4月になったところで
note開いていただきありがとうございます
こんばんは、時刻は23時28分。
新学年早々若干の遅刻をかました、三角の刺し身です。
川村元気さんの小説「4月になれば彼女は」を意識したタイトルをつけました。
読んだのは何年も前なのでいまいち内容を覚えていないのですが、好きな小説だと感じたことだけは覚えています。もう一回読み返したくなりました。
4月1日。新年度になりました。
春は出会いと別れの季節。その「出会い」の時期がやってきました。
そういえば、「出会いと別れの季節」とはいうものの、実際には別れの時期の方が先ですよね。なんで出会いが先にくるんだろう。
弊学では、4月1日から早速授業が始まりました。
しかも1限から5限まで。
午後は実習だったので、班分けによって早い人は3限まで、遅くて5限までというスケジュールでしたが、遅い方にぶち当たってしまいました。
しかも3限まで授業、4限が空いて5限という。
色々やることはあったのでいいのですが、なんとも微妙なスケジュールでした。
そんな1日から始まった新年度。
4年生となり、6年間の大学生活も折り返しとなりました。
今年度はCBTもOSCEも控えている。そして順調にいけば年明けから臨床実習が始まる。大きな転機となる1年間だと思っていました。
きっと授業にも身が入り、勉学に励む優秀な学生に生まれ変わるのだと信じていました。
ですが蓋を開けると、何も変わることはない。
いつものように授業は大して聞いちゃいないし、忘れ物をして昼休みに慌てて取りに帰ることになるし、何も成長していませんでした。
強いていえば内職のやる気はありました。
4月になったところで。
年度が変わったところで、学年が変わったところで、人は急には変わることはできないものだなと、感じてしまった1日でした。
人が変わるための方法の1つとして、環境を変えるということがあります。
ですが医学部医学科という村社会において、環境の変化など大してありません。
強いて言えば留年生が出たので試験の時に書く出席番号が変わりました。
ですが教室にいけば待っているのはいつもの友人たち。
刺激より安心が勝る、好きな空間が広がっています。
車は急に止まれない。
人は急に変われない。
だからこそ、1日1日、少しでも今までより変わったこと、「今日はこれができた」と思うことを積み重ねていく。
それが、いつか人が変わるということにつながっていくよう、丁寧に生きていきたいと思います。
4月になったところで。
いつもは本文を先に書いてタイトルを最後につけているのに、今日はタイトルが最初に浮かんできました。
それくらい最初に浮かぶ感情だったはずなのに、今、なぜかワクワクしています。
明日も忙しい1日になる予定です。
明日の自分、頑張れ。
時刻は23時47分。
お読みいただきありがとうございました
よろしければ、明日もお付き合いください。
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