエイブラハムたちが言っていることが、動画と膝をきっかけに改めてわかるなんて思ってもみませんでしたが、普段から気分の良くなる言葉を使うということは、人生に良い影響を及ぼすということなんですね。
言霊って本当にある。良い言葉を使って生きましょう。