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断捨離の末に

1年半ほど前に部屋の掃除をしていて見つけた卒業アルバム。見てみると苦い思い出ばかりで落ち込んでしまいました。そんな気持ちになるならこれはなくてもいいものなのではと思い、捨ててみました。

その後は不思議と学生時代のことが気にならなくなったので、自分の部屋の中のものを見直してみようと思いました。

まずはクローゼットの中を見てみると、着づらくて着ていない服、痩せたら着ようと思っていた服、サイズの合わなくなっていた服、使い切れない頂きもののタオル類、カビの生えたバッグ。そして細かいものを入れたケースなど。ゴミ袋が大量になってしまい、衣類リサイクルの置き場や、ごみ収集場に持っていくのも大変でした。

それでも断捨離は1回では終わりません。シーズンごとに物を出しては捨てて片付けていました。

そうしていたら、あの別れ話です…。

そのあとは引っ越しするため、というか天国行きを考えたりもしたので荷造りというよりは身辺整理のようになってしまいましたが、かなりのものを処分しました。

引っ越しが決まり荷物を軽自動車で運んだのですが、3往復で済みました。ほとんど身の回りのものです。家電はテレビと扇風機とミシン。あとはノートパソコン。細かいものや衣類の段ボールも10個あるかないか。仮置きした6畳間の半分にも満たない量でした。

それでも引っ越しした後荷ほどきをしていると、なんでこんなもの持ってきたんだろう?というものがあったりして、少し処分をしました。

そんな頃に見ていたYoutubeで知ったのが「カレン キングストン」さんの「ガラクタ捨てれば自分が見える」という本についてでした。基本的には風水なんですが、掃除も大事だけど、まずはガラクタを捨てましょうってことから始めます。

風水定位盤にそって、そこにあるガラクタを捨てたり片付けたり掃除をしたりしていると定位盤に書かれた運気が良くなるというもの。

ガラクタとは…
1 あなたが使わないもの、好きではないもの
  これは文字通り。嫌いなものはエネルギーを下げる元。
2 整理されていない乱雑なもの
  部屋のごちゃごちゃは心のごちゃごちゃ。
3 狭いスペースに無理に押し込まれたもの
  物を押し込めば押し込むほどエネルギーの流れが悪くなる。
4 未完成のもの、全て
  壊れたものや放置しているもの。
というもののことだそうです。

私が断捨離をする前は、100均で買った小さな置物とか、文房具の多すぎるストック、使いこなせないコスメ。書けばキリがないくらい物があふれていました。

当時の部屋に風水定位盤を当てはめてみると、全ての場所が見事にガラクタだらけ。クローゼットやキャビネット、タンスの中がぎゅうぎゅう詰めでした。

断捨離してエネルギーの流れが変わったということなのか、ため込んでいた物に執着するのをただやめたからなのか。何にしても何かが合わなくなった結果、別れは起こるべくして起きた、ということかもしれません。

50歳過ぎたら、また改めて断捨離をする予定です。今度は終活として。







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